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概要編集

2000年10月2日から2001年9月28日まで、日本テレビ系列30局(フルネット27局+クロスネット3局)で、同時ネット(月曜-木曜24:45-24:50、金曜25:15-25:20)で放送された。全編CGでできている短編5分の深夜アニメ。全245回。英名は「 Mr.Digital Tokoro」。

製作はポリゴン・ピクチュアズ

その名の通り、芸能人所ジョージを主人公にした約5分の短編アニメで、日本製ながらどこかアメリカンな雰囲気の背景などが特徴。

テレビ東京系列以外で、史上初めてすべての系列局で放送された深夜アニメである。

アニメ放送後には、NECのCMキャラクターとしても起用されたり、パチスロ化もした。


ストーリー編集

ミュージシャンで無類のクルマ好きな所ジョージが、信じられない出来事に次々と巻き込まれていくお話。

そして数々の名言を残していく。


登場人物編集

所さんとその家族

本作の主人公にして所ジョージ本人。性格至って温厚。通称「所さん」。

トップブリーダー兼タレント兼天才発明家兼一家の主兼CDは全く売れないミュージシャン(※劇中表記)。

ゴルフが大好きであり、前者に至っては家のお金を持ち出すため騒動となる。

地下に研究室を構えており、天才的なひらめきをもたらす「あったま良くなるマシーン」によってクローン人間製造機からタイムマシンまで発明するが、その動機は「仕事したくないから私に似た人間が欲しい」、「賞味期限切れの満福チョコを食べたい」などろくな使い道じゃないことが多い。

129話からはジョージマンに変身する事が明かされる。

66話では、プレミアム七色バーのある能力で、眉毛がV字と共に赤いサングラスを着た「ハンサム所さん」になったこともある。

所さんの飼い犬で、水色の体をしたハスキー犬。通称「インディ」。

モデルは本アニメ放送当時に所さんが実際に飼っていた犬(2006年没)。

性格はいたってバカ(なのだが所さんを嘲笑ったり出し抜いたりなど意外と狡猾)。犬のくせに2足歩行で好物は満福チョコバー。

基本的にカタカナ文字のプラカードで会話するが、時々流暢に喋ることも。

口癖は「ニャッ」で、所さんの事を「トコジョー」と呼ぶ。

所さんの奥様(通称も「奥様」)。67話で初登場(1話では声のみ登場)。性格は至って狂暴

金髪で、ボンキュッボンのナイスバディ。

所さんのリアル奥様がモデルだが、作品では外国人のような風貌になっている。

家計を守る「一家の番長」として君臨しており、無断で家の貯金で車を買おうとする所さんを力ずくで制止するほどだが当人も大型のアメ車やへそくりで作った純金像や金ののべ棒5tを所持してたりする。なんだかんだで所さんとの仲は良い。

ゴキブリが苦手。怒ると目からレーザー、口から放射能を吐く。

所さんの飼い猫。ピンク色の体をしたベンガル山猫。47話で初登場。

口癖は「マオ」。性格はいたってボケ。万引き癖が強く、所さんたちの金庫からお菓子をネコババしたりする。インディをからかったりすることも。

インディー同様、カタカナ文字のプラカードで会話する。

ちなみに演者となる立木は他のモブキャラを演じている。

所さんと奥様の娘達。2人とも金髪で奥様似。

ポニーテールのほうが小学4年生の長女(92話で初登場)、ツインテールのほうが小学2年生の次女(87話で初登場)。

父親に平然と高級ブランドを要求したり、数百億もある両親のへそくりを見ても「コレだけしかもってない」と見なすなどかなりの高級思考。

その他の人物

  • メカトコロ

所さんが開発したアンドロイド、29話で初登場。頭にある物を入れて動き出した。

燃料は単三電池二本で4チャンネルプロポ使用。出力150万馬力。自律行動もできるが基本ラジコン操作。

元々は「自分の代わりに働いてくれるアンドロイド」として造ったが、その後目からレーザーや口からの火炎放射、マッハ2の飛行能力を備えられ「仕事をしなくていいよう世界征服するための兵器」に改造されるが一辺に搭載された武装を使うとすぐ電池切れになってしまうという欠点つき。

  • ミニトコロ

所さんの頭の中にいる小人のような所さん達であり、所さんの頭脳そのもの。21話で初登場。

    • ミニトコロJAPAN

隊長以下、4人のパイロットで構成されている。全身赤タイツ。初登場週や長編回では彼らが主体となっている(後者では艦長が出たが、ウソ言っては部下にツッコまれた拍子にご臨終を迎えたかと思えば復活してを繰り返している)。

    • ミニトコロUSA

126話から登場したアメリカから来たミニトコロさん達。通称・サンダージョージ。隊長以下、数名のパイロットで所さん全体を操縦している。元々、所さん頭部の操縦を担当していたのはMr.Tだったが他のパイロット達にいびりを行った末に「BOMB!」と叫び自爆し死亡、以降は双子のMr.Gが勤めるようになった。また隊員達全員、英語混じりで話す事が特徴。

  • 満福太郎(CV:愛河里花子)

満福商事の会長。性格はいたって真面目。48歳。口癖は「とってもマーブル」。164話で初登場。

満福商事はチョコレート、食料品、日用品、テレビ局を扱うなど、どこぞのあのグループに近い。Jr.(ジュニア)という息子(CV:立木文彦)もいる(204話で初登場)。その正体は世界征服を企むDr.マーブル。マーブルに変身時、服装はマーブルチョコレートの姿になる。しかし物語終盤になるとある過去が明かされる…

  • 満福太郎の部下(CV:立木文彦)

満福商事で働く満福太郎の部下。全員、会長(Dr.マーブル)と同じ顔をしている。

3話などに登場した満福商事の自販機。

当初はただの自販機だったが、その3あたりからアームが付き自動行動が可能。砂漠でコーラ、南極でラーメンを売っており、遭難した所さん達の最後の希望となるが…。

また、ガソリンスタンドにも同様に自動で行動するガスサーバーが登場した。

とあるジャングルに迷い込んだ所さん達が遭遇したゴリラ。息子と母、父がおり一見キングコングのように巨大そうだが実は……。

崖に巣をつくっていたコンドル。

48話、53話では3羽のヒナがバカみたいに上を向いてエサを待っていたが58話以降は巨大な親が登場。首を伸ばして人間すらも捕食するが、飛び立つ際にウンチといっしょにあっという間に排泄される。

128.133.138.143話に登場。砂漠の奥に自販機で300円で売られていた幻の魔法のランプの魔人。

なんでも3つの願いを叶えてくれるのだが、「ちょっと待って」や「だまらっしゃい」といったことも願いにカウントするイヤな性格。

163.168.173.178話に登場。ネッシー発見の賞金目当てで所さんと捜索していたインディが発見したからくり仕掛けのネッシー。

当初は所さんは本物だと勘違いしていたが、ある事件を機に正体を知ることになるも逆に利用しようとするが…。

183.188.193.198.203.208.213.218話に登場。

  • ジョージ・リー

所さんに似た女性、金髪のボブヘア。182話で初登場。

地下秘密研究所で作られた巨大ビジョンで所さんの執事。姿はなく声のみで、研究所の管理や出迎え、ジョージマンの変身を任されている。

本作におけるナレーション。


主題歌編集

テーマ曲

「旅の犬」(2000年10月2日 - 2001年3月30日)

作詞・作曲・歌 - 所ジョージ / 編曲 - 井上鑑

※111話から114話までは未使用

「チョコレートを買いに」(2001年4月16日 - 2001年9月28日)

作詞・作曲・歌 - 所ジョージ / 編曲 - 大谷幸

※236話から239話、241話から244話までは未使用


挿入歌

「泳げタイヤキ屋のおじさん」(ヒトマカセヴァージョン)

作詞・作曲・歌 - 所ジョージ / 編曲 - 井上鑑

「スーパーショット」

作詞・作曲・歌 - 所ジョージ / 編曲 - 井上鑑

「そんじゃまあコンチワッス」

作詞・作曲・歌 - 所ジョージ / 編曲 - 井上鑑

「魚釣りとYシャツのボタン」

作詞・作曲・歌 - 所ジョージ

「いつかは販売機」

作詞・作曲・歌 - 所ジョージ

「ずっと ずっと」

作詞・作曲・歌 - 所ジョージ / 編曲 - 井上鑑


関連タグ編集

ポリゴン・ピクチュアズ

みんなのうた…1999年放送分で放映された所ジョージの歌『歩いてみっか!』の映像は本作と同じくポリゴン・ピクチュアズ製作で、この時登場した所さんのCGはクローン所さんとしてデジタル所さん本編でも使用されている。

NANA…本作も日本テレビ系列全30局で同時ネットされた深夜アニメである。


外部リンク編集

TVアニメ公式サイト

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