概要
猫の国の王様。性格は親バカでわがまま。実子のルーンを溺愛している。薄紫の体毛にオッドアイという見た目である。
ルーンを人間であるハルと結婚させようとしていたが、ルーンに好きな人(ユキ)がいると分かった瞬間、ルーンの意思を知ってユキとの結婚を快く受け入れたものの、次は自分がハルと結婚すると言い出し、ハルに「ヘンタイネコ!」と怒られてしまう。
終盤、ハルを守っているバロンと一騎打ちしたが敗れてしまう。最後はこれらの一件を機に王という立場を自ら引退した。
総評
スタジオジブリが手掛けた作品に出てくるヴィランズの中では比較的コミカルであり、わがままだがルーンに好きな人であるユキがいた際はちゃんとユキとの結婚を祝福したり、償いをするために王という立場からの引退を自ら決意するという一面があったりする為、愛すべき馬鹿と言ってもさほど違和感ないキャラクターである。
ちなみに、彼が乗っている一輪車は文字通り「猫車」または「ネコ」と呼ばれる。