CV天野由梨(1994年版、劇場版)、荒木香恵(2000年版)、大地葉(2017年版)
概要
ジュジュのフルネーム。
ガンガンONLINEで開催された人気投票では第3位にランクイン。獲得票数は1898票。
トランス状態のセリフなどに人気が集まったようだ。
物語の序盤で仲間になるキャラクターだが、はっきり言ってクソ強い。並のモンスターでは相手にならず、ボス格の悪魔とすら個人で対等に渡り合うことさえできる。(後述するがグルグルの世界では最高峰の『僧侶』であり、続編である魔法陣グルグル2でも魔族の幹部格であるレイドから最も警戒されていた。)
メインキャラ4人のパーティーの中では唯一レベルの表記がなかったが、2017年版の最終回でレベル38であることが判明した。(パーティの中では一番レベルが高い。)
1994年版では妖精の村編終了後は最終回まで完全なアニメオリジナル回となっていたため、ニケ達のパーティには加入しない。
人柄
作中に登場する宗教「プラトー教」の「ルナー(巫女)」で、その身に神を宿すことができる。
巫女であるため悪魔祓いも可能。そのため悪魔に対しては敏感。
2017年版では悪魔を探知すると髪の毛の一部が逆立つという某妖怪のような設定が追加。
戦闘能力も高く、聖書の言葉とアイテムを使用することによって、敵を退ける。
ただしその際にはトランス状態に陥り、サディスティックで過激な性格に豹変してしまうため、周囲があっけにとられるほど暴走する。
幼い頃に「クーちゃん」と呼ばれていたことから、名前が似ているククリのことを「クーちゃん」と呼ぶ。
登場初期はミステリアスな雰囲気の少女で初登場時はお淑やかさが強調されたような雰囲気で顔つきもやや違っていた。ククリ達に憧れて旅立ち(家出)を実行してからはだんだん表情豊かになっていきクールな性格が定着した。2017年版では最初から後期の性格と顔つきに統一されている。
ルンルンの助力もあって家出を実行し、コパールへ辿り着く。
そこでニケ達と再会し、共にギリ軍から侵略されていたコパールを奪還するためパーティに加入。
しばらくルンルンと共にコパールに留まるが、悪魔となったククリの声を聞いて魔境へ来訪、ククリに悪魔祓いを実行し、ククリを迎えに行くため再びニケ達のパーティに加入し、共にパンフォスを冒険した。
攻略後は新生アラハビカに作られたプラトー教の聖堂で暮らしていたが、魔物と人間が共存する町では来訪者がいないため退屈な日々を送っており、トマに「きになる言葉」をメールし続けていた。
やや天然ということを除けば他のメンバーと比べると常識的で空気が読めるためツッコミ役を務めることも。
ニケ、ククリとの関係
ニケに対しては1994年版(中でも劇場版)や物語序盤などではニケに好意があるかのような描写があるがハッキリしていない。(ニケとの別れ際に少し寂しそうな様子を見せたり、コパールでの再会時には満面の笑顔を見せたりなど)。
ククリに対しては前述通りコパールでの出会いを経て「クーちゃん」と呼ぶ仲になっている。さらにアラハビカ編では「クーちゃんのことが好きかもしれない」と意味深なこと言って、ニケ達を凍り付かせた。それも彼女の性格上、どこまで本気かは不明である。
最終的には二人の関係を見守る立場になっている。続編の『魔法陣グルグル2』でもその立場は変わらないが、余りにも進展がない二人に痺れを切らしている節がある。特にククリへの想いがハッキリしないニケには攻撃的であり、強行手段に出たこともある。さらに、呪いで龍化したニケが起こしたアクシデントで余計にめんどくさいことになってしまった。それも龍化したニケの更なるアクシデントで解消されている。こういったことに気を揉む為か意外と苦労人なところもある。