概要
天使によってフォーリオンに英雄として導かれたドワーフの義兄弟。主人公と共に100万ゴールドを稼ぐ黄金の試練に挑むこととなる。
4000年ほど前にドワチャッカ大陸が過酷な環境でドワーフ達が山奥や岩穴に隠れて暮らしていた頃、そんな生活に耐えかね冒険の旅と魔物との戦いを始めた事で、徐々に同胞の協力を得て大陸中をドワーフ達が安心して暮らせるよう開拓し、3つの大集落を作ってそれぞれの長になったものの、その務めが忙しくなり再会が困難になってしまった。
更に文明の発展により欲望を抑えきれなくなったドワーフ達が争うようになり、カブとナンナがそれぞれ築いたガテリア公国とウルベア帝国は戦争を起こし、それが悪神となったカブが大陸を滅ぼそうとするきっかけとなってしまう。
死後はカルサドラ火山に像が建てられた。
メインストーリー6.5前期のメインクエストでは主人公を加えて四闘士となる。
メンバー
カブ(メイン画像左)
CV:岩田光央
「閃光の斧」を自称する長男ポジ。バカ正直の熱血漢だが女好きなのが玉にキズ。死してなおドワーフ達の笑顔と幸せを守れる力を手に入れる為、四天の星巡りに挑む。
以前主人公達が訪れたウルベア地下帝国に滅ぼされたガテリアの始祖、ビャン・ダオは子孫に当たる。
前述の通り人生のどん底のような生活を送ってきたからか、極貧生活に苦しんだ厄魔ポヴァディウスの気持ちに共感し、彼を見殺しにしては後味が悪く、目の前で苦しむヤツがいたら命に替えても救うと言い、稼いだ100万ゴールドで彼の借金を返済して救済する。
そして情けは人の為ならずということわざの通り、ポヴァディウスが残した古代ちいさなメダルをゴーレックが100万ゴールドで買い取ってくれた事で試練を達成した。
悪神となった後は前述の理由と実の弟と妹が見捨てられて餓死した事でカルサドラ火山の噴火で大陸を元の荒れ果てた大地に戻そうとし、ナンナとドルタムを取り込んで悪神 三闘士となるもビャン・ダオが大事に育てた苗木やチリの説得により呪炎から解放された。
ナンナ(メイン画像中央)
CV:ファイルーズあい
「震天の槌」を自称する次女ポジ。生真面目な性格なのでよく兄を制裁しているものの、ドルタム曰くその衝突は本当に仲が良い証拠とのこと。
ウルベア帝国を築いたものの、後に子孫が魔物に唆されてガテリアと戦争を起こした事を嘆いている。
また、ビャン・ダオがコールドスリープから現代に甦ったことで少々特殊な形で血が繋がれたカブや国が現存しているため現状の王国が直系の子孫であるドルタムと異なり、現状子孫が一人も登場していないが断絶したかは不明
ドルタム(メイン画像右)
CV:市川蒼
「賢哲の盾」を自称する末弟ポジ。二人と比べると大分大人しい性格。現代のドワチャッカの文明や技術を確立し、ドルワーム王国を築いたという。
彼の作ったドルワームは滅んだ他二国と異なり現存している唯一の国である。
余談
カブの声優である岩田光央氏は、2020年版ダイの大冒険のアニメでザボエラを演じている。
ナンナの声優であるファイルーズあい氏は本作で行われたDQタクトコラボイベントでモナンの声も担当した。
関連タグ
天使に導かれた英雄たち
ラダ・ガート 大地の三闘士 ハクオウ リナーシェ フォステイル アシュレイ レオーネ 主人公
Ver.6.5後期ネタバレ
敵の本拠地である魔眼の月にてカブは毒を少しずつ受けて衰弱。それでもジア・クトを強化する一方他の生物の生命力を奪う装置まで到着し、追っ手によって袋のネズミと化したその時、殿をナンナに任せドルタムと共に装置まで接近したカブは装置を破壊したものの、消滅。
その後ラダ・ガートと合流し、要塞司令官のジア・ネブラを下したが敵の罠から逃れるべく今度はナンナが犠牲となってしまった。
残ったドルタムは悲しみを堪え、ジア・レド・ゲノスとの戦いまで生き延び、ゲノスの真の姿であるメルド・ゲノスとの戦いでは主人公達の足場を維持した。
が、その後墜落してきたジア・クトの船の落下を防ぐために最後の力を使い果たし、兄姉と同様に消えていってしまった…。
…彼らだけではなく主人公とフォステイル以外の英雄全員はそもそも一度死んだ存在であるという時点で消滅フラグが立っており、最終的に消滅する事は予想されていたもののVer.6.5後期で駆け足のように皆殺しにされてしまった展開は強く賛否が分かれており、それもひとえに彼らがストーリーを通して魅力的に描かれていたからこそと考えられる。(なお、非難されているのは「必要性の薄さ」「唐突さ」からくる「展開の説得力の無さ」並びに「消滅の遠因が悪神化から元に戻すためナドラガを倒す際に身につけていた神殺しの心気と同じ力を纏う主人公に攻撃された事で何かあれば死ぬ状態になっていた事にされた=主人公が殺したも同然」と言及された事であり「彼らが消滅したこと」ではない。しかし運営スタッフは「消滅したことが気に入らないプレイヤーが多かった」と解釈したらしき発言をして大顰蹙を買った)
特にナンナはほぼ消耗していなかったのに急に限界を迎えて消滅した点が非常に不可解である。
…アストルティア総選挙での最高順位はナンナが4位留まりだが