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ヤグン

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やぐん

ヤグンとは、ゲーム『アークザラッド』シリーズの登場キャラクター。軍政国家ミルマーナを統治する将軍。ロマリア四将軍の一人。

こんな子供の相手をさせられるとは

わしもばかにされたものだな。

【CV】アニメ:益富信孝 / R宇垣秀成

概要

フルネームはヤグン・デル・カトル

ハルシオン大陸南東部に位置する軍事国家ミルマーナを支配する将軍。かなりの肥満体をしたスキンヘッドの男性で、常にペットの猿を連れ回している。

同国は元々はミルマーナ王を元首とした自然豊かな君主制国家だったが、数年前に国王夫妻がモンスターに殺害され、国が乱れてしまう。そんな折、世界最大の超大国ロマリアからヤグンは治安維持を名目に派遣され、対モンスター用に臨時編成した軍により、国内を暫定統治していた。

しかし、実態は臨時編成した軍部を利用して無期限の軍政を布告したに過ぎず、ミルマーナ王国の統治機関として軍部が台頭。国外への移動や食料品の売買も全て軍部の許可制としたため、大多数の国民は不満を抱いている。しかし、ヤグンが統治してからはミルマーナ各都市へのモンスター被害は激減しており、国内は比較的安定を取り戻している。

元ミルマーナ王女サニアは国を奪ったヤグンに強い恨みを抱いており、祖国再興と復讐の機会を窺っている。

ゲーム版

アークザラッド

スメリア王の使者として訪れたアーク達にミルマーナ国軍本部将軍として面会。トヨーケの森への許可を求めるアーク達には非友好的な態度に終始するが、最終的に条件をクリアしたアーク達にトヨーケの森に通じる巨大な軍用装甲列車への乗車許可を与える。

しかし、その際にアーク達の力を危険視し、ミルマーナ軍に紛れ込ませていたキメラ兵士に始末を命じるが、失敗する。

本作では物語序盤の端役だったが、世界支配を進めているとされる超大国ロマリアから派遣された事や、ミルマーナ軍の象徴でもある巨大軍用装甲列車はロマリアのお下がりを運用している事実、そして闇黒の支配者からは「ヤグン将軍から報告を受けている」とのセリフが出てくるため、敵対勢力との繋がりが言及されている。

アークザラッド2

キメラ研究所編終了直後から本格的に登場。本作からロマリア四将軍の一人である事が判明。

アンデルの要請を受けて、イーガの祖国グレイシーヌへの侵攻を画策し、同時にラマダの経典を盗み出そうとしたが失敗。この際、グレイシーヌから派遣された和平の使者を殺害して送り返す等、残虐かつ非道な一面を見せている。国境線ではミルマーナ軍最強の戦略兵器「列車砲グラウノルン」を使用し、戦闘中の自軍兵士諸共なアーク達を葬りさろうとしたがこちらも失敗。

結果として自軍陣地を破壊してしまい、当面はグレイシーヌ侵攻が不可能となってしまった。

ミルマーナ編ではロマリアの殉教者計画の為に洗脳装置を設置した海底油田にアーク達のシルバーノアが近づいた事を確認すると、「列車砲グラウノルン」で砲撃。

アーク達がグラウノルン破壊を優先すると、その判断を嘲笑うが、グラウノルン司令官ギオネスがアークのおとり作戦に引っ掛かり、対空部隊を逐次アークへの迎撃に回すという稚拙な指揮を展開した為、ヒエンを使用した奇襲と列車砲を接続した巨大軍用列車への侵入を許したばかりか、グラウノルンの制御室も破壊されてしまう。

更にサニアの手によって破壊直前にグラウノルンを軍本部に砲撃されてしまい、軍本部の燃え盛る執務室内でアーク達への復讐を誓ったが、直後に瓦礫に潰されてしまい、「へぶしっ」を断末魔に死亡した。

アニメ版

こちらではガルアーノの死後に登場。アニメオリジナル要素が強く、ミルマーナに派遣されている様子もない。ロマリア軍部の統括を任されていた様だが、エルクとの一騎討ちに敗れて手榴弾で自決する最後を迎える。

関連タグ

アークザラッドシリーズ アークザラッド アークザラッド2

ヤグン・デル・カトル

【警告】これより先、この男の真実が記載されているため 閲覧に注意されたし

『どこにいる・・・だと? お前の眼は、節穴か? さっきから此処にいるでは ないか!』

『お前の、目の前になぁぁぁっ!!!!』

その後、軍部の残存勢力が海底油田に集結しているとの情報を受け、洗脳装置の破壊も兼ねて海底油田をアーク達が襲撃すると、洗脳装置のエリアで衝撃の事実が判明する。

なんと、ペットの猿がヤグンの本体であり、巨大な猿の怪物に変身。

ピポグリフォの群れを呼び寄せてアーク一行と対峙し、サニアから「両親を殺した巨大な怪物はお前だったのね」と問い詰められると、

『くっくっく、我らの野望を達成するのに、邪魔だったんだよ』

『お前の両親も、恵みの精霊もな!』

『だから殺したんだよ…そして、恵みの精霊もまもなく滅びる』

『くっくっく…それにしても、やはり肉は人間の肉に限るよなぁ…』

『うまかったぞ、母親の方は特になぁ!』

とミルマーナの苦難の元凶である事や恵の精霊も邪魔だったから排除した事を語り、そしてサニアの両親であるミルマーナ国王夫妻の事まで嘲笑う。

激怒したサニア達と激戦を繰り広げるが、敗北。

『くはっ、バ…バカな…ま、負けるのか…この私が…こんな…ガキ共…に…ぐおおぉぉぉ…か、体がぁぁぁ』

自身の敗北が信じれないまま、体が崩壊。消滅していった……に見えたが、

『アン…デル』

『助…けて…くれ…頼…む…借りは、かなら…ず返…す』

それでも、まだ辛うじて生存。流石に瀕死の重症を負っており、もはや怪物の姿すら維持できず、ひ弱な猿の姿で、様子を見に来ていたアンデルに助けを求める。アンデルからは洗脳装置を破壊されたのに、ヤグンのみが生き残った事を咎めつつも、彼の側に近寄り…

『助かる…』

『四将軍の面汚しめ』

『なっ…!?』

安堵したのも束の間、アンデルに罵られ、その場で踏み潰されてしまい、息絶えた。

ちなみに猿本体は裏設定集では古くから闇黒の支配者に仕えてきた8mの猿の怪物だとされている。『R』ではヤグンが操っていた人間は有能な軍人だったが、猿に精神を乗っ取られたと説明されているため、元々はロマリアかミルマーナの軍人だったと思われる。

アーク1 、アーク2の双方で人間のヤグンと本体の猿は感情が明確にリンクしている描写があり、正体に関する伏線となっている。

1では出番が少ないため、気付きにくいが、2ではグラウノルン破壊作戦付近で激昂するシーンが多く、気付いたプレイヤーも多いだろう。

ミルマーナ国民からは好かれてはいなかったが、軍人達の支持はかなり高い様子であり、国民からもヤグン政権下で便利になったとの声もある為、内政を疎かにしていた訳ではない。ただし、ロマリア四将軍の最終目的を考えれば、あくまで計画遂行の妨げにならない程度に配慮していただけと思われる。

海底油田で対峙した際には実はセリフが2パターン用意されており、分岐する条件は前作でヤグンと対面しているアークポコがパーティメンバーに含まれているか、否かとなる。

メンバーに含んでいない場合は、サニアに対して「旧ミルマーナの王女様か……」、「ヤグンが統治する新ミルマーナ王国が始めるのだ」と息巻くが、アークとポコがいると「あの時の小僧が私をここまで追い詰めるとは、これほどの屈辱を味わったことはない」、「勇者気取りの小僧と思って放置したのは全て私の甘さが原因。あの方に会わす顔がない……」とアークとポコに敵意を向けてくる会話に変更される。

しかし、海底油田は入口でメンバー選出してからメンバーを変えられないので、わざわざ両方とも聞くのは、ダンジョンを最初からやり直す羽目になるため、両方とも一プレイで確認するのは、結構めんどくさい。

作中ではガルアーノに続いて二人目に戦う四将軍。だが実力に関してはHPがガルアーノ以下で防御力も貧弱。トッシュなどの高火力キャラに背後から攻撃すれば一撃で倒せてしまう事もある。直前にはセーブと回復ポイントもあるため、あまりレベル上げをしなくても苦戦した人はいないだろう。

体感的な強さでは四将軍最弱かもしれない。

ロマリアでの役割はアンデル指揮下での「殉教者計画実行のための支配領域拡大」と思われる。

ヤグンが倒される前の殉教者計画が実行されたフォーレス国のギーア寺院教皇とブラキア国のレイガルもヤグンに関して言及していたため、ヤグン配下だった可能性が高い。また、ヤグン自身が「殉教者計画はアンデルが考えたもので、それに従った自分に何の罪がある?」とサニアに問いかける場面もあり、あくまで殉教者計画の指揮権は有していなかったことが分かる。

撃破後のアンデルの発言から、ヤグンもガルアーノ同様に捨て石程度の認識だったと思われるが、自身が切り捨てられる事を感づいて、焦っていたガルアーノとは違い、こちらは全くそんな認識を持っていなかった事が最後のやりとりからも窺える。

キルバーン : 『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』より。実は・・・

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