CV:白石涼子
※ネタバレ注意
概要
『ドラゴンクエストⅩ』の登場人物。
キャラクターズファイル「ジェニャの未来」に登場するオガ子で、銀髪赤目の美人女騎士。
歴史の節目節目に現れ、人々を颯爽と救ってきたという不思議な伝説があり、パラディンになりたいと願うジェニャの憧れの存在。
上述通り銀髪なうえ、鎧も黄金というより白銀に近いため、ジェニャにツッコまれていたが、「黄金のパラディン」という呼び名は、歴史に残る黄金級の活躍を遂げてきたことと、それによりザクザク稼いできたことによるらしい。
その正体は、未来からやって来たジェニャ本人。
普段は女騎士然とした口調だが、驚いたりショックを受けたりすると素の関西弁に戻ってしまう。(ちなみに中の人もバリバリの関西弁)
幼い自分を命がけで助けてくれたズーボーを救う方法を探して、時渡りの力をもつ何者かに強引に頼み込みタイムスリップを決行。
しかし、主人公の兄弟姉妹が示す通り、時渡りの力は他人に使うと時間座標や位置がズレる上「二度と同じ時代に留まれない」という重大な副作用が発現する。(主人公の兄弟姉妹はそれによりどんどんと滞在時間が短くなっており、やがてどこにもいけなくなる恐怖を抱えて追い詰められていた)
歴史の節目節目に現れるというのはまさにこの副作用が示す結果であり、「実はどこの時代にもいつのまにか現れていたが、特に歴史の節目での活躍が目立ったことで「節目(限定)で現れる」のだと勘違いされたと思われる」
彼女に時渡りの術を使ったのは誰なのかは作中では明かされない。
彼女の話しぶりからして主人公ではなく、また同症状に苦しめられている(いた)主人公の兄弟姉妹とも考えづらい。
というより主人公が時渡りを使えるのは本人のある事情のおかげ、そして現代のエテーネの民は厳密には「現エテーネに移り住んできた人たち」であり、時渡りの力を持っていたとされる古エテーネの民は全員ある事情で現代にタイムスリップしており、そもそも時渡り出来るのも古エテーネの王族のみ(それも基本エテーネルキューブありき)で一般人は出来ないので、今のエテーネ人(兄弟姉妹含む)に時渡りの力など残っていないのである。
他者に時渡りの術を使った人物といえばメレアーデやマローネも存在するが…真相は不明。
ともあれ、石になったズーボーを救うための手段として二つの方法を見つけ出す。
一つは、かつて魔物により石になった青年を救ったというストロスの杖。
もう一つは、かつて灰の雨により石となった街に用いられたという天使の涙。
どちらも石化を解くという点では同様だが、前者は「石像がどんな状態でも元に戻して効果を発揮するが、呪いがかけられていた場合は無効」、後者は「呪いがかけられていても有効だが石像が風化していた場合は無効」という点で差別化されている。
これらは過去作の描写に基づいて作られた設定である。
果たして彼女はズーボーを助け出し運命を変えることができるのだろうか…?
「第8回アストルティア・クイーン総選挙!」では推薦枠で登場し、2位という大健闘を見せた。
余談
彼女のサブクエストが配信されたのはVer.4期間中であるが、メインストーリー中に受注するとキュロノスによって滅びた未来からやって来ていることになってしまい、少々おかしなことになる。
また、Ver.5.5前期では主人公の兄弟姉妹に最初の「副作用」が発現したのは、最初の時渡りから数十年の時が経ってからであることが示されている。
ジェニャも同じだとすると彼女も数十年歳をとっているはずなのだが、その姿は若いままである。
主人公の兄弟姉妹はテンスの花の錬金により不老になっているためであるが、ジェニャに関しては謎である。兄弟姉妹よりも時渡りのスパンが短いのだろうか。
兄弟姉妹は仮にもエテーネの民であった故に耐性があり、不老にさえならなければとっくに死んでいる事から、完全な異種族に使用したのが原因という可能性はある