CV:白石晴香(『ドラゴンクエストライバルズ』)
概要
風の街アズランの領主タケトラの娘。抹茶色の髪で後頭部に大きな赤いリボンを結んでいるのが特徴。ぬいぐるみのケキちゃんを、いつも手放さず持ち歩いている。
生前の主人公とは非常に仲がいいが、父親には反抗的な一面もある。母親カザユラは故人。
Ver.1
学者になるためにツクスルの村で勉強に励んでいるが、アズランでは新たな『風乗り』として期待されている。だが本人は『風乗り』になる気はない。
卒業試験である若葉の試みに挑むが『知の試練』で不合格となりそのままアズランへ帰ることとなり、風乗りになることを期待される。しかし本人はいまいち消極的。その理由というのが、カムシカを嫌悪していることである。
母カザユラが亡くなった理由が、崖に落ちたカムシカの子供を助けようとして自分が転落死。
このことからフウラはカムシカを嫌い風乗りになることも拒否するが、ケキちゃんを拾ってきてくれたり母の好きだった花を崖の上に供えていた事を知り、序々にカムシカに心を開き始め風乗りになることを決意することに。
スイの塔では主人公の付き添いで風のころもを取りに最上階へ向かうが、その時に儀式を妨害するために誰かが派遣した怪獣プスゴンと対面する。
色々あったが、フウラがケキちゃんをプスゴンに渡したことで丸く収まり(?)、風のころもを入手。アズランの新たな風乗りとして一歩を踏み出した。
後日談クエスト「人形たちのラグナロク」では生きたケーキ神人形「ヴァルハラの戦士」達から悪役「調停者オーディン」と見なされており、人形たちは彼女から天命の戦乙女(ケキちゃん)を取り戻そうとするが、父と喧嘩した腹いせに全員おもちゃ箱に閉じ込めてしまった(オフライン版ではフウラが加入する都合かヴァルハラの戦士達の言動を不快に思った事に変更されている)。
Ver.3
巫女ヒメアに付き添って世界樹を訪れた際、風の神エルドナの「神の器」であることが判明し、ナドラガンドに誘拐される。嵐の領界にてアンルシアやラグアス王子と共にムストの町に身を寄せていた。
その後、総主教オルストフの手によって主人公がアレした際や、最終決戦シーンにおいて他の神の器と共に種族神を身体に降ろし、活躍を見せる。
オフライン版
他の「神の器」共々、パーティーメンバーとして主人公の旅に同行。アズランのストーリークリア後に正式加入する。
仲間との会話では、いい加減な性格のダストンにツッコミを入れたりする場面が多い。一方まだ子供なので、偽りのセレドの町で名誉子供としておやつ無しに嘆いたり、ある目的のためにモンセロ温泉峡に来る度に仲間会話で温泉に入れずに未練たらたらな台詞が聞ける。
また、ヒューザに対して、「自分に兄がいればこういう人かな」と見ている。年が近いラグアス王子との会話もそこそこ多い。
戦闘面
魔法使い寄りの賢者をベースに様々な補助技を揃えたお前のような落ちこぼれがいるかと言いたくなるレベルの過労死枠。
物語序盤の貴重なヒーラー枠ということもあり、真っ先に仲間にした方がいいキャラに挙げられる。
武器は扇、スティック、両手杖を装備可能。
攻撃呪文はギラ、ドルマ、バギと、メラ、イオ、ヒャドを覚える魔法使い主人公と真逆のラインナップを習得するが、何故かギラグレイドは覚えず代わりにマヒャデドスを習得する(ギラグレイドは踊り子主人公のみ覚える)。
この他様々な補助呪文や固有の「かぜのり」スキルによる様々な補助特技を覚え、「後衛術者がやること」は強力な回復以外なんでもできる。
- 仲間で唯一のバイキルト使い。扇スキル「風切りの舞」で全体バイシオンも。
- あんこくのかぜによるデバフにフバーハやマジックバリア、追い風といった防御面のスキルも充実
- スティックスキル「キラキラポーン」の使い手でもあり強敵ではばら撒く必要がある。
- ベホイムやベホマラーはないが風スキルでちょっとした全体回復+@が可能。
…といった具合に強化弱体だけでてんてこまいであり、特にしばりプレイ下で顕著だが攻撃する暇はあまりない。
前に出さない理由はまずないだろう。
弱点は魔法使い故に非常に打たれ弱いこと。しっかり守ってあげよう。
なお、レベル50で必殺技として、『ドラゴンクエストⅦ』にて猛威を振るった「どとうのひつじ」を彷彿とさせる「どとうのカムシカ」を覚える。
余談
アストルティアクイーン総選挙では、220342票を獲得し2位になった。
その後『ドラゴンクエストライバルズ』の第10弾にて占い師専用のレジェンドレアカードとして実装。
「風乗り」であることを意識してか、自分の手札を全て吹き飛ばしデッキ内のカードと総入れ替えするというユニークな効果になっている。