概要
日向家の近所にいる雌の白い(アニメや北國新聞出張版では薄いピンク)ネコ。一人称は「あたし」(後述の変身時で確認できる)。初登場は原作第4話・アニメ第1話Aパートだが、原作第52話・アニメ第12話Bパートで雨に濡れていたところをギロロに助けられ、以降彼に好意を持つ(そのため、ギロロのテントにいることがよくある)。ギロロが夏美の写真に見とれて自分の存在に気付かなかった際にはやきもちを焼いて怒っている。首にかけている松ぼっくりはギロロからもらったもの。
海苔が好物でいつもくれる冬樹には愛想がよいが、ギロロの恋心に鈍感な夏美は嫌っている。それを理解していない夏美は普通にじゃれ合いたいと思ってるがやはり嫌がられる。ただ、ギロロが見ていた夏美の写真が自身のせいで紛失、ギロロが放心状態になった時はボクラハミンナイキテイル銃で人間態となり、夏美の写真を撮ろうと奮闘する。原作第120話でケロロのケロンスターを猫の習性によって奪ってしまい、一時的に小隊の隊長になった際は、猫たちにより良い生活を作り上げたり、ギロロと夏美の結婚式を執り行おうとした。100匹以上の猫と戦ってきた過去がある。
それなりに日向姉弟やケロロ小隊と長い付き合いになってきた彼女だが、日向家の家長である母・秋が生き物嫌いで飼うことが出来ないためか未だに名前を付けられていない。
そのような事情のためアニメのエンディングクレジットでは「子猫」や「猫」、「ネコ」、そして「ネコちゃん」等というようにいくつかの表記がある(ピクシブの記事名になっている「子猫」もあくまで仮名の1つであり、正確な表記ではない。なお北國新聞では「猫ちゃん」で統一されている)。
擬人化
(メイン画像左側の娘)
アニメ第32話Bパート他で登場。ボクラハミンナイキテイル銃の効果で変身した姿。白いボディスーツとベレー帽を着用する三つ編みの女の子で、猫の名残である尻尾が生えている。ファンからは「ネコちゃん隊長」とも言われる。
元ネタは『ストリートファイター』シリーズに登場するキャミィ・ホワイトと思われる。
なお原作者が同じ某動物アニメとは特に関係はない。
ドラマCD
ドラマCD版では「地球侵略CD 第2弾」で登場。
「スズガナッタラスプーンサイズ装置」でギロロや夏美とともにミニサイズ化になると同時に擬人化した。
なお、彼女が擬人化として登場したのはこの回が最初であり、ギロロや夏美はこの回で彼女の擬人化に初めて出会ったという扱いだった。しかし最後までギロロたちに正体は明かされず、視聴者にのみ正体が明かされることとなる。
イラスト検索について
上記のクレジットの影響もあり、ピクシブでも「ネコ」「猫ちゃん」など表記揺れが多い。そのため検索の際には「猫 OR ネコ AND ケロロ」などと調べてみよう。
ただし上記の方法だと猫のコスプレをしたケロロキャラクターたちの画像も出てくるので、そのコスプレイラストに「コスプレ」などと付けてマイナス検索をするか、なるべくこのタグを登録して検索しやすくした方がいいだろう。