プロフィール
名前 | アスモデウス・アリス |
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性別 | 男性 |
身長 | 178cm |
体重 | 67kg(羽と尻尾除く) |
誕生日 | 6月6日(悪魔の日) |
見た目年齢 | 16歳 |
一人称 | 私 (おそらく幼少期は「僕」) |
呼び名 | アズくん(入間)、アリス(悪入間)、アズアズ(クララ)、アリスちゃん(アムリリス)、アリス兄様(家族) |
所属 | 悪魔学校(バビルス)『問題児クラス』1→2年生、魔具研究師団、魔術開発師団(一時期) |
得意魔術 | 火炎系呪文 |
位階 | ダレス(4)→ヘー(5)(心臓破り後) |
使い魔 | ゴルゴンスネーク |
家族 | アムリリス(母)、ビオレ&リリー(従妹) |
好きな物 | 入間の存在そのもの、紅茶、クララが持ってくる安いお菓子 |
苦手な物 | 母親、魚(匂いすら嗅げない)、(入間以外に)「アリス」と呼ばれる事 |
家系魔術 | 不明(み?) |
CV | 木村良平 |
舞台演者 | 松井勇歩 |
名前の由来は七つの大罪の一つ、色欲と破壊の悪魔アスモデウス。
概要
悪魔学校(バビルス)入試主席の名門出身のエリート悪魔。礼節を尊ぶプライドの高い性格。一部の者からは「炎の貴公子」の異名で呼ばれている。
自身の晴れ舞台となるはずだった入学式の主席演説を、主人公の鈴木入間(実際は理事長の重度の孫バカによる権限執行)によって台無しにされたことに逆上し、彼と決闘するが危機回避能力に長けた入間に敗北。
それ以降は誰だお前というレベルにまで入間に心酔し、何事も入間様第一の下僕となって彼と行動を共にする様になる。
人物
制服は美意識に反するのか、常にアクマーニのオーダーメイドの白の礼服を着用。ジャージすらも自前だったが、音楽祭の練習ではクラスメイトの押しに負け指定ジャージを着た。
収穫祭から髪が伸び、入間のイメージカラーである青の組紐でまとめている。
入間からは「アズくん」、クララからは「アズアズ」と呼ばれる。収穫祭以降は一部のクラスメイトからも「アズアズ」と呼ばれるようになった。入間と家族以外に名前である「アリス」と呼ばれると嫌な顔をする。
プライドが高く排他的だが、入間に対しては忠犬を思わせる態度で底なしの忠誠心を見せる。
アニメ1stシーズン2話では「6時間と6分前からお待ちしておりました!」とかいう最早ストーカーレベルの行為にまで及ぶ。それこそ入間の為ならばパシリだろうが偵察だろうが花火作りだろうが魚料理だろうが果てには女装だろうが何でもする。その結果、二年生時に新入生代表とともに教師陣と対抗する合同昇級試験『心臓破り』で位階を一つ引き上げ、親友の位階と肩を並べられる実力を身につけるも、講師達の実力には遠く及ばない事も痛感している。
ちなみにアイドル衣装を難なく着こなしている事から、幼い頃より母アムリリスの着替えを手伝い、本人も母親からフリフリ衣装を着せられていた模様。
本人は入間の従僕になったつもりだったが、程なく入間に自分を「友達」だと言われすっかり感激し、以後は周囲に対し自身が入間の「オトモダチ」であることをよく強調する。
しかしサブノック・サブロに「オトモダチ」とは何かと説明する際「共に時を過ごし苦楽を分かちその方のためならば命を賭す血の盟約」と答えており、恐らくというか明らかに配下としての称号かなんかだと勘違いしている辺りはどこかズレている。あのクララにさえ「たまにアホ」と評される程。というかアニメ1stシーズン最終回では本当に(一瞬だが)アホになった。
その後、入間から自分とクララは「友達」より上にあたる「親友」だと言われたことで、今度は「シンユー」であることを強調するようになる。さらに勝手に「シンユー」のことを「死してなおそのお方に尽くす未来永劫の契り」とみんなに説明しており、あまりの重さにドン引きさせている。
後に入間に訂正されるが、プルソンに「僕らもイルマくんのシンユーじゃないの?」と指摘されると、「シンユーは2人までです!!」と拒否する。
当初は自らが魔王になる野望を抱いていたが、それは入間を自分の手で魔王にすることに変わり、「入間様の矛となること」が自身の野望だと言い放っている。
クララとは喧嘩友達で「アホ」呼ばわりしつつ、常に入間との「オトモダチ」度を競っているが、入間と共に3人で行動するにつれ信頼関係が深くなり、音楽祭の練習から呼び方も「ウァラク」から「あほクララ」に変わり、周囲からは3人まとめて入間軍と呼ばれている。プルソン曰く、たまに2人の写真を隠し撮りしているらしい。
入間やアメリ、バラム先生など自身が尊敬する者以外には冷たく、たとえクラスメイトでも他者を寄せ付けない空気をまとっていることが多い。
一人で過ごす事が多く、本人もまた気にしていない、いわゆる孤高の天才。
しかし、母親に付き添われて貴族会に参加した際、いじめっ子を映えさせるために命令され泣く泣く踊って欲しいと頼みにきた女性に対し、差別することなく踊り励ましたりぶつかりそうになった女子生徒を華麗にかわすと言った紳士的な(?)一面も持つ。
収穫祭を機にクラスメイトとも徐々に打ち解け、一部の男子(おもにリード)からも「アズアズ」と呼ばれるように。
サブロとは犬猿の仲で実質的なライバル関係にあり、時に活を入れられたり、バラムに師事する兄弟弟子となったり、収穫祭などでは共闘したりするなど絡みは深い。
数少ない弱点としては、あまり絵が得意ではないことで、モデルがいたり模写するのは大丈夫なのだが、オリジナルを想像して描くのがかなり苦手。ただし、入間なら想像だけ完璧に描ける。
母親のアムリリスはサリバンも属する魔界を代表する高位悪魔「13冠」の一角・「色頭」であるが、自分をちゃん付け呼びして溺愛する親バカな母親には強い苦手意識を抱いている。普段は反抗しているが、本気で凄まれると敵わない。まあどの家も母は強しということで……。
能力
無口頭魔術の火炎系魔術を得意とする。その炎は良質であり、彼の代名詞扱いになっているほど。
二年生時はカルエゴに対抗できる様にと、高火力の蒼炎を発するまで魔力を高めた。
技
- 極上の業火(ラゾーロ・フレイム)
炎の竜巻を撃ち付ける。
- 爆焔(エル・ブラスト)
爆撃弾を放つ。
- 炎の滝盾(フレイム・ウォール)
地面を炎で燃やし、敵を足止めする。
代名詞たる火炎はあくまで得意魔術であり家系魔術ではない。何故か劇中で家系能力を一度も披露しておらず、戦闘でも家系能力との併用は一度も無い。本人も家系魔術の使用を頑なに拒否しており、敬愛する入間にすら明かさず窮地に陥った際にも使うのを躊躇っているほど。
読者の間では原典である悪魔アスモデウスの権能や母親の二つ名から、色欲に関わる家系魔術ではないかと推測されている。(本編でのアスモデウスのセリフから、「み」ではじまる模様。)
悪周期形態
自身で無理矢理ストレスを引き出した姿。
かなり特殊な悪周期で、その様は元祖返りに近く、舞う様にとんでもない力で対象を破壊する。
理性はなくなり、酔った様な顔で「美壊なり(ヴィーノ)!」「破壊(ノック)」と哄笑しながら暴れまくる。元に戻させるには彼に向けて大声で「入間!」と叫ばなければならない。
作者によれば「酔ってるというより積み木をガシャーンする赤ちゃんの様に「壊すのが楽しい」ってはしゃいでる感じ」との事。
使い魔
蛇の魔物のゴルゴンスネーク。アリスと同じく火炎系攻撃が得意。主人たるアスモデウスの主人(?)故か、入間にも敬意を示している。後に「ヴィーノ」と名付ける(本人は口なじみが良いからという理由だが、おそらく悪周期の影響)。
余談
元ネタ及び始祖の悪魔
- 元ネタおよび始祖である悪魔は七つの大罪の色欲を司る「アスモデウス」。姿を見ても恐れずに敬意を払って丁寧に応対すれば非常に喜び、幾何学や天文学などの秘術を教えてくれるとされる。
- 「口から火を噴く」とされており、これが火炎系魔術が得意という由来と考えられる。
- トビト記の書物で「魚の内臓を焚き火でアスモデウスが逃げた」という記述があり、これが魚嫌いの由来かもしれない。
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