「勇者様のとなりを取らないで!!」
「スエラちゃんなんか…スエラちゃんなんか!!」
「だいきらいだ~!!!」
概要
デビルククリとは、ククリがグルグルの効力で自ら悪魔化した姿である。
原作以外でもアニメ第一期にも登場しており、変身するまでの経緯や設定がそれぞれ異なる。
登場したのはアニメ第一期が先であり、因みにデビルククリという名前が使われたのはこちらと第二期の「ドキドキ伝説」だけである。(原作では未使用。)
特徴
悪魔というイメージ通り、悪魔の耳のようなフードや翼、尻尾、八重歯のような牙が生える。
一応、言葉は話せるが基本は「ケケー」「キキー」としか喋らない。
魔力で色々なイタズラを繰り広げる
- 「キライ」と書かれた矢文やハート型の機雷やハンマーで物理攻撃
- 歌詞の引用
- 偽予告
- 作品の内容を改竄
…など色々とやりたい放題である。
作中での流れ
アラハビカ編の中盤でパンフォスの遺跡を探す途中でニケに急接近する女の子スエラ(に成りすました運命の女神)に大好きなニケを取られそうになり、その不安や嫉妬の感情を込めたグルグルを自分に向けて放った結果、自らが悪魔化してしまった。それからニケに対して前述のイタズラを繰り広げた。
初めのうちはグルグルの失敗が原因と思われていたが、その実態はニケを他の誰か(ククリにとっての悪魔)に取られるくらいなら自分が悪魔になるという願望を具現化した結果であり、失敗には分類されない。一種のヤンデレに近い発想。
イタズラそのものがニケに対する愛情表現であり、彼を想う気持ちは悪魔になっても変わっていない。その為、ニケから色鉛筆をプレゼントしてもらった時、今まで通り矢文で攻撃されるが手紙の内容は「あくまでもなかよくしてください。」と素直な気持ちを伝えていた。
最終的にはジュジュの悪魔祓いによって、レベルアップの為にパンフォスの遺跡に転送されている。
その後のククリはまさかのパワーアップをして復活することになる。
アニメ第一期のデビルククリ
第36話「魔法でバトル!優勝は誰だ」にて登場。
ククリの使ったグルグル「失敗10回記念たこたろう」の副作用によって変身している。
原作とは外見的な大差はなく、人間としての自我はハッキリと残っているが体が勝手に悪いことをしてしまうという仕様になっている。なお、変身は丸一日で解ける。
ドキドキ伝説魔法陣グルグル(GBC版)のデビルククリ
ストーリー終盤、恋するハートを手に入れ魔王ギリを倒したら
もう旅をする必要もなくなるとニケが発言したことで、
ククリの中に「ニケと一緒に冒険が出来なくなる」という不安が芽生え、
通常のククリとは別の、もう一人のククリとして登場。直後にどこかへ飛び去ってしまう。
最終的にはククリと一つになって元のククリに戻った。
関連イラスト
変身したもの同士ということで龍者様とセットで描かれることもある。