概要
『ケロロ軍曹』のアニメ203話に初登場したケロロ小隊が乗る合体ロボ。
グレートケロンに次ぐ二代目の合体ロボであり、隊長であるケロロが操縦を務めている。合体できるのは「Mk-Ⅱ」系統のロボット。
1号ロボであるグレートケロンよりも圧倒的にバランス力がよく、必殺技も多くなったりとスペックがかなり向上しており、その影響かは不明だが、作中ではグレートケロンがたったの3回しか出ていないのに対してゴッドケロンは7回も出ている他、その後の外部出演でのコラボでもたびたび登場するなど、グレートケロンに比べると圧倒的に使用率が高くなっている。
また、それぞれの機体をそのままくっ付けたかのような合体方法だったグレートケロンに対して、きちんと変形して両手両足になる合体方法となったり、さらにはマントが付いたりビームサーベルが付いたりとかなりかっこいいデザインになったため、ファンからの人気もグレートケロンに比べると圧倒的に高い。
ゲーム『スパロボOE』に参戦している。
Mk-Ⅱ
合体状態だけではなく、分離した状態で活躍することもある。
- ケロロロボMk-Ⅱ
ケロロ専用ロボ。
初代ケロロロボよりも性能がグレードアップされておる。
メイン武器はライフルとシールド。バルガンも搭載されており、さらに「ジェットモード」という変形状態では高速での飛行が可能。
- タママロボMk-Ⅱ
タママ専用ロボ。
銃火器がメインの初代とは異なりこちらはドリルやノコギリが主力武器で、いずれも攻撃的な性能。これらの武器はソフトクリームやペロペロキャンディーといったお菓子モチーフになっている。
また、口に当たる部分はエネルギー砲が搭載されている。
「サブマリンモード」に変形することで水中探索が可能。
- ギロロロボMk-Ⅱ
ギロロ専用ロボ。
両腕のガトリング銃にミサイルポッドなど、初代からさらに戦力が重厚となる。
また、両足にはキャタピラーが付属しており、「モビルタンクモード」に変形可能。
- クルルロボMk-Ⅱ
クルル専用ロボ。
初代同様に脚にあたる部分が存在せず、巨大なアームと頭部にある電波砲が特徴的。
変形状態の「ウォーカーモード」では、アームが脚代わりとなり、ヘッドフォン部から両腕が展開する。
- ドロロロボMk-Ⅱ
ドロロ専用ロボ。
両手部分が武器であった初代とは違い、ブレードを握っている。また、シールドも搭載されている。
両肩にあるドリルは変形状態である「オンミツドリルモード」にて使用され、地中での活動が可能。
これまでのアニメでの使用実績
203話:この時に初登場。プラネットイーター戦でグレートケロンのピンチに参上し、様々な技を出す。最終的に必殺技でトドメ。
243話:2回目の登場である。キルルと戦いゴッドケロンが壊れてしまう。
280話:ゴッドケロンを処分してとケロロが言い出す。最後は意見を改めたケロロがゴッドケロンを綺麗にしている。
286話:ケロロ達の作戦の効果でダムが崩壊寸前であり、ゴッドケロンで出動する。しかしギロロを除く隊員は、同じく作戦の余波でうっかり飲み物をこぼしてしまい、ロボットが戦闘不能になった。
289話:ケロロの作戦の余波でケロロの両親が乗っている宇宙船に爆弾がつけられる。それを解除するためゴッドケロンで宇宙に行く。
外部出演
ケロロ達が参戦するスパロボ『スーパーロボット大戦OE』の第6章サブミッション「ゴッドケロン参上!」から参戦する(ケロロ小隊、夏美、モアも全員合流)。
ぶっちゃけて言うとこの機体、トップクラスのぶっ壊れ性能を持ち、
- ケロロ小隊5人分の精神コマンドを持ち、「資金稼ぎ向きのタママ」、「火力向けのギロロ」「貴重な「脱力」と移動力強化のクルル』」「忍び故、相手をかく乱できるドロロ」「不足分な面を補うケロロ」と全員一通りそろっている。
- しかもケロロ特有能力『ケロン人(回避成功時SP回復)』に加え、巨体の割に回避性能が高いのと分離機能『オープンケロロ』の緊急回避によって実質精神コマンド使い放題。
- 武装も多く下記の6つの技に加え夏美を呼びビーム砲を撃つ「パワード夏美」、モアを呼び周囲の敵を一掃するMAP武器「ハルマゲドン100万分の1」など近両用、広範囲高威力MAP兵器3種(ミサイル、ケロMAX、ハルマゲドン)ありこれでもかというほどの武装。
- それに加えこれほど高火力の武器を持つためENを食うと思われるが、ケロロが「節約(EN低下)」があるため雑魚からボスキラーまで何でもこなせる。
技・必殺技
ケロンパンチ
ゴッドケロンの左腕(タママロボ足)をドリルに変形して飛ばす技。
ケロンミサイル
ゴッドケロンの右腕(ギロロロボ足)に内蔵されたミサイルポッドから追尾ミサイルを発射する技。
ケロMAX
203話のみに登場した技。エネルギーを開放して金色に輝き、超級覇王電影弾の如く敵に突っ込む。
ケロンファイア
203話のみに登場した技。ゴッドケロンの胸部にあるケロンスターを模した紋章から星形のビームを発射する。
鑑定眼力ビーム
ゴッドケロンの左膝(ドロロロボ顔)からビームを放ち、内部構造を分析する。恐らくドロロロボMk-Ⅱが単体で使用可能な技と思われる。
大共鳴・ケロン砲
こちらはケロプラで使用。肩にビームサーベルを装着し強烈なエネルギー光線を放つ必殺技。
大共鳴斬・ケロンスター斬り
2本のビームサーベルを使い5人の共鳴と共に相手を☆型に切り裂く必殺技。
発動する際のセリフは『機動武闘伝Gガンダム』に登場するガンダム・シャイニングガンダムの必殺技「シャイニングフィンガー」と同じくサンライズアロボットニメである『無敵鋼人ダイターン3・ダイターン3』の必殺技「サン・アタック」を複合させたもので(初登場時の決め台詞も同じくの発動セリフのパロディ(おそらく本人たちも意識している)だが、彼らの場合はその後小隊全員で共鳴をしてから発動するという彼らならではのアレンジが付け加えられている。