※以下、『テイルズオブヴェスペリア』本編及びスピンオフ『虚空の仮面』のストーリー上のネタバレ注意
概要
『テイルズオブヴェスペリア』のパーティキャラクターであるレイヴンのかつての本名。
外伝小説『虚空の仮面』では、なぜ彼が生来の名前を捨て「シュヴァーン」、そして「レイヴン」になったのか、その経緯が本編を補完する形で語られている。
経歴
帝国の地方都市ファリハイドの貴族子弟として生まれ育ったが、放蕩息子として疎まれていたことを悟り故郷を出て騎士団に入る。
その後人魔戦争に参加したが、所属部隊は全滅、自身も心臓を失い死ぬはずだったところを、アレクセイ・ディノイアによって心臓魔導器を埋め込まれ蘇生する。
しかし、仲間を守れず無力な自分だけが生き残り、さらに故郷も戦争によって滅びてしまったことを知り絶望し、病院内を彷徨っている時に出会ったデューク・バンタレイに「死人か」と言われた事が決定打になり、己を死人として認識するようになり「ダミュロンは死んだ」と零したことから、アレクセイによって新たな名と身分「帝国騎士シュヴァーン」を与えられ、彼の命じるまま活動していた。
性格
年齢が若いこともあって多少やんちゃな部分がある女好きだが、いざという時は芯の強さを見せる時がある。
この頃は後年のような無気力感はまだ少ない(特にキャナリと出会った後はそれが顕著)。
キャナリとの関係
キャナリとは、同僚との悪ふざけでナンパをしていたところを彼女に標本みたいに磔にされたという出会い方をしており、最初は最悪な印象を抱いている。
その後、彼女と再び下町で接触したことで彼女の考えを知ることになる。
彼女の話を聞いたことと、彼女のひた向きな姿を見て自分が嫉妬していることを察し、同僚たちとの仕返し時に起こった事故の時に考えを改めて助けに向かう。
彼女を助けた後は共闘し、援軍が来たこともあって無事に魔物を倒した。
その芯の強さをキャナリにかわれ、キャナリ小隊に所属することになる。
彼女の家宝の「ディヴァインキャノン」はサブイベントの中でレイヴン(ダミュロン)が受け継ぐこととなる。