CV:真柴摩利
概要
テイルズオブリバースの舞台となるカレギア王国の国王アガーテ・リンドブロムの乳母で、王の盾の隊長。
羊のような外見をしたガジュマで、何もないときにはムチを手に叩く癖がある。
ラドラスの落日後、国王となったアガーテの側近でありユージーン・ガラルドが、とある事件で追放されたあとに王の盾の隊長となる。
しかし、アガーテが国中のヒューマの娘を集める際にも王の盾を動員しており、私物化していると見られ、あまりよく思われていない。
彼女の本性(ネタバレ注意!)
「私の首を取りたいか? ヒヒヒヒヒ…」
「親子愛…泣かすじゃないか!」
「ヘドが出るよ!!」
王家の遠戚であり、月のフォルスの能力者。
更に、ガジュマこそが優れた種族であるという選民思想の持ち主であり、ゴルドバの日の儀式で聖獣王ゲオルギアスを復活させようと企てた。
ゴルドバの日の儀式で、アガーテが消息を絶ったあとは、ヒューマこそが差別の元凶でありガジュマが率いるべきだという演説を行うなど、徐々にその言動がきな臭くなって来る。
終盤、獣王山の王家の聖所で遭遇したさいには、ラドラスの容態が悪化したときにドクター・バースと精神を入れ替わり、毒をもって衰弱させ、ユージーンがそれを問い詰めた時にも入れ替わり、口封じのため殺そうとする。
しかし、刺されてしまう直前にバースと再度入れ替わり、ユージーンも彼の名誉のために、この件のことについて口を閉ざしたため王の盾を追放されてしまう。(風の聖獣ウォンティガの試練で、この一連の事件を知ったアニー・バースと当事者だったユージーンは刺す前にナイフを手で叩く仕草をしていたのを思いだし、ジルバであると確信した)
これにより王の盾を牛耳り、アガーテをそそのかして、ゲオルギアスを復活させようとさせるべく暗躍をしていたことが明かされた。
その後ヴェイグたちと戦闘したが、敗れ去り彼らを先述の台詞で罵倒して死亡した。
しかし、彼女自身も全てゲオルギアスの名を騙ったユリスに踊らされていたことは最期まで気がつかなかった。
余談
- 中の人は自分の脚本だけでなくストーリーについてもすべて目を通し、自身のキャラを把握して取り組んだと言う逸話がある程。上述のラストの怒涛の熱演はこの努力の賜物であろう。