お願い(重要)
設定の都合上大きなネタバレになるため、未プレイヤー及び未クリア者に配慮し、関連イラストには必ず本タグを使用して下さい。
※親記事を元キャラの記事ではなくアスタリアに設定している理由も同様である。
※本記事は『テイルズオブアスタリア』光と闇の救世主編の大きなネタバレを含んでいます。
概要
「カノンノ・E(イアハート)【破滅へと導く者】」とは、テイルズオブアスタリアに登場するカノンノ・イアハートの闇堕ち形態であり、光と闇の救世主編のラスボスである。
キャラクターデザインは、カノンノ同様、岩本稔氏が担当している(アスタリア2周年記念"超級"感謝祭より)。
専用のBGMに「破滅へと導く者」がある。
なお、覚醒からこの姿になるまでの変化の様子は、その変化途中のイラストまで描き下ろされている。
秘奥義は手を頭上に掲げて絶望の炎を凝縮したのち落下させて大爆発させて一面を焼き払う「エターナル・エンド」
容姿
黒い服に身を包み、目が赤色になっている。
また、後ろには結晶のようなものが羽みたいになっており、ラザリスを彷彿させる姿になっている。
経緯と結末
アスタリアにおけるカノンノ・イアハートの正体は、世界が危機に陥った時に、世界再生の為に目覚めて現れると言われる、世界にとっての「最後の希望」にして世界の守護者「ディセンダー」。
アスベルの前に現れた時に記憶がなかったのは、その時に初めてアスタリア世界に降り立ったからであった。
旅の中で、徐々に力をつけていき、「光と闇の救世主編」最終盤の零の塔での戦いで、ついに自分の使命を思い出し、ディセンダーとしての力に完全覚醒する。
だが、その時アスベル達に協力していたデュークがなぜか彼女を殺そうとする。アスベル達は訳も分からず、カノンノを守りながら戦い、これを退ける。
実は、その力に目を付けたユグドラシルによって、ディセンダーの力を反転させる、即ち再生の力を破壊の力に変える「種」を、あらかじめディセンダーの力が完全に覚醒したタイミングで発芽するように植え付けられており、それを阻止するためにデュークは彼女を殺そうとした。それによって覚醒した彼女は世界とそこに生きる命の「再生」でなく、「破壊」を使命として行動するようになってしまう。
何してんだよユグドラシル…
カノンノは皆の声を受けて「種」に抗い続けるも、力及ばず、大精霊の力をも取り込んで破壊の化身へと変貌。
ここに「破滅へと導く者」が誕生し、アスベル達はカノンノに刃を向ける事になってしまう。
彼女は、その圧倒的な力でアスベル達と死闘を繰り広げる。アスベル達は、必死に攻撃するが、どれも彼女にはあと一歩で届かない。彼ら、特にアスベルは仲間だったカノンノへの攻撃をためらうが、一時的に表出した仲間としてのカノンノに残された最後の意思(この時、瞳が赤と明るい緑のオッドアイになる)は、唯一の方法として自分を殺すようにアスベル達に懇願。アスベルはそれを拒むが、他に方法がなかったため、彼らは断腸の思いでカノンノを倒し、結果彼女は死亡する。しかし、その時の彼女の顔は、涙を流しながらも、穏やかな笑顔であった。
その時、その場に居合わせたデュークが「種」を浄化(本来は出来ないが、「種」が力を使い切っていたため浄化可能だった)して彼女を蘇生させる。再び目覚めた彼女は、「種」に打ち勝ち、ディセンダー本来の形として世界の再生を実行した。世界は美しい姿に再生され、力を使い使命を終えた彼女は、普通の人間として生きていく事になった。
そして、エンディングでアスベルからカノンノは「オレと一緒に行かないか」と誘われ、その場にいたリオン、リッド、ルーク、リタ、ミラらも一緒にアスベルの故郷へ向かう事が決まったところで「光と闇の救世主」編は幕を下ろすのである。
しかし、この時本人達は知らなかったが、彼女の行った世界再生の余波を受けて、「ある存在」が覚醒、それが「結晶の大地と導きの光」編の物語が始まる一因となる。
外伝作品出演
2021年6月の第1弾アスタリアコラボで、イアハートのフォームチェンジ形態として登場。強敵キャラクター扱いとなる。イアハートの体に現れた彼女の意思が同じくアスタリアの世界の人格が宿った3人を利用して世界を破滅させようとするが、最終的にイアハートの意思が戻ったことで封じ込められる。
参加キャラのフォームチェンジとして唯一セリフがイアハートと破滅の2パターン存在している。
本作で、ブラックキュア、スプリットシェイド、ダークネスフォトン、ハウリングダーク、ハウリングカノン(ハウリングダークの技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は、地面から拡散する闇の力で敵を噴き上げる「スプラッシュ・ランカー」、アスタリアと同じ「エターナルエンド」。
関連イラスト
関連タグ
破滅へと導く者/【破滅へと導く者】カノンノ・E(表記揺れ)