プロフィール
名前 | サブノック・サブロ |
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性別 | 男性 |
身長 | 220cm |
体重 | 95kg |
誕生日 | 12月22日 |
見た目年齢 | 17歳 |
一人称 | 己(うぬ) |
呼び名 | サブロ(家族)、サブノックくん(入間)、サブロー(クラスメイト)、兄様(シルビア) |
所属 | 悪魔学校(バビルス)『問題児クラス』1→2年生、魔王師団 |
位階 | ベト(2)→ギメル(3)→ダレス(4) |
使い魔 | ケルピー |
家族 | サブザン(父)、兄、シルビア(妹)、バール(叔父)、ヤマンダ(SD) |
家系魔術 | 武器創生 |
CV | 佐藤拓也 |
舞台演者 | 桜庭大翔 |
概要
悪魔学校(バビルス)在籍の鈴木入間と同じ『問題児クラス』所属のクラスメイト。
名門サブノック家の次男で、「金獅子」の異名を持ち、次期魔王になることを目指す猪突猛進な男。悪魔学校入学時に教師へ暴行した理由から問題児クラス行きになる。
注意:本誌のネタバレを含んでいる場合があります。単行本派の方はご注意下さい。
人物
見上げるような高身長に筋骨隆々な大男。自身を「己(うぬ)」、他者を「ヌシ」と呼ぶなど鯱張った口調が特徴。
当初は力こそ全てという考えだったが、飛行テストの際、「金剪(カナキリ)の長」に挑んで殺されそうになったところを入間に救われてからは考えに柔軟性が生まれ、彼をライバルと認めた。
アスモデウス・アリスとは火と油の関係にある好敵手同士。彼を「首席」と呼び、何かに付けては張り合い競い合っている。二学期からは共にバラム・シチロウへ弟子入りし、収穫祭ではコンビを組んだ。
魔王になることを野望とする生粋の魔王オタク。
幼い頃から魔王に憧れ、実家にあるあらゆる文献を読み漁っていた。魔王の話題に敏感で、一度語り出すと止まらない。
魔王に関する文献を読み漁り考察談義する「魔王師団」に所属。当初は戦闘系師団と勘違いしていたが、未知の魔王文献を見て感激し、そのまま入団して同志との考察談義を楽しんでいる。
猪突猛進だが、堂々とした性格をした文武両道の美丈夫。戦闘だけでなく学問や芸術にも造詣の深いオールラウンダー。向上心が強く、目先の虚栄心に囚われず、過ちがあれば反省し改める性格のため、襲撃した教師に謝罪したり、手に余ると見れば撤退する視野の広さを持つ。
また意外とノリが良く社交的。頻繁によじ登るクララを鷹揚に受け入れ、クラスの打ち上げやイベントには積極的に参加する。クラスメイトから「サブロー」と呼ばれ慕われるなど、ぶっちゃけ社交性ならアスモデウスより上。強面ながら美形らしく、実はモテる。本人もクラスメイトを刺激的なライバルとオトモダチと称している。
特に入間には上述の飛行テストの一件や家族仲など転機となることも多く、サブロ自身も入間のおかげで大きく変わることが出来たと深く自覚している。以降彼に強い友情と信頼を抱いており、魔王に興味を持ったことを非常に喜んだり、叔父のバールから入間が祖父の力を借りて出し抜こうとしていると唆されても即座に否定している。
ザブノック家は魔界有数の名家であり、魔王を輩出する事を悲願とする一族。しかし、サブロは実家とは折り合いが悪く疎遠気味。現在は実家を離れて一人暮らしをしているが、『王の教室(ロイヤル・ワン)』開放後は、そこで寝泊まりしていることをプルソンにバラされる。彼が魔王を志しているのも、一族の悲願とは関係なく彼自身の「魔王を目指す自分はカッコイイ」という欲からである。父親に関しては「上を目指す意志のないカッコ悪い悪魔」として避けていたが、入間と魔王デルキラについて語り合ったのを契機に今まで背けていたものと向き合うことを考え、実家へ帰省した(どうやら数年間顔を出していなかったようで、話を聞いた妹が驚きで椅子から落ちた)。叔父のバールによると似た者親子とのこと。なお、妹シルビアの事は可愛がっており、彼女からも慕われている。兄もいるようだが詳細は不明。シルビアと一緒に師団披露にも来ていたようだが、余程の方向音痴なのか2秒で逸れたらしい。
13冠の一人「雷帝」バールは父方の叔父にあたる。しかし彼と父は血が繋がっていないとの事で…?
「心臓破り」では、ロンロンとプル・プコとチームを組み、頼もしさから「パパ」と呼ばれてしまい、試験後もそのまま懐かれてしまう。二人に「パパ」と呼ばれる度に周りに「己(ウヌ)の子ではない!!」と否定している。
能力
家系能力は「武器創生」。
噛んでいる物質と同質の武器を作成可能。そのため、彼の一族は常に金属プレートの首飾りを身につけている。
鍛え上げられた巨躯で精製した武器を巧みに操る近接戦闘を得意とする。また、槍を精製し投げ放つ中距離攻撃や、複数の武器を一斉投射する範囲攻撃も可能。盾を精製して防御を行いつつそこから武器を生やすことで攻撃と防御を両立させることも。
使い魔は水馬(ケルピー)。水を自由に操れる。後に「オーマ」と名付ける。
特別授業指令ではアスモデウスと共にバラムに弟子入り。シンプルかつ過酷な戦闘訓練を休む暇なくこなし、連携しながら戦う事を覚えた。
悪周期解放
バラムが開発した「悪周期解放薬」で強制的に悪周期に沈んだ姿。『心臓破り』で暴走したアトリとの戦いで見せている。
この姿になると髪が黒く染まり、尻尾の形状も変化する。また精製する武器の色も黒く変色する。これはサブノック家の真の力が解放されたためであり、サブノックが全身全霊で作った武器は黒くなり通常の何倍もの痛みを生む。その痛みはかすり傷一つでも痛みのあまりにのたうち回る程であり、最悪の場合ショック死することまである。また、その際の苦しみは精製した人物に伝達されるのだが、一見デメリットにしか思えないこの効力は伝達される苦しみが快楽に変わるので実質デメリットは皆無。
その力はバラムから危険なので自分が側にいる、もしくは自分の命の危機以外では使用しないように強く言われる程。
サブロは特に家系の色が濃く出る体質なようで、家系のことを嫌っていたため過去に悪周期に沈んだことは一度だけであり、これは悪魔の中でもかなり珍しいとのこと。アリスが悪周期の修行をしていた際も一度は断っていたが、入間との会話で考えを変えた事で使用するようになった。
余談
- 元ネタおよび始祖の悪魔は「サブナック」で「サブノック」は別名。高層建築や城郭・市街を建造しそれらを武具で満たすことができる悪魔とされている。青ざめた馬に騎乗するとされており、これがオーマ(ケルピー)の元ネタではないかと思われる。