プロフィール
名前 | マルバス・マーチ |
---|---|
性別 | 男性 |
一人称 | 僕 |
呼び名 | マルバス先生、ジミー先生(ロビン)、マー君(ヤバシ) |
職業 | 悪魔学校(バビルス)拷問学教師 |
位階 | ザイン(7) |
家族 | マルさん(姉)、マルバス・F・ヤバシ(親戚) |
お家事情 | 教師寮106号室 |
家系魔術 | 完璧把握? |
CV | 中村大志 |
由来は、ソロモン72柱の悪魔マルバス。
概要
人物
黒髪セミロングで額が出ている男性教師。これといった特徴が無い外見からロビンから「ジミー先生」と呼ばれている。カルエゴが苦手。
気弱そうな性格で、何か問題が起きれば慌てたり怖がったりすることが多く、頼りなさそうなイメージだが、担当科目はまさかの拷問学。本人曰く工芸の家系だからとのこと。
イメージとは真逆だが、かといって拷問学の授業は変に豹変することなく至って普通な態度で行っている。だが、最初の授業で「今から拷問を始めま~す」とジョークを言って生徒達をドン引きさせている。また、授業以外でも拷問の出番が来るとニコニコと嬉しそうにするなど、他の教師ですら引かせている。
姉のマルさんは人気アクドル・くろむ(問題児クラスのクロケル・ケロリ)のマネージャーをやっており、親戚のマルバス・F・ヤバシは鈴木入間達の後輩としてバビルスに入学し、後に入間達がいる魔具研究師団に入団する。
家系能力は明言されていないが、親戚のヤバシの家系能力が「完璧把握(カチカチ)」のため、おそらくこれかそれに近い類と思われる。
教師寮の106号室に住んでいるが、部屋の中には数多くの拷問器具があるようで、精査で中に入ったカルエゴとダリが思わず引くほどヤバかった模様。
作中の活躍
問題児クラスが進級した時の最初の授業で、みんなの現在の能力値を数値化させた。だが、入間だけは黒く焦げたように能力値が印刷された紙が出てしまう不具合が発生してしまう(だが、よく見ると何かの紋章のような物が記されている)。
『心臓破り』の時で、キョーシの第二陣として出撃。
任務(ミッション)"SOS(サリバーンアウトストップ)"が成功された後、最大の戦力のカルエゴ・バラムの出撃でさらに戦いは熾烈を極め、まだ生き残っているチームの入間、アスモデウス、アロケル、サブロ、ジャズが順にモニターに映されていた。が、最後のジャズの映像に、十字架に磔にされたジャズと血糊に塗れた鋏を持ったマルバスの後姿が映された(すぐに映像は放送師団によって切られ、事実確認に向かった)。
ジャズと対面したマルバスは、彼のチームメイトの1年生は彼が用意した『悪鬼金庫(デモンズバンク)』(実際は偽物)の中にいる(実際はブラフで中にいない)と言われ、暗証番号でしか開けれないと言われる。
開くには唯一暗証番号を知っているジャズから聞き出すしかないが、マルバスは「僕の専門分野だ」とすぐにジャズを十字架に磔にし、様々な拷問器具を取り出してちょっと楽しそうに淡々と拷問を始めた。
最初は余裕を浮かべていたジャズだったが、水攻め、電撃、圧迫など様々な拷問を受けて憔悴し、時間稼ぎしようとしても「いま関係ないよね」と相手にされず、すかさず拷問を受けてしまう。
そして、マルバスは特別に許可が下りた『針針(バリバリ)ムカデ(簡易型)』を用意した。
『針針ムカデ』は、尻尾に大きな針を持つムカデで、首に巻き付きうなじから針を体内に突き刺すと、背骨と羽菅(羽を取り出すための悪魔特有の器官)に沿って潜り、神経をちぎって進む。
羽菅が破損すると羽が取り出せなくなり、さらに感覚神経もマヒして最終的には五感喪失してしまうほど危険な生物である。
ムカデはジャズの首に巻き付き、マルバスは最後の問いをするが、ジャズが沈黙を選んだことでムカデを刺そうとする。が、直後に追っ手から逃げて来たチーム・イルマが部屋に乱入。追っ手を振り切ったことに安堵し立て直そうとしたチーム・イルマだったが、直後にマルバスとジャズの存在に気付く。
マルバスも彼らの登場に驚き、直後にチーム・イルマから攻撃を受け、その隙にジャズも解放されて逃げられてしまう。