CV:遠藤綾
概要
オーグリード大陸の小さな村「ランガーオ村」の村王クリフゲーンの養女で、気立てが良く村の民からも慕われているナイスバディのオーガの女性。
また、女性でありながら同族の男性以上の戦闘力を持っている。
ランガーオ村のストーリーでは、ロンダの氷穴で生き倒れていた主人公を村まで運んでくれるのが彼女である。
村の武闘大会のチャンピオンであるジーガンフとは婚約者の関係であったが、同じ武闘選手のアロルドにわざと負けられ、その弱みに付け込まれたのか彼はゾンガロンに操られて怒り狂い、マイユを攫ってしまう。
主人公によってジーガンフが正気に戻ったあとは、彼の勧めでアロルドと恋仲関係となり、彼と共に旅立っていく。
ガートラント城下町のストーリーでは、前述のアロルドと共に登場し、ガートラント兵士の失踪事件を調査する。しかし、ザマ峠の調査の途中、同行していたアロルドが突然消えてしまう。
実は、アロルドを始めとしたオーガの男性戦士が消えた理由は、とある魔物が自分好みの強い男をかき集めていたからである。
上記の魔物は、洗脳したアロルドやジーガンフを主人公達にけしかけるも、マイユは女性ながら彼ら以上の強さを見せ、主人公のために彼らを足止めする。
上記の魔物が倒されたあとは、またアロルドと共に旅立っていく。
バージョン3「いにしえの竜の伝承」では、アストルティアの種族神の加護を受けた「神の器」をつけ狙うアンテロ率いる飛竜軍団によって、養父であるクリフゲーンが大ケガを負ってしまう。
彼を治療するために、主人公と共に回復薬の材料である「癒しの雪中花」をゴズ渓谷まで採取しに向かう。
なんとかクリフゲーンが意識を取り戻したあとは、彼女は彼から「マイユが神の器である可能性が高い」という話を聞くことになる。
そして、村の武闘場にやってきたアンテロが、連れているヘビで確認したことで、彼の推測通りマイユがオーガの神「ガズバラン」の加護を受けた「神の器」であることが判明する。
その後、アンテロは毒霧を吐き、アロルドは彼の吐いた毒霧によって気を失ってしまう。
これによってマイユは怒り心頭し、彼に対してアロルド以上の強烈な挌闘技をお見舞いする。最初は彼女が優勢であったものの、アンテロがフードを脱いだあと、彼女は思いっきり吹き飛ばされ転倒してしまう。
主人公がアンテロを撃退したあと、彼女は主人公に対して「アンテロに気をつける」ようアドバイスし、アロルドの毒を治す手段を考える。
主人公がナドラガンドに行こうとする際には、ダストンと共にアロルドの解毒方法を探すためについてくる。
その後、闇の領界で再登場するも、サジェという眼鏡をかけた少年を庇って領界にある毒植物の胞子に触れてしまい、衰弱してしまう。主人公はサジェと一緒に、マイユの回復方法を探すことになる。
主人公とサジェの活躍によって回復したあと、マイユはサジェが「自身と同じぐらいの年齢の姉を過去に失っている」ことを知り、自身を助けてくれた彼のことを抱きしめ、別れる。
その後は闇の領界に出向いた神官長ナダイアの案から、アロルドの解毒剤を生成するために炎の領界へ向かうが…。
余談だが、一時期闇の領界での主人公に対するマイユの呼び方が「呼び捨て」になっていたが、設定ミスに気づいた運営によって本来の「さん付け」に修正された。
また、同バージョンから「マイラー」と呼ばれる変態もとい男性ファンのNPCが現れるようになった。
ナドラガンドでの決戦前に久々に登場するが、闇の領界から炎の領界に向かったあと、ナドラガ復活に必要な「神の器」の力を引き出させるために教団のものに拉致されてしまい、暴行を受けたようで、他の神の器同様、身体が酷く衰弱してしまっている。
その後は嵐の領界で保護され、最終決戦が終わったあとはランガーオ村に戻り、村王の家で完治したアロルドと共に滞在している。
2013年のバレンタインイベントでは第1回アストルティアクイーン(優勝)の称号を手にしたが、2014年は惜しくも優勝を逃し2位となる。
このようにVer.1の頃から印象的な活躍を見せている彼女だが、実はNPCとして戦闘に参加したことが一度もない。
オフライン版では
主人公のパーティに加わるキャラとして登場。
後半のキーエンブレムエピソードの一つガートラントのお話の呪術師マリーン戦で謎の声に言われるがまま加勢し、アロルドとの旅より主人公への同行を優先する形で仲間になる。
回復役のラグアスも後半加入だが、こちらのほうが難易度が低いため彼女を優先して加入させたい。
仲間との会話ではパーティのお姉さん的な立場のような台詞が多い。離れていてもアロルドへの想いは変わらず、とあるクエストでの仲間との会話にてアロルドを愛称や様付けで呼ぶことを妄想して恥ずかしがっていた。
戦闘面
武闘家をベースに戦士や旅芸人の要素も取り入れた戦士キャラ。
棍、ツメが装備可能な他、仲間で唯一格闘スキルを持ち素手でも戦える。
爪や格闘は単体、棍はグループ向けの攻撃が中心であり、スキルポイントに余裕が出てきたら適宜持ち替えると良い。
基本的に殴りキャラではあるが、ハッスルダンスやエンドオブシーンといった立て直しに役立つスキルもいくつか習得可能で、11のマルティナと同様にぱふぱふも習得できる。
特筆すべきは格闘スキルの「素手時こうげき力アップ」の補正値であり、全部開放すると150もブーストされる。スキルアップパネルによる伸び代も凄まじく、全て最大までブーストすると300まで強化される(最大強化するには虹パネル2枚使うので実際はそこまでは中々いかないが)。
ver.1ではとりあえず攻撃力をブーストさせてせいけん爆撃を撃つだけでいい、初心者にも優しいキャラになっている。
隙あらば必殺技の「クイーンオブハート」を使い、他からテンションを貰いながら殴りかかると尚いいだろう。
ver.2では強力な必殺技を多く習得する他、「行雲流水」でテンションを維持しながら攻撃できるので必殺技で殴るのが基本になる。
「行雲流水」を開放するためのクエストが非常に難しいが、マイユをメインで使いたいなら是非ともクリアしておきたい。
一方で普通に殴る分には主人公やヒューザの新規習得特技の方が火力が出るため、「必殺技はテンション100消費」のしばりプレイ下ではかなり肩身が狭い。
武闘家らしくMPが低く、せいけん爆撃で殴っているとその欠点が目に付くが、消費MP0の必殺技で殴るようになればそれも気にならなくなる。
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ドラゴンクエストⅩ オーガ(DQ10) アロルド ジーガンフ レッドヒロイン