プロフィール
名前 | ナベリウス・カルエゴ(当初は・は=と表記されていた) |
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性別 | 男性 |
身長 | 182cm |
体重 | 65kg(羽と尻尾除く) |
誕生日 | 2月14日(バレンタインデー) |
見た目年齢 | 35歳 |
一人称 | 私、俺 |
呼び名 | カルエゴ先生、カルエゴ卿、カルエゴくん(サリバンなど)、エギー先生(クララ)、使い魔先生(問題児クラス)、カルエゴちゃん(アムドゥスキアス) |
職業 | 悪魔学校(バビルス)筆頭教師、問題児クラス担任 |
位階 | ケト(8) |
使い魔 | |
主人 | 鈴木入間 |
家族 | 父、ナルニア(兄)、叔父 |
お家事情 | 自宅住まい |
自炊 | するが少食 |
好きなもの | サボテン栽培、音楽 |
苦手なもの | 甘い物(一応食べられない訳では無い)、自身の三大嫌悪に該当する者(クララやサリバン、アムドゥスキアスなど)、オペラ |
趣味 | サボテン集め |
CV | 小野大輔 |
舞台演者 | 谷口賢志 |
名前の由来はソロモン72柱の悪魔ナベリウス。
概要
悪魔学校(バビルス)の筆頭教師であり、主人公である鈴木入間を含む問題児クラスの担任教師。
注意:本誌及び単行本のネタバレを含んでいる場合があります。アニメ派の方はご注意下さい。
人物
口癖は「厳粛に」「粛に」。
苦手なタイプの者は(彼曰く三大嫌悪)「やかましい」「節度がない(簡単に言えば礼儀がない)」、「マイペース」。西先生曰く物静かな女性が好みで、優しくされると弱いらしい。プルソン・ソイの発言によると異性にはモテる方らしく、学園の女生徒の中には隠れファンが一定数いる模様。
普段は一人称が「私」、生徒に対して「貴様」と呼ぶが、親しい相手と話す時や教師の勤めとは関係ない場では「俺」「お前」に変化する。
優秀で生真面目、プライドが高いが常時不機嫌の塊で陰湿だが厳粛な教師。生徒を「ゴミ」「アホ共」「問題児」と呼んでいる。目下の人が怒らせると実力行使になる。
時には殴ったり踏みつけたり、レースのスタートダッシュに遅れた入間を(人間だと知らないものの)崖から突き落としたり、危険だと判断した悪食の指輪を入間の腕ごと切り落とそうとしたり、機嫌によって課題を膨大に増やしたり、挙げ句の果てにはケルベリオンで踏みつけ吊るすという暴挙を見せ、生徒たちから「最低教師」「暗黒大帝」と揶揄される事も。
生徒たちが苦しむ姿を見るのが大好きで、その際には顔がゲス顔もとい満面の笑みに変貌する。
生徒に「そんなに俺らいじめて楽しいか!」と叫ばれればゲス顔で「楽しい」と即答した。
また、元同級生(腐れ縁)で同僚のバラム・シチロウによると「昔から笑う時は全身でこらえている」とのこと。
しかし、実際には非常に教育熱心な教師であり、その行動は全て生徒の成長を促すためである(陰湿であるのは間違いないが)。
自身が監督している各生徒たちの特徴や問題点などを各生徒ごとにノート一冊分にびっしりと記し、それについての対策・今後の展望などを事細かに考えている。
また、舞台は魔界で彼や登場人物は皆、悪魔であり、身の程を弁えず迂闊に手を伸ばせば命も落としうる世界であり、辛辣な言葉ではあるが要するに「生き抜くために強くなれ」「目標があるなら実力を伸ばせ」「過酷な魔界で未熟な者には文句を言う資格もない」と暴言混じりではあるが言っているに過ぎない。
それ故に自身の生徒達からはなんだかんだで好かれている模様(本人は否定しているが、周りの教師達からも仲が良いと茶化されている)。
また、10巻のスキ魔では自身の口の傷で生徒達が怖がることを考慮して1人で食事をとろうとしたバラムの部屋に彼の分の食事を乗せた大量のバイキング食材を運び込み、(カルエゴ自身は少食なので殆ど彼へのものだと考えられる)「座れ、食うだろ」と一緒に食事をするなど無意識ながらも他者を気遣う一面もあり、バラムからは「そんなんだから懐かれるんじゃないの」と思われている模様。
因みに問題児クラスの魔イングループにも参加している。(外部リンク)
自身の性格故、楽天的で自己中なサリバンに対して「アホ理事長」と貶し嫌っているが、上下関係が厳しい魔界の上司なので逆らえない(ただし、例えサリバンや13冠のような目上の相手でも不必要に遜るような態度は絶対に取らないプライドも持つ)。そして教員指導をしていたモモノキ教員からは好意を抱かれているが、本人は全く気付いていない。
音楽が好きで、大抵の楽器は演奏技術があり、在学時代に音楽祭で代表を務めて優勝した経歴を持つ。音楽祭編においては入間とプルソンにそれぞれピアノとトランペットの基礎指導を6時間ぶっ続けで行った(しかもムチで打つという鬼畜ぶり。ここまでくると完全にドSである…)。
代々番犬を務める黒犬の家系であり、恐怖が屈辱である魔界において多くの悪魔達から恐れられる貴族家系の出身である。それゆえに一般的な常識が疎い面があり、新任時代に学校の仕来りで宴会の幹事を務めた時に超高級レストラン(しかも、いきつけ)を予約したり、カップ魔ーメンを食べたことが無いどころか存在自体知らないなどで他の教師達を驚愕させている。
基本的に真面目だが、ワーカーホリックという訳ではなく、月越しに出勤していた際にはバラムと共に酒やつまみと共にテレビを鑑賞するなど、適度に息抜きをすることもある。
兄のナルニアは魔関署特別警備長を務めている。兄のことは「兄上」と呼び、尊敬しており、普段は他者に辛辣なカルエゴもナルニアに対しては畏まった態度を一貫している。しかし、バビルスで入間達に危害を加えたアトリをバビルスの教師として推薦した件でナルニアと対峙した末にナルニアをバビルスの敵として認識し、以降は敵対することを決意する。
アニメ版での台詞規制
原作での物言いがあまりに過激であるせいか、アニメでは子供番組が多い傾向にあるEテレ(NHK)で放映されているため台詞がいくつか変更されていたりする。
例で挙げると
- 原作4話「いい気になっている様ならすかさずその首掻き切ってやるからな」→アニメ3話「いい気になるなよ」のみでその後の台詞はカット
- 原作22話「粛清す(殺す)」→アニメ11話「死ね」に変更(これでも酷い)
これ以外でも生徒に「使い魔先生」と呼ばれる場面も「おい、殺すぞ」などの子供が怖がるような過度な台詞は全てカットされるか「粛に」「その呼び方をやめろ」などの台詞に置き換えられている。流石NHK。さらに小野大輔氏の少々コミカルな演技も相成ってか割りかし優しめになっている(まあ1期11話の予告でも「3回転半ひねってやる!」と殺害予告まがいのような発言をしているが…)
因みに原作において飛行レース回で入間を崖から突き落として「ちょっとスッキリした」とこぼす場面と使い魔授業回で騒動を起こしたアリスとサブロを殴ってたんこぶをつけた描写があるが、子供への体罰と見られてしまうためなのかアニメ版ではそれも描写されていない。
自身の生徒を「問題児」と呼ぶ彼自身がNHKの問題児になってしまうとは何たる皮肉でしょう。
因みに2期からは原作においてあまり辛辣な台詞が現れなくなったからなのか、規制される場面はなくなった……と思いきや最終回に於いてリードが逆さま状態で吊るし上げられるシーンが削除された模様。
これ以降もたまに生徒を縛ったり吊るし上げるシーンが単行本にあるため今後も削除・修正は避けられないかもしれない。
容姿
紫色の髪色で、睫毛の長い三白眼の鋭い目つきが特徴。頭のツノの様な部分は髪らしい。目つきが非常に悪く、常に不機嫌な顔立ちで眉間にシワがよっている。服装は大体厚着のコートで、顔や手首以外の殆どの肌を隠している。終末日での遊園地編でも服装はあまり変わっていない。西先生によれば「遊園地編での気温は涼しめの初夏でありカルエゴの服装はおかしいのだが、彼は肌を出したくないためコートを着ている」そう。
新人教師時代は髪が長く、後ろで結っていた。
外伝においての学生時代や幼少期は豊かな前髪をした短髪だった。自宅などでは前髪を下ろしており、学生時代同様の髪型であり、髪を下ろすとかなり若返った風貌となる。また、意外にも自宅では半袖のTシャツなどのラフな格好を着用することもある。
経歴
「悪魔は魔獣のみ召喚出来るが人間は悪魔しか召喚出来ない」という仕組みである使い魔召喚試験で入間が人間である事を知らない故に悪魔の生徒と同じ様に自分の印が入った羊皮種を使わせ、結果入間に召喚され使い魔になってしまう。その後ショックで寝込み、後日ようやく復帰するも、使い魔として召喚された時に濡れ衣で捕まって会議に出られず、挙げ句の果てには問題児クラスの担任を押し付けられる形となり、何かと不憫な目に遭っている。
また、アニメ1期においては入間にお色気攻撃をしようと飛び込んだクララにとばっちりで激突されるなどの不憫な場面が増えた。
挙げ句には理事長のサリバンから気まぐれで給料を減らされたり、ジャズたちにうさ耳や花飾りを付けられ写真のモデルやものまねのネタにされ、プルソンとリードによっていたずらにリボンを付けられたり、アムドゥスキアス・ポロからは「カルエゴちゃん」とお気に入りにされるなど結構いじられている。
アニメ1期では新任教師のロビンに変なあだ名(『理事長代理』や『理事エゴ』)を付けられたり、師団披露での騒動後には代理をしてくれた事に喜んだサリバンに手を握られ子供のように手をブンブンと振られるなどと弄られ場面が増えている(これを規制しないNHKはどうなのだろうか……)。
しかし、位階は「ケト(8)」であり、学園内では理事長の「テト(9)」を除いて肩を並ぶのは旧友のバラムのみで、実質学園のNo.2の実力者であり、荒事でもかなり強い。そのため、キリヲが犯した騒動の際は不在の理事長に代わりのリーダーとして行動した。なお、アニメでは理事長代理役を担う場面が増えている。
「入学式で禁忌呪文を唱える」「アスモデウスと決闘する」などの騒ぎを起こした入間を目の敵にし、さらに入間に使い魔にされてしまってからは益々入間に対し敵意を剥き出しにしていたが、時を重ねるにつれ、入間のことは認めている。
他者のために自己犠牲も厭わない(使い魔契約を交わしているので、下手な荒事に関してはエギーちゃん(カルエゴ)を呼ぶだけで解決可能にもかかわらず)お人好しの入間に対しては苦々しい思いを抱いており「もっと教師を頼れ馬鹿め」「貴様はまた無茶を…」と苦言を呈している。
それに対して入間から「それが僕の欲なんです」と返されるも内心で「手も声も震えっぱなしだぞ馬鹿が…」と心配し、収穫祭中盤において行方不明になった入間に対し「アホ生徒」と言いつつも「さっさと這い上がってこい 馬鹿者が」と学校のマイクで叱咤激励するなどして、厄介と思いつつも期待をしている様子。
入間との使い魔契約解除の際には自身に使い魔がいないことや、ナベリウス家のケルベロスについて説明しつつ、入間の使い魔がいないことへの不安を否定せず肯定しつつ、入間に悪魔の本質が使い魔だけではないことを諭すと同時に入間に「(使い魔である自分がいなくなっても)きっとなにも変わらん」「いらん心配はするな」と入間に対してぶっきらぼうながらも励ましと気遣い見せており、普段の言動から分かりづらいだけで生徒に対しては厳しさと同時に秘めた優しさも持ち合わせている。
学生時代は自身もバビルスの生徒であり、バラムと同期の仲であった。サリバンのSD(セキュリティデビル)のオペラは先輩に当たるが、弄られたりパシリにされていたので苦手。
当時、“すごく嫌いな”教師がいたらしい。
合同昇級試験『心臓破り』の試験後、「元祖返り」だった新任教師のアトリが暴走したことで、新任とはいえ教師の中から裏切り者が出たことを重く見たオペラが詳しく調べて結果、アトリとシーダの推薦状を出した推薦者が兄のナルニアであったことが判明。
「元祖返り」を手引きしたも同然の兄の行為にカルエゴはオペラに厳しく言及されることとなった。無論、カルエゴは知るはずもなく、近いうちに兄に会いに行き、万が一兄がバビルスに敵意があると判断した場合、番人としての責務を果たすと約束する。
カルエゴの覚悟に納得したオペラだったが、その直後に「自分を教師にしろ」とカルエゴに要求し、半ば強引に問題児クラスの実技特別教員として赴任。カルエゴはオペラから過酷な訓練で扱かれるであろう入間達に思わず同情してしまう。
その後、魔関署へ行き、13冠で警備長のアザゼル・アンリと対面し、ナルニアとの面会を求めたが、ナルニアは13冠候補として魔界塔(バベル)へ行っていることを教えられる。ナルニアは三傑の謁見など滞在を余儀なくされているため会うことが出来なかったが、新13冠のお披露目がある『大貴族会(デビキュラム)』でなら会えるという理由で参加することを決める。ナベリウス家はほとんど催事に参加しないため、アンリに驚かれたが、カルエゴは「一度嚙みつくと決めたなら牙一本になっても食らいつけ」という掟があると説明し、そっちの方が好みであると教える。アンリから「"陰湿"だと…よく言われないか?」と苦言される(本人は一応否定)ものの、止められないと悟ったアンリから『大貴族会』への招待状を受け取る。
大貴族会では、ピアノの伴奏者として現れ、ナルニアと話す機会を窺っていた。だが、最初に対面した時のナルニアは変装したアンリで、魔関署はナルニアをあまり表に出したくないことや高位階の悪魔が行方不明になっている事件からアンリがナルニアの影武者を務めていた。その後、フェンリルに変装していたナルニアに会えたのは大貴族会が終わってからである。
そこでアトリのことを尋ねるも「必要だった」としか言われず具体的なことは何も聞かされず、そんな彼の態度が普段通りではあるものの違和感を覚えた。そして去り際にナルニアから「これ以上入間に近づくな」と警告される。
大貴族会後、ナルニアとの対話による強いストレスでなったと思われる悪周期によって家に篭りきりになる。バラムが見舞いに来ると、本人なりに推測を重ねた上で入間の正体が人間である事実に思い至り、バラムの反応で確信するものの、敢えて必要以上の詮索をすることはなく、口にこそ出さないものの入間を人間と知った上でこれまで通り生徒として接する姿勢を一貫すると同時にバビルスの生徒に危害を加えたアトリを差し向けたナルニアと敵対する意思を示した。その後はオペラから問題児クラスの課外授業として南方の海水浴に誘われ同行するも、オペラが何の目論見も無く誘ったとは思えず警戒するも、オペラからは真意を教えられずに焼きそば作りの手伝いさせられることになる。海水浴中にはクラーケンに襲われてる生徒そっちのけでキャベツの微塵切りを披露していた。
帰宅準備をする際にオペラの真意が自身がナルニアから何も聞き出せなかったことに対する追及ではないのかと問い詰めた末に交戦の意思を示すも、オペラからはそんな真意はないと否定された上でカルエゴが兄であるナルニアと敵対してでもバビルスの教師として生徒を守る選択をしたこと知ったから、純粋にカルエゴを励ますために海水浴に誘ったと言われた際に、その真意に驚きつつも柄にもないことを憎まれ口を叩きながらオペラ達と共に帰宅した。
エギーちゃん
別名「モフエゴ先生」。
詳しくはエギーちゃんを参照。
戦闘能力・使い魔……?
三つの頭を持つ巨大な猛犬の魔物「ケルベロス」を操り戦う。使い魔形態ではちょっと可愛い小型犬になるが弱体化する事はなく、普段の姿と同様に威力は絶大である。学生時代はケルベロスの首は1つだった。
本人の魔力も極めて高く、自身の紋章が付いた魔法陣を形成し盾として扱うことも可能。
技
- 番犬の鉤爪(ケルベロビュート)
ケルベロスを真正面から敵に向けて突撃させる。
学校に貼られた強力なバリアを一瞬だけ破壊出来る程の威力を持つ。
- ケルベリオン 降手(おて)
対象相手をケルベロスの右脚で地面に叩きつける。
- 威吠(スピアハウンド)
ケルベロスの口から衝撃波を放つ。
- 爪檻(ビュウラ)
相手をケルベロスの爪で形成された複雑な檻に閉じ込める。
使い魔
「・・・イルマ よく聞け 俺には 使い魔がいない」
218話において、事故とはいえ先生を自分の使い魔にしてしまったことに罪悪感を感じていた入間は「解除出来るならしてあげたい」としつつも、周りの悪魔にカッコいい使い魔がいるのと同じように自分にはカルエゴがいることがとても心強く、「もし契約を解除した時に自分1人になっても大丈夫なのだろうか」とカルエゴに悩みを明かした。
それに対しカルエゴは側で話を聴いていたバラムとオペラに対し「席を外して欲しい」と頼み、自分と入間の2人きりにさせた。その上で自分に使い魔はいない事を入間に明かす。
実はケルベロスは家系能力でも使い魔でもなくナベリウス家一族の血に織り込まれた魔力そのものであった。そのため、カルエゴの背中には犬の爪で引っ掻かれた様な大きな傷が刻まれており、「悪魔ナベリウスには犬が取り憑いている」と評した。上述の如何なる時でも厚着なのは、全身にある傷を隠すことが目的とされる。
幼少期からそのケルベロスの姿を視認し、自らが主人であると認識させるために躾を叩き込ませていた。ケルベロスは魔力の持ち主に対して主だと認めない限り襲い掛かってくる獰猛な獣であり、使い魔を召喚しようとすると使い魔を威嚇し追い払ってしまうため、彼には使い魔がいないのであった。
故にカルエゴが使い魔召喚の監督官である理由は、生徒が召喚した使い魔が生徒に危害を加えないようケルベロスが使い魔達への抑止力になっているためである。
故にカルエゴの家系能力は現時点ではまだ不明。
余談
実況者とのスピンオフ漫画「魔界の主役は我々だ!」では、使い魔姿で豚の使い魔トンと共に行動するエピソードが見られた。
本作と同誌である「吸血鬼すぐ死ぬ」とのコラボイラストでは使い魔姿で登場し、ドラルクに噛み付いたり、乱雑に扱われ宙ぶらりんにされキレたりしている。
挙げ句の果てには当漫画の「最大のギャグ回」と名高い人気投票回において別漫画であるのにもかかわらず、使い魔姿にこそならなかったものの人気投票の神に「普通のカルエゴにも沢山入ってたがこっちの票の方が面白いから」という理由で魔法陣に挟まれた状態で登場した。(この際カルエゴは一言も喋らなかったが物凄い形相で人気投票の神を睨んでいた)
因みにこの回の原則は「この回だけ、投票数が多い程強くなる。」つまり「投票数が少ない程弱い」というものであり、この時の「魔法陣にひっかかったカルエゴ先生」の投票数は僅か666票(パワー)で、同じくこの回で1万655無量大数667京1998兆1166億1340万1330票もの数を入れられた入間どころか300億940万無量大数5000京1500票のセロリや9億1000票のキウイにすら戦闘力に負けるというヘタレキャラになってしまっていた。先生、流石にキレていい。
この時主人公の1人ロナルドは彼の哀れな姿を見て動揺し、人気投票の神に対して「あとで消し炭にされるぞお前!」と慌てていた。
...後に中の人がロナルドの兄役として抜擢されるとは誰が思っただろうか。
関連イラスト
外伝
本編とは別の「カルエゴ外伝」として、前編と後編に渡りカルエゴの幼少期であるバビルス学生時代の姿が描かれた。また、単行本には記載されていないものの、2期12話の回想シーンにて外伝の内容の一部が追加。
彼の行く道は初めから決まっていた。
ナベリウスの一族は「魔界を守りし毛高き黒犬」であり、絶対的な忠犬一族であった。
幼い頃から「悪魔学校バビルスを守る番犬」の役割を命じられ、将来教師に就くために勉学に励んでいた模様。バビルスを首席で入学し、入学時には既に位階「ダレス(4)」というエリート悪魔であった。
クラスの中での他の席が騒がしく、バラムが座っていた1番静かな席に座ったことがきっかけで彼とは幼馴染になった。また、この頃からバラムに対しては他の者に対しての態度よりも温和な面があり、口には出さずともバラムのことを対等な友人と認めていた模様。
この当時は髪型や服装の特徴などがオペラと共通していたことで、何度もオペラと間違えられており、それが理由か現在の逆立てた髪型に変えたことが示唆されている。
関連タグ
セブルス・スネイプ…同じ異世界の教師であり、主人公を憎みながらも守るところ、さらに性格や服装、雰囲気も似ていると海外のファンから話題になっている。が、平等に厳しく指導するカルエゴとは違い、生徒一人一人への評価や指導の仕方はお世辞にも平等とは言えない。
日本のファンからは「スネイプ先生のネタキャラ化」と揶揄されている。
セバスチャン・ミカエリス…同じ青色の瞳をした人間の子供と契約を結んだ悪魔であり、アニメ版の中の人が同じ。また、オペラと同じ赤髪かつ執事であるとある死神に執着され苦手意識を抱いている所も共通している。
ネコカラス…同じケルベロスがモチーフのキャラクターであり、作品のマスコットキャラクター的存在でもある。また、両者とも条件が整うと本来の姿と違う姿になるという点も同じ。
バッドばつ丸:サンリオコラボでのパートナー。