概要
13冠で魔界三傑の大悪魔サリバンが運営する魔界有数の名門校「悪魔学校（バビルス）」に併設されたクラスの一つ。
担任はナベリウス・カルエゴ、二年生時は実技担当補佐でシーダとアトリが新たに赴任。13名の生徒が在籍している。
他学年にもこのクラスが存在するのかは今のところ不明。
その名の通りアブノーマル、素行が悪く気性の荒い悪魔の中でも一際問題の目立つ悪魔が所属している。
物語開始当初は本校舎から隔離された修復工事の行き届いていない寂れた教室を使用しており、周囲からも落ちこぼれ扱いされていた。しかし『王の教室（ロイヤル・ワン）』を開放させてからというもの、最近は主人公にして問題児クラスの生徒の一人であるイルマを中心とした快進撃により一種のエリートクラスへと変貌しつつある。後に音楽祭にて全員が一年で「ダレス(4)」以上になるという偉業を達成し、プルソンの存在がフォーカスされるようになってからは、13名ということで13冠に倣って「バビルスの13冠」とも呼称されるようになる。
また、落ちこぼれ扱いされていた当初から、座学以外生徒個人の能力は決して低いものではなかったとされる。
「バビルスの13冠」と呼ばれるようになってからはより一層周囲から羨望の眼差しを向けられるようになり、彼らがいかに優雅に学園生活を送っているかを想像する生徒も少なくない。
しかし、実際の彼らは高位階であることを除けば他の生徒とさほど変わらない一人の学生であり、生徒同士の関係も趣味も嗜好も皆年相応なものにある。実際、想像とはまったく違いくだらないことをしていることが多い。
ここまで見ると本当に華々しいクラスという認識しか出来ないが、実はこのクラスに所属する多くの生徒が「元祖返り」の傾向にあるとイルマ（悪入間）やオチョの口から語られている。
代表的な例であるキリヲ同様、元祖返りは幼少期に起きた何かしらのトラウマが原因となることが判明している。実際、今現在分かっているところでも殆どの生徒が幼い頃から家庭環境や交友関係に恵まれてこなかったことが示唆されているため、その可能性は高いと考えられる。
また、本作のスピンオフ漫画『魔界の主役は我々だ!』の主人公であるシャオロンは、自身が目立ちたいという理由で、入学当初はしきりに問題児クラスに入りたがっていた。
生徒一覧（簡易版）
- イルマ(CV：村瀬歩)
- アスモデウス・アリス(CV：木村良平)
- ウァラク・クララ(CV：朝井彩加)
- サブノック・サブロ(CV：佐藤拓也)
- クロケル・ケロリ(CV：東山奈央)
- アンドロ・M・ジャズ(CV：柿原徹也)
- シャックス・リード(CV：山谷祥生)
- イクス・エリザベッタ(CV：本渡楓)
- カイム・カムイ(CV：梶原岳人)
- アガレス・ピケロ(CV：吉永拓斗)
- ガープ・ゴエモン(CV：大河元気)
- アロケル・シュナイダー(CV：土岐隼一)
- プルソン・ソイ(CV：???)
アブノーマル一覧（詳細）
本作の主人公、両親に悪魔へ売り飛ばされサリバンの孫として魔界で過ごすことになりサリバンの魔力を借り悪魔学校バビルスの生徒となる。
- アスモデウス・アリス(家系能力：■■)
学年主席の優等生だがある一件から入間（未来の魔王（予定））を崇拝し入間の矛を目指す、得意魔術は火炎系のあらゆる魔術で無口頭魔術を習得している。
本作のヒロイン兼野生児、能力【呼び出し（トイトイ）】は見たことのあるものならポケットから何でも出せる。
魔王に憧れ、魔王を尊敬し、魔王を目指す者でそのための努力は惜しまない。能力【武器創生】は噛んでいる物質と同質のものを生成・錬成できる。
顔がかわいい、能力【氷面】は冷気の氷の操作を可能とする。
- アンドロ・M・ジャズ(家系能力：盗視)
家系の癖でうっかり金品を盗む、能力【盗視（ピット）】は対象の隠し持った物を見抜き、最短ルートを示す。一瞬で盗み取る手腕は家系能力に関係ない彼自身の技術である。
ゲームと女好きのヘタレ、能力【感覚強盗（コントローラー）】は相手の五感＋魔力の感を奪う、その距離・範囲は無制限に近いが１ヵ所１ヵ所に魔力と集中力を要するため消耗が激しい。
- イクス・エリザベッタ(家系能力：好感度)
色香溢れる長身の女子悪魔、能力【好感度（フルラブゲージ）】好きになる香り放ち嗅いだものは彼女の有利に動く。
女性が大好きで女体への興味が尽きない、能力【翻訳（なかよし）】は魔獣や言葉の通じない魔族との会話を可能とする。
美青年、能力【寝床（マイエリア）】は地面（寝床と認識したもの）を自在に操作できる、寝床と認識できさえすれば何でも操作可能になり得る潜在能力を秘める。
優しい性格、能力【風太刀（かまいたち）】は風の操作を可能とし斬撃に変えられる。
- アロケル・シュナイダー(家系能力：■■)
座学成績は学年1位で百識の王と呼ばれる。
最初期からさりげなく登場していたが一年目終盤まで出番が無い、能力【認識阻害】は自分の存在感を極限まで薄くする、極めれば他者への干渉も可能とする。
- ナベリウス・カルエゴ(家系能力：■■)
通称【番犬】、アブノーマルクラス担任で位階【８(ケト)】の高位階悪魔、教師陣からはカルエゴ卿と呼ばれる、得意魔術はケルベロスを召喚してのひっかき・かみつき。
関連イラスト
元サムネ
