CV:丸山壮史(「ドラゴンクエストライバルズエース』)
※この項目はネタバレを含みます。
ドラゴンクエストⅨ
グビアナ城で受注できるパラディンの職業クエスト「導かれし精霊たち」で主人公に宿る精霊。外見は単なる光球。
職業クエストを担当するパスリィやその相棒の精霊ラーミーからは「マヌケっぽい」とバカにされてしまう。
パラディンの職業クエストをクリアすると「一人前になったパラディンから離れるのがしきたり」ということでいなくなるが、短い間でも主人公に宿ることができて楽しかったとのこと。
ドラゴンクエストⅩ
ガートラント聖騎士団の雇われパラディンで、独特な口癖が特徴のオーガの男性。
上記の精霊ズーボーが元ネタと思われる。
ひょうきんな顔立ちにモヒカンヘアー、ワイン色に染めた皮の鎧という独特な外見をしている。
ガートラントの聖騎士団はズーボーのような雇われパラディンと、由緒正しい家系の出の王宮パラディンで構成されている。
前者は荷物持ちや犬の散歩などの細々とした雑務のような仕事を任されることが多く、そのため後者からは格下扱いされることも多い。
しかしズーボー自身は任務に対して積極的かつ情熱的で、どのような仕事でも聞き入れる心優しい人物である。誰かが喜んでくれる事が嬉しいと感じる性分らしい。
王宮パラディンのディヒドに馬鹿にされた際は、自分ではなく依頼人が貶されたことに怒るあたりからも、その人柄がうかがえるだろう。
パラディンクエストでは、バブドル集落からやって来た少女ジェニャの護衛を任される。
当初は何も知らずに接していたが、ジェニャが大地の竜バウギアの生贄に選ばれていたことを知ると「殺すために 守らせるって なんなのだ!」と激昂。
この場はジェニャが極貧の集落を守るために生贄に選ばれたことに納得していると彼を説得し、いざバウギアと対峙する日を迎える。
しかし、死を目前にしたジェニャが呟いた本当の気持ちを聞いたズーボーは、パラディンガードを発動、ジェニャを守り主人公と共にバウギアに挑む。
辛くも勝利し、追い返すことに成功するも、そこにはズーボーの姿はなく、先程までは無かった同じくらいの大きさの岩があった…
ズーボーはバウギアの呪いを受け石化してしまっていたのだ。
初めてパラディンになる際に祈る「博愛の碑」はそうやって石になったパラディン達の墓碑であり、「パラディンとはかくあるべし」という正に「生き写し」だったのである。
かくしてズーボーは一人の少女の命を守りぬき、博愛の碑に運ばれ安置された。
以後彼は新しいパラディン達の誕生を見守り続けるのだろう。
そのパラディンとしての姿は、多くのプレイヤーに真のパラディンとは何かを教える漢の中の漢である。
また、彼の名言は書籍「ドラゴンクエスト名言集 しんでしまうとはなにごとだ!」にも収録されている。
関連作品
ドラゴンクエストライバルズエース
真2弾拡張カード(2021/1/27)より登場。パラディンらしくにおうだちを持ち、「熟練度」を上げることでより強力な効果が付与されるようになる。
関連イラスト
関連タグ
精霊 オーガ(DQ10) ジェニャ 黄金のパラディン 自己犠牲