CV:荒井勇樹
概要
『ドラゴンクエストⅩ』の登場人物。
ランガーオ村に住むオーガ男性で、主人公が種族をオーガに選んだ場合は早々に出会うことになる。
マイユとはフィアンセの関係であり、アロルドとはライバル関係。
しかし、マイユが本当に好きなのはアロルドであると見抜いている上に、そもそもフィアンセになった理由も格闘大会でアロルドに勝ってしまったためで、しかもわざと負けられている。
こう言った手加減は強さを信奉するオーガにとっては耐え難い侮辱である上、それで結婚する相手は当のわざと負けた男が好き、となっては彼がアロルドを侮蔑するのは当然のことであった。
このことに彼自身全く納得がいっておらず大会以降何かに取り憑かれたように鍛錬に打ち込み続けることとなる。
しかし、本人の激情的な性格が災いして悪鬼ゾンガロンに付け込まれ、力を与えられ「狂鬼ジーガンフ」となってしまう。
主人公はオーガの場合は最初に戦うことになる中ボス。
倒された後は正気を取り戻し、アロルドがわざと負けたのはゾンガロンが外に干渉できるほど力を取り戻している事を察知した事でそれをより強固に封じるための手段を探す旅に出るためである事を知り、それがマイユを危険にさらさないため、ひいては自分の1番信用できる相手であるジーガンフに守ってもらうためであった事を察する。
しかしマイユの気持ちを汲んで、村人の前で「村長立会の決闘で自分は負けたからマイユと結婚するのはアロルドである」と宣言し、彼女をアロルドに託し共に旅立たせた上で、本人もゾンガロンを倒す力をつけるためどこかへ旅立っていった。
その後は呪術師マリーンに誘拐されオルセコ闘技場でアロルドと戦ったりしていたが、名有りモブ以上ではなく以降も特に出番がない。
Ver.4.2では因縁の相手である悪鬼ゾンガロンがメインで登場するのだが、彼が再登場することはなかった…。
Ver.7
…こんな具合で、オーガを選んだプレイヤーでもない限り記憶にも残らない(というか下手すると居たことすら知らない)ようなキャラなのだが、Ver.7「未来への扉とまどろみの少女」では、メインキャラクターの一人に選ばれるという大出世を遂げた。
開発スタッフによると、シナリオ担当に彼を猛烈に推すスタッフがおり、それゆえオーガ代表として登場の運びとなったらしい。
上記の通り修業中に主人公にゾンガロンを倒されてしまったことを自身の実力不足と痛感し、さらなる研鑽を積むために「燈火の調査隊」に志願する。
「果ての大地ゼニアス」ではメレアーデと行動を共にしており、「アマラーク王国」を襲うフーラズーラという魔物と対峙する。
当初は自身の拳が全く効かないことに悔しがっていたが、ラキのヒントによりコツを掴み、創生のチカラを気として纏う奥義を習得するという『ドラゴンボール』的な格闘キャラと化す。
フーラズーラを一時的に撤退させることに成功し、アマラーク王国の住民たちに戦い方を教えるため留まることを決意するのであった。
ちなみにポルテからは「ジーくん」と呼ばれている。
関連タグ
ドラゴンクエストⅩ オーガ(DQ10) マイユ アロルド 悪鬼ゾンガロン
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