概要
『ケロロ軍曹』におけるケロロ小隊専用のロボットたちの総称。ただしこれはあくまでファンの間で呼ばれている通称であり、公式ではケロロのロボットと同じ名称である「ケロロロボ」で呼ばれる。
特撮シリーズにおける巨大戦力にあたるもので、作中で単純に「ロボ」と呼んでいれば大体はこれらのことを指す。
外見はそれぞれの色や各隊員の顔が描かれており、名称もそれにちなんで「ケロロロボ」「ギロロロボ」「タママロボ」「クルルロボ」「ドロロロボ」と呼ばれる。
バリエーション
基本は「Mk-Ⅱ」「Mk-Ⅲ」とバージョンごとに数字が増えていくシステムで、プラモデルから発売し、その後各メディアに逆輸入される形で登場する。現在は「Mk-Ⅱ(ケロロのみMk-Ⅲ)」まで出ている。最初のバージョンだけは「Mk-Ⅰ」とは呼ばれず、「初代」と呼ばれることが多い。全員で合体することもでき、バージョンによって合体した時の名称も異なっているが、Mk-Ⅲは現段階でケロロロボしか登場していないため、合体できる形状であるか(そもそも他隊員のロボットがあるのかすら)不明となっている。
一方で劇場版などの番外ロボットの場合は「Mk-○○」とも「○代目」とも呼ばれず特別な名称で呼ばれ、合体できなかったり他隊員のロボットが登場しないパターンが多い。
派生作品での扱い
本編以外でも基本ケロロ小隊全員のロボが作られるが、こちらの場合は固有の総称が存在する。
こちらもプラモデルから発売し、その後各メディアで展開される形となる。
番外ロボの扱いなので本編に出てこなかったり、途中で企画が中止になったりものがほとんどだが、逆に評判が良かった場合は小隊以外のロボが追加で作られたり、本編同様全員で合体することができたり、場合によっては逆輸入される形で本編に登場する時があったりする。
『武者ケロ』の番外ロボ。
隊員それぞれに固有の装備がある。
『ケロロパイレーツ』の番外ロボ。
装備がない代わりに各隊員の個性や長所を尊重している。
『超ケロロ軍曹UC』での番外ロボ。
他派生作品とは異なり、より正規のシリーズに近いデザインとなっている。
プラモデル
一部バージョン(というより全員で合体できるバージョンだけ)は「ケロプラ」でプラモデル化が実現しており、当然他隊員のロボを持っていれば合体することもできる。
通常はそれぞれ単品で売られているが、「DX版」という各ケロロ小隊のロボがまとめて1つで売られているver.が存在し、DX版は通常Ver.を五つ買ったときでは貰えない特別な付属品が付いてくる仕様となっている。
なお「UC」はケロプラで発売されていないが「魂ウェブ」の「KERORO魂」という名称で発売されており、現在「ケロロ」「ギロロ」「タママ」、そしてケロロ小隊ではないが「ガルル」の四種類が発売されている。