概要
CV:小形満・鈴木勝美・小野英昭・子安武人・稲葉実・関俊彦・高木渉(第1作)→小形満・鈴木勝美・坂東尚樹(劇場版)→北澤力・京極圭(第2作)→小野友樹(第3作)
ネズミをモチーフとした雑魚敵で、太い眉毛と濃い顔が特徴のモンスター。魔物の中で最も位が低く、魔王軍において一般兵として広く使われている。
「御意」「笑止」などと言った文語調の言葉遣いを好んで使い、如何にも重々しい雰囲気の台詞を喋るが、あくまで雰囲気だけで内容はスッカスカ。しかも本人たちもよく意味をわかってないまま喋っているなど、基本的に頭は悪い。
雑用係が主な任務だが、常に任務を欲しがるために志は高く出世願望も強い。が、任務至上主義が行きすぎて、任務があれば他のことはどうでもいいと思ってる節がある。
趣味は部屋を暗くし、魔王ギリになりきる『ギリ様ゴッコ』。
ニケ達が「きりなしの塔」を攻略し終えた頃、「ニセモノのきりなしの塔」で戦士たちと熱戦を繰り広げたりしていた事もある。
概ね役に立たないザコキャラであるが、花の王国では花の女王に繋がる蔦を全て噛み切ってエネルギーの供給を断ち切るというネズミらしい活躍を見せた。
亜種に「ヤリで突くタテジワネズミ」、さらに合体形態「タテジワドラゴン」が存在する。
『魔法陣グルグル2』では、失脚した魔王と出会い、そうとは知らないまま行動を共にする。そして、「お願い玉」の力によって新たな魔王に就任するという大出世を果たす。もっとも、重要アイテムの「タテジワの壺」を適当に扱った末に紛失してしまい、その事が露見したために三日天下で終わってしまった。
ちなみに、地味に魔法陣グルグルシリーズの三作品全てに皆勤賞で出演している。(他に皆勤賞なのはキタキタおやじとギップルくらいである。)