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プロフィール編集

名前バルス・ロビン
性別男性
一人称
呼び名ロビン先生、ロビー(バチコ)、新任(カルエゴ)
職業悪魔学校(バビルス)使い魔学教師
位階ザイン(7)
家族バチコ(従姉)
お家事情教師寮115号室
家系魔術一射必中
CV吉永拓斗

由来は、ソロモン72柱の悪魔バルバトスロビン・フッド(バルバトスはロビン・フッドの化身とも言われている)。



概要編集

悪魔学校(バビルス)の新任教師。担当科目は使い魔学。愛称は「ロビー」。


魔界において弓の代名詞とも呼べる名門・バルバトス家の分家出身で、本家のバルバトス・バチコは従姉にあたる。


注意:本誌及び単行本のネタバレを含んでいる場合があります。アニメ派の方はご注意下さい。


容姿編集

外ハネの横髪と大きな双葉アホ毛が特徴的な髪型をしており、髪色・瞳の色・爪の色・服装に至るまで全身黄緑色という大変目立つ容姿をしている。

太眉と大きな瞳が目を引く童顔と小柄な体躯、本人の快活な言動も相まって、入間達と同年代にも見えるがれっきとした成人悪魔男性である。

身長はカルエゴよりひと回り低く、入間リードよりは高い。また、従姉のバチコも小柄であるため、身長は遺伝の可能性がある。

集中すると瞳孔が開きがち。


バチコ(ピンク)とロビン(緑)のカラーリングに関して、「入間がアズクララと離れても寂しくないように」という理由の元デザインされたものであることが作者のツイートにより判明した。


制服について編集

上半身のケープやベスト等のデザインは概ね基本の教師制服と同様だが、カラーリングに関しては大きく異なり、こちらもすべて黄緑色で統一されている。また、コートはショート丈、下は一般的なパンツスタイルに太腿丈のロングブーツを合わせている。

また、心臓破り編では他教師同様向かって右目に暗い紫色のマスクを着用しており、ケープとブーツも同色のものに変化している。


人物像編集

真面目で熱血な好青年だが、良くも悪くも一線を画した集中力を持つ悪魔。特定の物事に一点集中すると周りが見えなくなる悪癖を持つ一方で、寝食や休息を必要としない領域までその集中力を継続し続けることができる強靭な精神力と体力の持ち主。

悪意なく人を逆撫でする言動が多く、悪ノリしやすいこともあって教育係のカルエゴから目の敵にされており、よく制裁を受けているが、何故か懐いて?おり作中ではよく行動を共にしている(面白がっているだけなのか天然なのかは不明)。


新任教師ながらも、職務に対して極めて真摯で熱意に溢れた青年……だが、その熱意のあまり空回ってしまうことも多々ある。明るく快活な性格で人当たりも良いが、一点集中の悪癖と自由奔放な性格で周りを振り回すこともしばしば。表情豊かで分かりやすいのに、どこか読めない・食えない雰囲気も持つ悪魔。

短所と長所が限りなく表裏一体であるが故に、裏表がなく素直である。

なお、作者によるとロビンについては、魔入間の中でもトップレベルにやばい悪魔と思ってます。との事。



実は料理が得意で、教師寮では調理係を担当している。野菜中心のメニューが多く、栄養が偏りがちな教師陣に人気。また、おかし警察としてたびたび違反者(食事前におかしを食べる悪魔のこと。主にオリアス)に制裁を下している。


また、授業の準備や勉強のために多くの本を読み漁っている描写から、恐らく読書家でもある。


お酒は好きかつ強いようで、教師陣による収穫祭の打ち上げ飲み会(ロビンが幹事)にてカルエゴの注文した度数の高いお酒を飲みたがる姿が見られる。飲み会終了後も羽目を外しほぼ全員酔い潰れている中、ロビンはほとんど酔っていない様子だった。


単行本12巻のバチコの回想にて、学生時代のロビンが登場している。バビルスの制服を着ていた為、バビルス卒業生である事が判明した。


作中の行動編集

授業の準備に没頭しすぎるあまり始業式への出席を忘れてしまい、最初の使い魔学授業にて初登場。


鈴木入間の使い魔がカルエゴ(エギーちゃん)ということを知らなかった(また、一点集中するあまり入間やカルエゴの話を聞かなかった)ため、召喚されたカルエゴはやむなく入間と授業することになり、屈辱的な扱いを受ける羽目となる。そこに諍いを起こしたアスモデウスサブノックが使い魔同士を戦わせようとしたため、ロビンは仲裁しようとするも止めれず衝突しそうになるが、カルエゴがそれを阻止。そして、カルエゴから使い魔の認識の甘さを指摘されて授業を仕切り直される。

その後、屈辱的な扱いを受けた恨みからカルエゴは彼に対する教育が一層厳しくなり、しかもその原因をロビンは未だ分かっていない。そのことについては周りの教師も把握はしているが、面白そうなので教えず悪ノリをしている。


師団披露編では、諸事情により理事長代理となったカルエゴのサポート……という名のおちょくり役に徹している。また、サリバンに緊急事態を報せるべく、彼の元に家系能力・一射必中で伝言を飛ばして伝えるなどの活躍も見せた。


『王の教室(ロイヤル・ワン)』開放の件では、最初から書類の判を押す気満々だったことから、カルエゴに「お前も身の程を知れ!」と制裁される。……が、その後やっぱり速攻で判を押していたらしい。


新学期では収穫祭に向けた特別講師として、入間とリードの担当となるが、二人からはあまり信用されておらず、また本人も自分一人では心許ないと判断したため、助っ人として来たバチコが二人の担当となった。だが、リードがバチコからの理不尽な扱いに音を上げたため、再びロビンの担当となる。

修行内容はリードが持ってきたゲームをひたすらやるだけというものだったが、その実、休憩や睡眠の間もなく連日連夜朝まで延々とゲームをプレイする(通常授業にもしっかり出席させている)という地味に過酷な修行内容だった。これらはリードの集中力の向上を目標とした修行であったようで、その成果は収穫祭本番でも遺憾無く発揮されている。


収穫祭後、バビルスに紛れ込んでいた元祖返りオチョ最高位の隠密魔術が掛けてられている状態にもかかわらず捉えて狙撃し、重傷を負わせている。また、この際オチョを捉えるまでに「バラムの虚偽鈴で二日、新任が集中して一日」とカルエゴが言及しているため、この射撃では家系能力を使用していない可能性がある。


入間達が進級する際、翌年度に赴任する新任教師(シーダアトリ)の教育係に立候補するも即却下。だが結局は教育係に任命され、上機嫌で指導に励む姿が見られた。


心臓破り編では、問題児の角っ柱をへし折るべく教師陣によって立案された特別試験「心臓破り」にて、悪役(ピカレスク)の1人として選出。速攻型の第一陣として活躍した。

主にチーム・シャックス、チーム・イルマと交戦し、その極めて高レベルな弓の技術を遺憾無く発揮していた。観戦中のアメリ達からは「大人げない」とコメントされている。

心臓破り編は特にロビンについての言及や描写が多く散りばめられているため、ロビンファンの方は是非一読をオススメする。特に248話の例のシーンはまさに見もの。


試験終盤、アトリを救出して逃亡を図ろうとするアムドゥスキアス・ポロに対して「一射必中」で狙撃し防がれてしまうも、ポロの興味を削ぎ冷静にされることで、結果的に一触即発だった彼とサリバンを止める形となる。


試験後、高台にて1人で鍛錬を行っている様子が見られる。アトリの件に関しては「せっかく後輩ができたのに残念だ」と少し落ち込んでいた。

だが、のちにオペラが問題児クラスの実技特別教員として赴任した際、他の教師陣がオペラに恐縮する中、彼のことをまったく知らないのか後輩が出来たと大喜びして先輩風を吹かせていたが、カルエゴに力づくで止められ怒られる(オペラ本人は満更でもなかったが)。


新年度のバトラパーティーではシーダやオリアスと共に司会役を務めることとなった。また、前夜祭では仕事そっちのけでリードとバトラパーティーを楽しんでいたが、即座にカルエゴに拳骨を喰らわされた末に回収された。




能力編集

家系能力編集

一射必中


「絶望」の異名を冠するバルバトス一族の分家にあたる彼の家系能力は「一射必中」。何にも干渉されることなく、必ず当たる矢を一日一回限定で射ることができる。

反面、実力差の大きい高位階悪魔に対しては矢を止められる、または防がれる場合もある(現状それを可能にしたのは、13冠(旧含む)であるサリバンとポロのみ)。


極めて飽き性な悪魔の中でも、類稀な集中力を持つ。弟子・リードに対し、夜通しゲームをプレイし続け集中力の向上を図る修行を与えた際には、寝不足と集中力切れで憔悴する弟子の隣で、連日連夜いつも通りのテンションでゲームをプレイし続けた。恐らく日中の通常授業やその他業務もいつも通りこなしながらの「これ」なので、大変恐ろしい限りである。

数々の有名高位階悪魔に混じって特別講師に選ばれているロビンの存在に当初は疑問の声もあったが、実際集中力に関してロビンの右に出る悪魔は滅多に居ないため、実際にリードが収めた成績を鑑みても至極真っ当な選出だったと言える。


また、家系能力に頼らない素の射撃技術も極めて高く、心臓破り編では奇しくも愛弟子・リードとの交戦の際にその技術が遺憾無く発揮されている。

スタート地点から一射で風船を割る(開幕一秒)、リードの家系能力によって視界を奪われた状態で聴覚のみで逃走中のチーム・シャックスの風船の紐に矢を当てる、などといった高度な射撃、また「相手を近付かせない」「高所を取る」「身を隠す」などといった弓兵特有の立ち回りも多く見られる。

(ちなみに作者は「心臓破りでロビンが風船の紐を射抜いたのは、クセで間違って「首」を狙ったからです。」と語っている)

また、249話にて入間と交戦した際、矢の軌道が直角に曲がっていることから、家系能力に関係なく矢の軌道を操作することが可能である様子。


「絶望の羽喰」の異名を持ち、名門バルバトスの中でも大頭領、頭領に並ぶ実力を持つバチコから「お前ほど 弓使いに向いてる悪魔は見たことねぇよ」「分家でなければ、"絶望の羽喰"の異名はお前のものだった」と評されるほどの確かな実力と才能を持つ(ただし、頭の悪さから頭領は無理だと断言される)。

一日一回という大きな制限のある家系能力を持ちながらも、それを最大限に生かせる一射を、より絶望的な一射を虎視眈々と狙い続ける、誰よりも弓使いらしい弓使いの悪魔である。



対人(悪魔)関係編集

入間

本作の主人公。教師生徒。ちなみに入間の使い魔正体は未だ分かっていない模様。従弟と弟子という差異はあれど、どちらもバチコの弟分であるという共通点もある。そのためか、入間の弓の気配をバチコのそれと重ね合わせるような描写もあった。

また、アクドル大武闘会にてその見事な弓の技術とカワイさからイルミを見初め、バルバトス一族に迎え入れたいと画策した大頭領から、若くて未婚だからと嫁ぎ先にロビンの名前が挙げられていた(が、バチコが全力で止めた)。


ナベリウス・カルエゴ

新任教師とその教育係。使い魔の一件でカルエゴからはかなり厳しく当たられているが、ロビンの方は何故かカルエゴに懐いて?おり、よく行動を共にしている。また、カルエゴ側も収穫祭に向けた特別講師にロビンを抜擢するなど、その実力に関しては信頼を置いている様子。また、作者の西先生曰く「ロビンはカルエゴ煽り検定1級」とのこと


シャックス・リード

教師と生徒、もとい師匠弟子。ロビンの自由奔放さにたびたび振り回されている。

収穫祭に向けた特別講師としてリードの担当となったのがロビンであり、修行開始当初はひたすら「気合い」のゴリ押しで先が思いやられたが、結果的にリードは収穫祭本番で素晴らしい結果を収めるに至った。……が、心臓破り編では開幕早々とことんまで追い詰め周りから「大人げない」とドン引きされており、反してリード本人はロビンが手を抜いていたことを見破り、ひどく悔しがっていた。


バルバトス・バチコ

従弟従姉であり、それぞれ分家と本家の出身。ロビン曰く「すごく頼りになる女性」。過去の経験から弟子を取ることを諦めていたバチコを特別講師として招集し、結果的にとある見たこともない弓使いとの出逢いへと発展させたのは彼とサリバンの計らいによるもの。

幼少期から現在に至るまで仲が良く、お互いにお互いの実力を高く評価している。


オリアス・オズワール

悪魔学校の同僚で、オリアスは占星学担当。それぞれ絶望幸運をもたらす悪魔。オリアスがオフの際は特に対照的な2人だが、作中ではたびたび行動を共にしており仲は良い模様。プライベートでも、夕食前にお菓子を食べようとしたオリアスにヘッドロックを掛けるなどといった仲睦まじい?様子も見られる。アニメ版では、収穫祭時の見回りで共に行動していた。が、本人はよく分かっておらず、生徒と同様に高速キノコを収穫していた(そしてカルエゴに粛清されていた)。


マルバス・マーチ

悪魔学校の同僚で、拷問学担当。マルバスの地味な容姿からか「ジミー先生」という愛称で呼ぶシーンも。オリアスを含め教師人の中でも若手組の3人。こちらも仲は良いようで、心臓破り後アトリの件で落ち込んでいたロビンを励ましに行くような様子が見られた。


関連タグ編集

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バビルス バビルス教師陣

バルバトス・バチコ ナベリウス・カルエゴ シャックス・リード オリアス・オズワール

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