概要
悪魔学校バビルスの1年生であるアンドロアレフス・イチロ(メイン画像左側)、アンドロアレフス・ニロ(メイン画像右側)の兄弟。収穫祭編から登場した鈴木入間ら問題児クラスの同級生。本来なら入間たちよりも1学年上だが、授業をサボって傭兵として戦場にいたため留年している。
兄のイチロは長槍を武器とし体術に優れ、弟のニロは頭脳担当で兄に的確な指示を出す連係プレイを得意とする。
「煽り孔雀・アンドロアレフス家」は、家系魔術により「卓に刃物と孔雀は禁物」と囁かれるほど主に交渉の場で暗躍してきた家系であり、彼ら兄弟も交渉術を叩き込まれたが、幼少期から戦場の英雄に憧れて一家の家業に反発し入学早々脱走、最も激戦区である北の戦場で死にかけた所をフルフル軍曹に救われ弟子入りした過去を持つ。
家系魔術「逆鱗(スイッチ)」
相手を挑発して理性を削り正気を無くす精神系能力で、声量によって威力が変わる(アニメ版では発動時にエコーが掛かったような加工がなされている)。
本人達は当初「相手を怒らせるだけで大々的に褒められないどころか陰で動く卑怯物と嫌われている」とコンプレックスを抱いていたが、フルフルから「キミたちの声は武器になる」と褒めてくれた事から、戦いに活かせるようになった。
活躍
収穫祭編
一番位階が高くて武闘派であるアスモデウス・アリスとサブノック・サブロがフルフル軍曹の弟子だと勘違いし、自分たちが優秀な弟子であると敵愾心を燃やす。
- そもそもアリスとサブロの師匠はバラム・シチロウ。兄弟の回想ではフルフル軍曹は当初仮面を被っており、アニメ版ではそのせいで声がわかりにくくなっており、仮面外すまでわからない形となっている。
- また、収穫祭時に兄弟が師匠の名前を言わなかった為に、アリスもサブロも勘違いを起こしている。
家系魔術でアリスとサブロを挑発し、「収穫祭では生徒への攻撃は禁止であり当たった時点でリタイア」というのを利用し、自身らを攻撃させようとしたが、挑発に乗ってしまったサブロをアリスが止めた事で失敗。
次に最大音量で魔獣・百フラリンゴの理性を壊して彼らを襲わせるが、その際「入間も愚弄した」事で悪周期を解放して暴走したアリスによってフラリンゴが討伐され、自身らも襲われかけるがサブロの「イルマ」という言葉でアリスが正気を取り戻した為、無事であった。
収穫祭後、勘違いと発覚してから本物の弟子であるアンドロ・M・ジャズとアロケル・シュナイダーと対面するが、そもそもフルフル軍曹の兄弟と弟子2人に対する扱いが違い過ぎる為に、軍曹の良い所しか知らない兄弟と嫌な所しか知らない彼らとでは話が噛み合わなかった。
位階は当初は「アレフ(1)」であったが、収穫祭後は「ギメル(3)」に昇格した。イチロ「1じゃない!?」 ニロ「これは1じゃなくていーんだよー」
その後
収穫祭編以降は出番がないが、作者によると「元気!でも軍曹がすぐどっか行くから寂しい!!元気じゃない!!」との事(参照)。
余談
元ネタで始祖の悪魔は「アンドレアルフス」(アンドロアルフスともいう)。騒音と共に孔雀の姿で現れるとされ、コラン・ド・プランシー曰く「アンドレアルフスは屁理屈の伝道者であり、人の顔だけを鳥に変えて司法の追及の手から逃がすことがある」との事。
関連タグ
- フルフル軍曹:師匠
- アンドロ・M・ジャズ アロケル・シュナイダー:本来のフルフル軍曹の弟子。
- バラム・シチロウ:全く知らないところで勘違いされてた人。
- ベリアール・ベリィ・ラズベリィ:後の213話にて13冠で魔界三傑のベリアールが孫であるラズベリィの指導役をフルフルにお願いしたが、フルフルはそれを蹴っている。