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ダストン

だすとん

ドラゴンクエストⅩに登場するキャラクターである。オフライン版ではメインメンバーに抜擢された。
目次 [非表示]

CV:伊藤健太郎(ドラゴンクエストライバルズエース以降)

概要

岳都ガタラに住む無精ひげを生やしたドワーフの男性。

一人称は「わし」で、渋い見た目とは裏腹に語尾に「~です」「~ます」をつける。

娯楽島ラッカランの島主ゴーレックとは兄弟の関係である(ダストンが弟)。

町の片隅にガラクタ城を築いており、そこで助手のポツコンと生活している。

かつてはチリという養女がいたが、大喧嘩して出ていったらしい。

また、垂直な壁を駆け上がったり、高所から落ちてもほぼ無傷である程の驚異的な身体能力を持つ。


役に立たないものやガラクタが大好きで、命よりもガラクタの方が大事という独特の感性を持っている。役立たずという事に自信のある冒険者はガラクタ城に行ってみるといいだろう。きっと歓迎してくれるに違いない。

その反面、役に立つものに対しては興味がなく、自身が褒め称えられたりするのも苦手。

その割には、今は病死した前町長から、歴史あるガラクタを発見し、その名誉を称えると共に貰った「黄のキーエンブレム」を持っている。


本編では、謎の美少女怪盗ポイックリンに奪われたガラクタを取り返すために、主人公を「ポツコン2号」と名づけてカルデア洞穴へ同行する。

その後、ガラクタをマグマに捨てようとするポイックリンと主人公の会話から、そのガラクタが「遺跡の扉を開けるための石板」であると知り、こっそり崖に張り付いてマグマに落ちそうな石板を回収する。

ダストンは石板が「ガラクタ」ではなく「使えるもの」だと知って残念がるも、遺跡の扉の先にはさらなるガラクタがあると目星をつけ、ウルベア地下遺跡の最深部へ向かう。

ダストンのあとを追ってきたポイックリンから事情を聞き、彼に遺跡の扉を開けないように説得する主人公であったが、ダストンは「主人公がガラクタを横取りしにきた」と勘違いし、遺跡の壁をよじ登って無理矢理石板をはめて扉を開けてしまう。

扉の先には謎の機械が横たわっており、それを見たダストンは「あんなガラクタ見たことない」と感心する。しかし、それは古代兵器「ウルベア魔神兵であり、彼が近づくと起き上がり「侵入者」とみなして襲い掛かる。ポイックリンは古代兵器の攻撃から間一髪ダストンを守るが、そのときに彼女のマスクが吹き飛び、ダストンに正体が自身の養女であるチリであるとバレてしまう。

その後、ウルベア魔神兵は主人公に撃破され、都合よくダストンの大好きなガラクタになる。それで彼は喜ぶも、主人公がいなかったらダストンは古代兵器に殺されていたため、危険を顧みない行為で散々心配させたことをチリから叱られてしまう。しかし、彼は「自分の命よりガラクタの方が大事である」と改めて主張し、彼女と仲直りする。

その後、チリはダストンに対して主人公にキーエンブレムを譲渡することを提案する。初めは「お気に入りのガラクタである」と言って、ダストンは渡すことを躊躇していたが、チリから「キーエンブレムを持つものは有能な冒険者として褒め称えられる」と聞き、そういった扱いが苦手なダストンはしぶしぶ主人公にキーエンブレムを渡す(ガラクタ城に帰った頃にはそのことを忘れていたため、実際に渡したのは助手のポツコンである)。


ガタラ外伝クエストである「動き出した時間」では、ウルベア地下遺跡から前述の古代兵器の残骸を持ち帰るも、その古代兵器の中から「ビャン・ダオ」という謎のドワーフの男性が現れる。

彼は約3000年前に存在したガテリア皇国の皇子らしいが、国が滅びた現在ではその地位もないため、ダストンに「ポツコン3号」と名づけられてしまう。

最終的にビャン・ダオはこの時代を生き抜くために旅立っていくが、ダストンは彼を「役に立つのか立たないのか分からないやつだった」と評価している。


バージョン3「いにしえの竜の伝承」では、アストルティアの種族神の加護を受けた「神の器」をつけ狙うヘビ使いの男(アンテロ)によって養子のチリが誘拐されてしまい、ダストンは「役に立たない娘」を返してもらうために、主人公と共にアンテロを追ってダラリア砂岩遺跡までやってくる。しかし、アンテロの持つヘビの再確認により、ドワーフの神「ワギ」の加護を受けた「神の器」は王族のチリではなくダストンであると判明する。

その後、アンテロが撤退して全てが終わった後に、念入りに兵を連れて遅れてやってきたドゥラに対して「ポンコツ(ダストン本人は褒めたつもりである)」呼ばわりし、その発言で彼から恨みを買ったのか、ドゥラが連れてきた兵士にドルワーム水晶宮まで連行(保護)された。


主人公がナドラガンドに行こうとする際には、マイユと共についてくる(彼曰く、ドルワーム王国での重要人物扱いに嫌気がさして抜け出してきたらしい)。

その後、ナドラガンドの氷の領界に流れ着いたようであり、そこにあるイーサの村では、「伝説の緑の者」としてまたまた重要人物として崇められてしまう。ある意味、ツイてるようでツイてない男である。

また、現地で会った、他人から元気を吸い取るせいで避けられている少女リルチェラを「ポツコン4号」と名づけ、彼女と仲良くしていた。

最終的にリルチェラが「伝説の緑の者」であると判明し、村から旅立とうとするダストンは村人と和解した彼女から「一緒に連れてって」と言われるものの、「アンタはポンコツじゃないので皆から大事にされて暮らすのがお似合いですよ」と返し、別れる。

その後は、ガラクタ探しのために炎の領界へ向かうが…。


ナドラガンドでの決戦前に久々に登場するが、氷の領界から炎の領界に向かったあと、ナドラガ復活に必要な「神の器」の力を引き出させるために、教団のものに拉致されてしまい、ガラクタの如く暴行を受けたようで、他の神の器同様、身体が酷く衰弱してしまっている。

その後は嵐の領界で保護され、最終決戦が終わったあとは岳都ガタラにあるガラクタ城に帰宅している。



オフライン版では

主人公のパーティに加わるキャラとして登場。ガタラのストーリーで協力したのち、クリア後に正式加入。会話等では基本的に「城主ダストン名義。


旅先でも空気ガン無視でガラクタ探しに夢中であり、仲間達から呆れられる場面が多い(特にフウラ)。主人公のことは『元ポツコン2号』と呼び続けている。

主人公と同行する時も行く先々でガラクタが拾えそう依頼の報酬でガラクタが貰えそうという理由を挙げ、結局ガラクタを集められずに不満を漏らすのがお約束になっている。


しかし、仲間会話では彼のガラクタに関する価値観が朧げに語られており、

  • ガラクタのためなら自分の命は惜しくないが、他人の命を犠牲にしてまで得ようとは思わない
  • 大魔王マデサゴーラによる偽りの世界の侵食に対し、世界全てが偽物に置き換わったらガラクタの価値がなくなると捉えて憤る。
  • 役に立つものには興味はないが、それが神聖なものなら無碍に扱わない

という旨の台詞を言う場面が多い。


また、ドルワーム王国でチリの出自が判明した後の仲間会話では、何も聞いていないことにしてチリはいつも通り自分の娘であると彼なりに気遣ったことを口にしている(イベントの都合上、ドルワーム王国内でダストンとチリが直接会話する場面はないが)。

他にも上述のリルチェラとの別れで見られたような、彼なりの優しさを彷彿させる仲間会話も度々見られる。


悠久の回廊における幻惑に対しても、他が「誘惑に打ち克った」ことを話す中、彼に関しては「ガラクタを探しに出たらなんか抜けてた」「元ポツコン2号に荷物持ちさせようとしたらなんか抜けてた」「3つ目の幻惑に至っては全く記憶にない」と堪えた様子がなくここでも突き抜けた変人ぶりを発揮している。


特定の物の蒐集者らしく観察眼はあるようで、真のセレドの町で出会ったルコリアに仲間達が既視感に首を傾げる中、即座に偽りのセレドの町で出会ったリゼロッタと似ていることを指摘した。


戦闘面

オンライン版の盗賊遊び人旅芸人にどうぐ使いといった中衛職全般を一纏めにしたような性能で、ハンマー、短剣、ムチが装備できる。

戦闘中は遊び人と同様に追加で気まぐれな行動を起こす。固定メンバー故にプラス効果の方が多く出るように調整されてるとのことでマイナス効果の発生率は低い。「ほんきであそぶ」使用中はランダム効果であることを差し引いても破格のバフを撒いてくれる。


攻撃デバフの乗った「ゴッドジャグリング」や道具の効果を引き上げるスキル群と併用したHP/MP回復、そして数々の状態異常撒きが基本的な動き。

中でも1ターン休みのバリエーションに大変富んでおり、縛り属性の「クモノ」、怯え属性の「なめまわし」、笑い属性の「ボケ」、転び属性の「バナナトラップ」、スタン属性の「ガラクタハンター」「スタン/キャンセルショット」と全部で7種類あるうちの実に5種類を使いこなす。

ボスクラスの敵でも何かしらの休みが刺さる者が多く、敵の耐性を把握すればボスだろうが行動を大きく阻害でき戦闘をより有利に進めることができるだろう。


特にしばりプレイ下では道具による回復や敵の足止めが生死を分けることも多く、役立たずでいたい本人の思想と裏腹にキーパーソンレベルで役に立つ。


イラスト検索における注意

また、遊戯王にもダストンというデッキがあり、『ダストン』とだけ打って検索するとそちらも一緒に引っかかってしまうため注意が必要である。


関連タグ

ドラゴンクエストⅩ DQ10 ドラクエ10

ドワーフ(DQ10) ドワーフ

チリ(DQ10) ポイックリン


マイユ フウラ ラグアス ヒューザ アンルシア

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