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プロフィール

性別男性
年齢16歳
身長169cm
武器手甲
一人称
種族ダナ人
デザイン岩本稔
CV松岡禎丞

概要

テイルズオブアライズ』のキャラクター。

ダナ人の身でありながら、シスロディアのレナの警察組織「蛇の目」の一員として活動している少年。

本来はカラグリア出身で、「紅の鴉」のリーダージルファの息子。生まれた時点で両親が抵抗組織に所属していた為、奴隷の証である「霊石」を埋め込まれていない。父親への反発から密航という形でシスロディアに辿り着き、当初はシスロディアの抵抗組織に所属していたが、全滅させられた事からせめて苦しまない同胞をひとりでも多く作る為に「蛇の目」に所属するようになった。

ジルファと共にシスロディアに辿り着いたアルフェン一行の前に立ち塞がるが、その後起こった事件をきっかけに「蛇の目」から脱却し、見識を深める為にアルフェン一行の旅に加わる。戦闘では格闘術を行使する。

人物像

性格

賑やかで明るくお調子者。リンウェル曰く「好感の持てる馬鹿」な一方で脳筋気味というわけでもなく、意外と慎重なところがある。ただ鍛えてないと落ち着かないらしく、アルフェンと一緒にやり過ぎて野営場所でやらかしてシオンに怒られる場面もある。難しい事を考えるのが苦手だが、素直な意見が光明になる事もある。また「蛇の目」としての活動経験から住民の心理や密偵に詳しく、追跡の気配にも敏感。

美人を見ると鼻の下を伸ばす事が多く、よくリンウェルにたしなめられている。普通に女性が好きで(後押しされたとはいえ)覗きを強行しようとしてバレて爆撃される今作のスケベ大魔王。パーティ内での会話では女性陣の圧の強さにビビって口調が変わることもある。動物に好かれやすいがフルルだけにはいつも手厳しく扱われている。世俗に疎いテュオハリムもそうだがロウ自身も空気が読めないところがある。そういう発言をするとよくリンウェルやフルルから強烈なツッコミを貰う。

肉料理が大好きで、得意料理も馬刺しを筆頭に肉料理が多い。反面、野菜が大嫌い。刺身の味はよく分からないらしい。

初登場時には後述の境遇故にかなりやさぐれてしまっており、彼が本来の明るさを取り戻すのは少し先になる。

容姿

袖なしの裾が長い紫の上着に、右肩には狼を象った鎧と肩当。腕には手甲と黒のグローブ。下は黒いゆったりとした形のズボン。

髪は赤みがかった茶髪のオールバックで、左側に一房のみ前髪を垂らしている。

ちなみに肩の狼は安物らしい。というのも、ダナではグミをはじめ生活に必要なものは出鱈目な高額となる一方で装飾品は真逆の安価になるという価格設定をしているためである。

外伝作品出演

2021年11月のクリスマスイベントでリンウェルと共に加入。

本作で、鷹翼落瀑蹴、滅神牙砲・風、燃焼舞拳、爆砕火拳、エンド・リボルバー、ナイトメア・レイン(エンド・リボルバーの技変化)、鋼・集気法(集気法の技変化)を新術技として習得。

魔鏡技は「破壊の一撃・炎」「迅雷狼影脚」「プレゼントザスター」「ナイト・イン・サイト」クロエとのクロスオーバー魔鏡技で「飛燕双天脚」、ジルファとのクロスオーバー魔鏡技で「紅鴉狼・轟雷」

関連タグ

テイルズオブシリーズ テイルズオブアライズ 愛すべきバカ 格闘家 三枚目

キリト(SAO):中の人繋がりでありDLCで共演した別作品の主人公。DLCのSAOコラボイベントやザレイズのSAOコラボイベント第2弾でも共演している。更に、『アンリーシュ・ブレイディング』とのコラボでは中の人繋がりという事でロウの衣装を着たキリトがガチャで登場する事となった。

ネタバレ

以下に物語のネタバレあり

シスロディアでアルフェンたちと出会った時に父ジルファと再会し、反乱の活動ばかりで母の死に目に合わなかった父への反発から父親に攻撃を加える。トドメを刺そうとした時にリンウェルの魔法を食らってしまい、アルフェンたちは取り逃したが、ジルファを拘束し領将ガナベルトに引き渡してしまう。

その後首都シスロデンに辿り着いたアルフェンたちと会話を交わし、処刑の様子が中継されていたジルファがロウへの後悔と戦い続けた事に後悔はなかったことを聞き、処刑されようとしている父を助ける事を決意。和解を果たすもののガナベルトの卑劣な罠でジルファはトドメを刺され、シオンの必死の治療も虚しくロウに伝えたかった事を伝えられないまま息を引き取ってしまう。

その後はアルフェンたちと共に怒りのままにガナベルトを討ち倒し仇を打つも、残ったのは父を失ってしまった虚無だけであった。行き場を失ったロウはアルフェンから誘われ、広い世界を見て回りたいと願っていた父の想いを遂げるべく旅路に加わった。

一行に加わった後は本来の明るい性格を取り戻しムードメーカーとなっていき、ロウの加入を機にパーティー内のギスギスした空気が徐々に軟化していく。アルフェンとは年が近い同性ということもあってよくつるむ場面が多い。レナ人の上流階級であるテュオハリムともかなり早くに打ち解けている。

それ故にリンウェルが両親の仇を見つけた時に周りを傷つけてでも憎しみのままに殺そうとした時は、その後の虚しさを知っていた為に必死に止めていた。当然だがロウの静止が無ければリンウェルは自爆覚悟の特攻で仇を抹殺し、死亡等で彼女の今後に暗い影を落とすこととなった。それ以来、リンウェルとは不器用ながらも互いに意識し合うようになる

物語中盤にてシオンを連れ去られた上、仮面が破壊された事により自身の素性と痛覚を思い出したアルフェン。その過去に打ちひしがれるが仲間達との対話にて「シオンを取り戻す」とヴォルラーンの待つガナスハロスへと足を進める。その際に半ば自暴自棄のようになっていたアルフェンに叱咤激励を掛ける姿は彼の成長とアルフェンへの恩義が感じられる名シーンである。

「しっかりしてくれよ!

 親父が死んだ時、あんたに声を掛けられて

 俺がどれだけ救われたと思ってるんだ?

 俺はあんたについていくって決めたんだ!

 そのあんたがふらついてちゃ困るんだよ!」

「ロウ………」

「あんたが正気を無くすようなことがあったら、

 俺が全力でぶん殴って目を覚まさせてやる!

 だから頼むよ、本音を聞かせてくれ!

 シオンを助けたいのか、助けたくないのか!

 どっちなんだ! アルフェン!」

「………助けたいさ 今すぐにでも

 そうでない訳ないだろう!」

「ならそれでいいじゃねぇか!」

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