概要
『テイルズオブアスタリア』オリジナルの設定である「キール・ツァイベルの分史世界の姿」で、第6章「双星の宿命(さだめ)」のキーキャラクター。
正史世界のキールと同じ学者であり、自分の世界が分史世界だと理解していて論文で提出する。
ただし、正史のキールは「地位よりも自由に研究できる環境を大事にしていた」が、彼は研究結果を信じない学会から嘲笑の対象となることもあって、地位に固執している点が大きな違い。
また、服装も無頓着な正史世界とは異なり、高級なローブを身にまとってメガネをかけているなど華美になっている。
武器は派手な装飾が付いた「杖」であり、秘奥義は天と地から闇と光の力をぶつける「グランドゲート」
活躍
上記の論文が分史世界のア・ジュールの女王シゼルの目にとまり王室専属の研究者となる。
ア・ジュールの王女であるメルディに嫁ぐよう要求してくるセルディクが王となっているウィンドルとの戦争になりかけの状態で女王シゼルからの命で魔導機開発に着手しており、自分たちの世界に来てしまった研究に必要なエルを捕らえたり、ルドガーを手にかけようとするなど手段を選ばない一面がある。
ネタバレ
負の因子の影響もあるが、実はメルディが時歪の因子なのだと気が付いていてルドガーは破壊する為に来たのだと信じ込み、シゼルから下記の理由で戦争の必要がなくなり魔導機開発を停止するよう命が出たにもかかわらずルドガーたちを排除しようとしていた。戦いに負けると魔導機で当たり一体の生命を奪おうとするも、メルディの活躍で停止することになり負の因子が壊れて元に戻った。これまでの行動もすべて大切なメルディを守る為のものが負の因子により暴走したものだった。(またこの世界のキールはリッドやファラとは会ったことがないのも一部影響していると思われる)
戦争も正史世界から来ていたリチャードの証言もあり(この分史世界では正史世界では失敗していたリチャードがセルディクの手で毒殺されている世界)セルディクを失脚できるということでなくなり、魔導機も破壊する。正史世界に戻るルドガーたちの力となるべく研究した資料を向こうの自分に渡して欲しいと手渡した。