概要
主人公コンビの1人。勇者ニケに恋する女の子。旅立ち当初12歳だったが、作中で13歳になる。
初期Lv1、HP:6、MP:8。最終Lvはグルグル2の「前の冒険のレベルが残ってて」というセリフから、恐らく12と思われる。
"神の踊り子"ミグミグ族の地上最後の生き残りで、闇魔法「グルグル」の使い手。
長い三つ編みおさげが特徴的。一時期ショートヘアになったが、基本的には三つ編み。
アニメ第1作目の第2期EDではポニーテールも披露。
ちなみに第一回漫画最萌トーナメントの初代最萌に輝いたことがある。
また、ガンガンONLINEで開催された人気投票では堂々の第1位にランクインした。
獲得票数は2871票、第2位のニケとは689票差をつけている。
アニメでの声優は吉田小南美(第1,2作)、小原好美(第3作)。
人柄
12歳の旅立ちの日を迎えるまで、殆ど外へ出たことがなかったためか、世間知らずで純真な心の持ち主。
作品初期は少々過激なところもあった。
「魔法以外はさっぱり」と本人が言ったようにお金の使い方すら知らず、オシャレすることなども知らなかったが、旅の中で様々なことを学び、料理が得意になった。
その天真爛漫さ故か、きりなしの塔編では「ネコジタ谷の天使」と呼ばれていた。
純真故にときどき暴走することもあるが、基本的に心優しい女の子。
女の子らしく可愛い物や甘い物、花などが好き。特にチョコレートは魔法オババの出任せから生まれてこの方食べた事がなく、御菓子で有名な街で真実を知り「騙したのね…あのババァ!」と憤慨。以降はMP回復の常備薬代わりである(アニメ第1作 参照)。
嫌いな物は辛い物で、アラハビカで好奇心から青トウガラシを食べて以来、辛い物で「ウニョラー化」する後遺症を負ってしまう。
ニケの事は基本的に「勇者様」と呼んでおり、当初は憧れが大きかったが旅を続ける内に次第に恋愛感情を強めていく。
それが彼女の闇魔法「グルグル」の力を強めていく。
ジュジュとは同年代である事から友人。
レイドからは「ピンクボム」というあだ名をつけられ、度々自分達の仲間になるよう勧誘を受けているが断っている。
グルグル
闇魔法の最高峰であり、ミグミグ族最後の生き残りであるククリのみが扱える。
詳しい詳細は『グルグル(魔法陣グルグル)』を参照。
魔法陣グルグル2
ギリ封印から2週間。両親と再会するが、平和な天界の暮らしに飽きてニケと共にジミナ村へ帰還、その後「まだ結婚とか早い」ということでコーダイ王推薦のエリート学校に入り、学生として暮らしていた。作中で14歳になっている。
髪形は長い髪を二つに結んだだけで、三つ編みではない。
しかし僅か2週間で平和が脅かされ、魔物が再び湧きだした。世界弱っ。
ニケも魔物退治に召集されるが、ククリ自体は既にグルグルは使えなくなっていたため共に冒険へ行けなくなった・・・・・・かと思われたが、「ニケと旅がしたい」と強く願って机の上に落書きするとそれが魔法陣となり、新生グルグル「乳者様」を発動させたことで再びニケと冒険へ出ることが出来るようになった(なぜ「乳者様」なんて言葉が出たかというと、ニケに「もう勇者じゃないから、『勇者様』と呼ばないで『ニケ君』でいい」と言われたが、ククリが言い馴れなかったため)。
現在は懐かしいキタの町でザザとミグに再会し、旅に出たいと申し出た二人を連れて、現在4人旅の真っ最中。
ギップルにザザのレベルを調べるついでにククリ達も調べてもらい、現在のレベルは12と判明した。
装備品
武器:魔法陣の杖 攻撃力+3
グルグルを使うための杖。ミグミグ族専用。旅立ちの際、魔法オババから授かった。
トゲトゲしいデザインで可愛くないので、当初は装備を拒否したが、最終的には受け入れる。
長い冒険を経てすり減り、ついには折れてしまった。
防具:メケメケのローブ 防御力+5
ククリの代表的な衣装とも言えるローブで、普段着でもある。メケメケの毛で織られている。
一見ただの地味な黒いローブだが、実はメケメケの毛は魔法に対する抵抗力が高く、魔法使いのローブには最適な素材とされている。
意外と良い品で、コーダイの都ではこれ以上に良い魔法使い用の防具はなかった。
ファンブック「魔法陣グルグルランド+」に掲載された価格はなんと2千Rと初期装備にしてはかなり高額な値段であったことが判明(ちなみにコーダイ王から渡された軍資金は800R)。
その他:リコの花の髪飾り 防御力+1
コーダイでニケに買ってもらった髪飾り。身に付けた人を一度だけ守ってくれる効果がある。
ノコギリ山で一度なくなるが、その後もたびたび新しいものをつけている。
プラナノが生み出したりできることから、普通の花そのものに守りの効果があると思われる。
防具:ミグミグ族の服 防御力+7
ミグミグ族の踊り用の衣装。帽子、靴下と靴付き。スカートが短めなワンピース。
きりなしの塔編の衣装。後に帽子はモゲルの新しい服となった。
塔攻略後はネコジタ谷にあったものだからと、ケムケムに返してもらった。が、ニケはショックだったようだ。
その他:天使のくびかざり
両親からのプレゼントで、飾りの一つに「ククリへ」と彫られている。
当初は香炉というアイテムの中にあったが、トマが魔雷砲の砲台として盛大に打ち上げたため、キタキタ親父の腰ミノにひっかかってしまった。
きりなしの塔のモゲルの部屋を開けることができる。また、星や天使系のグルグルが使えるようになる。
ちなみに天使のくびかざりという名称・効果は「魔法陣グルグルランド2」に記載されており、本編では公表されていない。
防具:ネコ耳ローブ 防御力+?
可愛い猫の耳がついたローブ。コパール城下町で販売。
一目で気に入って購入しようとしたが、20万Rという高額だったため、購入を断念。
ただしこれはギリ軍がコパール占領時の「物価を1000倍にしろ」という命令を出していたための値段で、本来の価格は200R。
その後アラハビカでの決まりを知らないだろうとアダムスキーが用意してくれた。
アニメ第3作目ではローブの色が白で、鈴の首飾りが追加されている。
防具:ミウチャの服
トピカの町で売られていたローブ。実はミウチャが服飾を学んでいた頃に作った作品。
作中でも一番のお気に入り装備となり、物語の最後まで着ていた。
アニメ第3作目ではミウチャの設定が改変されているため、ミウチャが趣味で作っていた服という設定になった。また、原作にはなかった帽子が加えられている。(左のイラスト、原作。右のイラスト、アニメ。)
デビルククリ
魔境編でククリがグルグルを自分へ向けて使ってしまった姿。魔力でイタズラを繰り広げた。
ただしこれはグルグルによる失敗ではなく、ミグミグ族にとっては普通に起こりうる現象らしい。
アニメでは輪にかけてイタズラが過激で、「Enjoy the party」を歌ったり、アニメジャックをするなどやりたい放題。
また、ツッコミに回ったニケとキタキタオヤジのメタ発言も出たりしている。
詳しいことは『デビルククリ』を参照
その他:エンジェルストーン
「天使にも出会う、悪魔にも出会う」という予言を受けて不安になったククリを心配し、ニケがトマに相談して借りた首飾り。悪魔が近づくと光って知らせる。
だが未完成品なので、弱い魔力には反応しないのが欠点。
武器:ねじまきしっぽの杖
グルグル2におけるククリの新しい杖。ニコピョン族のマークのようなデザイン。
魔法オババ曰く「前の杖のデザインを継承しつつもより洗練された一品」だそうだ。
オババの前では嬉しい態度は見せなかったが、内心すぐ気に入った様子。
このほかにも様々な衣装に着替えている。長い旅の軌跡ともいえよう。
あなたのお好きなククリの衣装はどれですか?
ソーシャルゲームコラボ
グリムノーツ
2017年9月にスクウェア・エニックスのソーシャルゲーム、グリムノーツにコラボガチャとしてニケと共に実装。属性は『闇』。
必殺技であるベームベーム召喚は射程こそ短いものの攻撃範囲が広く、重量級のキャラほど爆風による多段ヒットが狙える。遠距離攻撃系(シューター)としては、純粋な火力面では最強と言っても過言ではなく、周囲全ての対戦相手を溶かす凶キャラとして猛威を振るう。
テイルズオブザレイズ
2022年2月のコラボイベントでニケと共に参戦。グルグル発動時のモーションはきっちり再現されている。
魔鏡技は、「ベームベーム」。
関連イラスト
関連タグ
シータ・・・生い立ちや容姿などの共通点がある。
固有結界・・・自身の心象風景を投影して世界を塗りつぶすという効果が似ている。
龍咲海…初代担当声優が同時期に他作品で演じたベクトルは異なる魔法少女繋がり。
西村茜…リメイク版での中の人が同じヒロインキャラクター。同じスクエニ漫画のキャラで主人公の中の人がニケ(同じくリメイク版)と同じと共通点が多い。