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主人公の兄弟姉妹

どらくえてんのきょうだいしまい

この記事ではMMORPG『ドラゴンクエストⅩ』に登場する兄弟姉妹について記載する
目次 [非表示]

CV:市来光弘(兄弟)/三上枝織(姉妹)


概要編集

主人公の兄・弟・姉・妹のいずれかのキャラクター。

ゲーム開始時のキャラクターメイキングで名前・性別および兄弟姉妹のどれか・外見を決定する。


一人称は兄は「オレ」弟は「おいら」姉は「あたし」妹は「私」となっており、デフォルトネームは主人公が「エックス」兄弟姉妹は「テン」という名前であることが多い。

誕生経緯編集

堀井雄二の「オンラインの世界に自分が名前を付けたキャラクターが出てきたら面白い」という発想から誕生。

開発初期の構想としては主人公が五種族に転生してしまった後も自分の元の姿を覚えてくれている存在であり、また主人公がオンラインの世界に進んでも兄弟姉妹はオフラインモードの世界に残る、という立ち位置として設計されていた

しかしVer.3以降、メインストーリーの主要登場人物へと扱いが変わる。

このあたりは開発でも(おそらく「どう収拾をつけるか」という点で)苦労したところだったと言う

 

なお、兄弟姉妹の物語は最終的にVer.5で完結を見ることになる。


活躍編集

エテーネの村編集

生まれた時、島中に響き渡るかという程大きな産声を上げたという。

当時は「大物になるか、ずっと迷惑をかけられるかのどっちかになる」と語り合っていたらしい。

ゲーム開始の8年前に初めて錬金術を使い、エテーネ村の『伝説の錬金術師』の再来と期待されていたが、錬金術を行ってはほとんどが失敗するばかりで村人に叱られていた。

よろず屋の掲示版によればゲーム開始時点での錬金結果は以下の通り。

  • 大成功…1回
  • 成功…3回
  • 失敗…628回
  • ケガ人…0人

アバはかつての『伝説の錬金術師』本人であることに気づき、冥王ネルゲルの襲撃が近いことを悟った

育みの大地東部のいしずえの森にて自分を呼びにやって来た主人公に、錬金術で作成したごきげんなぼうしをプレゼントする。


アバから使命を受け、主人公とシンイの3人でテンスの花を摘みに洞窟に向かう。その際魔導鬼ベドラーによってテンスが枯らされてしまうが一輪だけ無事に残っていた花を見つけ出すも帰還した村はネルゲルの軍勢に襲撃されていた。

モンスターの火球に包まれそうになるが、主人公が放った謎の光によって護られそのまま何処かに消えてしまう。


さまよえる錬金術師編集

Ver.3まではオフラインモードの続き(兄弟姉妹の冒険)での主人公となるが、ドラクエシリーズのお約束として主人公である間は自発的に喋ることはなかった。

オフラインモードが廃止されたVer.4からはエテーネの島周辺で本棚にある本を発見して読むことで追体験ができる。


見慣れない平原に飛ばされ、通りすがったイッショウの言葉に従いナルビアの町に身を寄せ、イッショウの娘であるリリオルを錬金術によって救ったことからナルビアの町を拠点として故郷探しの冒険を始める。

エテーネの村で錬金が失敗続きだったのは、錬金釜を使わずただの箱で錬金をしていたのが原因だったようだ。(Ver.4で在野の錬金術師が「錬金術に用いる上で最も効率的かつ安定した形を求めて今の形に辿り着いた」と話している(同時に「最高効率故に変化がなく無個性でダサい」とも)ため、そうでないモノで錬金術を用いるのは難易度が不必要に高くなる模様。なのでただの箱で「失敗出来ている(普通は何も起こらない)」というのは才能の裏返しだったのかもしれない)

数々のほこらの攻略と錬金を繰り返しエテーネの村にたどり着く。

そのエテーネの村では住人たちが生活していたが村の住人で誰一人知っている人物はいなかった。

住人たちからは「救世主」と呼ばれ、巫女の館の入口を護るチャツカからレシピを託される。

レシピを元にふしぎな豆を錬成して持って行くと、幼年時代のアバが腹ペコから立ち直り、難航していた継承の儀式が無事に終了。アバや村人からはその功績を称られ、エテーネの村の住人として迎えられる。

未来を予知する力を持つアバから自分は時渡りの術で過去に飛ばされてきたこと、この時代に時渡りの術を持つものはいないため元の時代に戻ることはできないと告げられる。

そしてアバの勧めにより遠く離れた主人公に祈りを捧げ、その祈りはアバの力で主人公に届けられる。


オフラインストーリークリア後、酒場もしくは教会でゲームを終了している状態でログインするとイベントが発生する。夢の中と思われる暗い場所で主人公の前に現れ「忘れ物を届けにきた」と言ってごきげんなぼうしを渡し謝罪と感謝の言葉を伝えて消えてゆく。

また、オンラインモードのストーリーを進めていくとオフラインモードをプレイしていなくても兄弟姉妹は過去に飛ばされたことがわかるようになっている。


時を超えた再会編集

オンラインモードにてようやくオフラインモードの続きのストーリーが展開される。

時渡りの術で飛んだ時代が60年以上前であることが判明する。

 

輝くテンスの花を錬金するためにエテーネの島を出て魔導鬼ベゼブーから隠れながら世界中を旅する(途中グランゼドーラで大流行したメラゾ熱の治療薬を錬金して根絶している)。

花の栽培に適したラゼアの風穴を見つけてそこで何十年もかけて輝くテンスの花の錬金に成功、主人公との再会は果たされなかったが、輝くテンスの花は手紙と共に主人公に託された。


イッショウ・リリオル共に60年経った割りにさほど老けて見えないこと、ナルビアの町の住民の話から不老長寿のような術を施したと推察されるが詳細は後述を参照。

手紙に「時間がない」と書かれていること、イッショウのセリフから既に故人であるとも考えられたが……。

リリオルによると時渡りの術も研究していたらしく何処か別の時間軸で生きているのではと推測している。


いにしえの竜の伝承(Ver.3.0)編集

とうとう現代のアストルティアに姿を見せる。

プロローグにて1度だけ、現在チェンジできるイメージも含めた髪型や姿・名前の変更が可能。他人には見られないと思って適当に決めたプレイヤーへの配慮と思われる。ただし「兄/弟/姉/妹のいずれであるか」は変更できない。


以前となんら変わらないような年齢で『ドラゴンクエストⅧ』のモリーのような赤緑のスーツを纏っている。

船上パーティに突如として現れ、謎の箱を用いてアンルシアとラグアス王子を攫っていく一方で、フウラが狙われた時は主人公を庇うなど完全に敵ではないような様子を見せているが…。




聖炎の解放者(Ver.3.1)編集

主人公がナドラガンドに入った際、そのことを望んでいなかったようなモノローグが流れる。

氷の領界への道を開いたところを遠くから眺めていた。主人公の行いは彼にとっては好ましいものではないようであったが、クロウズと共に彼らが本拠としているらしい領界に戻った。


氷雪と恵みの彼方へ(Ver.3.2)編集

氷晶の聖塔に向かう途中の主人公の前に現れ、このままでは死んでしまうが今なら引き返せると忠告するが、後ろからエステラが歩いて来たのを見て立ち去った。


闇を抱く月光の楽園(Ver.3.3)編集

主人公たちが楽園に行っている間に「浄月の間」で寝ているマイユを攫おうと、彼女を結晶化し始める。

駆けつけたエステラと戦闘になりピオラでスピードを上げた上でメダパニと思われる呪文で混乱させて優位に立つが、マイユの結晶化を進めることに気を取られたためエステラの反撃を受ける。

遅れて主人公たちが駆けつけた時、邪悪なる意志は彼らのすぐそばにいると警告し姿を消した。


嵐穿つ断罪の虚空(Ver.3.5前期)編集

主人公が嵐の領界に突入する前にクロウズと共に聖都エジャルナのナドラガ教団大神殿に潜入し、保管されていた創生の霊核を奪取するも、教団の追っ手を振り切れずにクロウズを逃すための囮となって捕まったことが判明する(この出来事で嵐の領界への道を見張っていた教団の者も駆り出され、この隙に主人公とヒューザは嵐の領界へ突入することになった)。

 

またムストの町でも錬金術で住民を助けており、更にナドラガ教団に対抗するために住民を説得して疾風の騎士団を組織していた。

なおクロウズの口ぶりからクロウズよりも先にナドラガンドに到達していたこと、主人公の兄弟姉妹がいたことはクロウズの計算外だったことが分かる。

これまでの領界において主人公をナドラガンドから追い出そうとしていたのは、クロウズの予知能力によって、主人公がナドラガンドのどこかで死ぬ未来が見えた為であったことがクロウズから明かされる。


ナドラガンドの決戦(Ver.3.5後期)編集

大神殿・地下の奥で勇者姫アンルシアや 総主教オルストフと共に倒れていた。

しかしそれはオルストフによる罠だったため、以前から危惧していたように主人公はオルストフに殺されてしまう。

神の器たちにより主人公が蘇生された後は、主人公たちと共に神墟ナドラグラムに向かう。創生の霊核を失い追い詰められた状況ながら、楽観的な発言をしてオフラインでのムードメーカー役の顔を再び見せるようになった。

 

邪竜教祖オルストフ、虚空の神ナドラガ戦ではNPCとして主人公と共闘。

ナドラガを倒した後は宴会を抜け出して主人公とクロウズ(シンイ)と歓談、数千年の間旅を続けてきたことと氷の領界での発言が本意ではなかったことを告白した後、光と共に消滅してしまい、例の銀色の箱だけが残った。


砂上の魔神帝国(Ver.4.3)編集

状況は不明ながら3000年前のドワチャッカ大陸でクオードと出会い時の漂流者同士、共に力を合わせて兄弟姉妹と再会することを誓う。

ウルベア地下帝国で二人で名を上げて技術庁の筆頭研究員となり、ウルベア大魔神の心臓部となる地脈の結晶を作り上げるが、その後暴走を始めたクオードに監禁に近い形でエテーネルキューブの制作を進めさせられていた。しかし主人公らが捕まった事を期に明確に反逆を開始。

主人公、リウ老師と共にウルタ皇女を助け出してエテーネルキューブの性質を伝えた後、クオードに迫る。しかしその途中パドレの乱入によって地下研究所が崩壊を始め、ガレキから逃れるために咄嗟にエテーネルキューブを発動させ時渡りで再び消えた。

 

登場時点でエテーネルキューブを持っていないことや筆頭研究員の服を着ていることから、ここで登場する兄弟姉妹は神の器を奪いに現代に現れる以前の存在であると推察できる。

判明してる時系列ではネルゲル襲撃以降ぶりの再会なのだがあまり感慨深げでなかったのは意図されたものなのか実は以前に会っていたのか単純に文章量が少なかっただけなのかは不明。


約束の再会編集

本人は登場しないが両親であるアーヴとエムリヤが登場。

アーヴはバルザックの孫で兄弟姉妹が錬金術を始めたこと、兄弟姉妹がいずれ


 おそろしいものに なりはてる


というアバのお告げを受けていたこと、錬金術の才能を見せたことからからバルザックがそうであった様に「進化の秘法による魔物化」と解釈、10年前に村を出て秘法の完成に必要なおうごんのうでわと「乙女のたましい」という宝石を葬り去る旅に出たとのこと。

腕輪と宝石は処分できたものの、まだやることが残っているようなのでお告げの回避には未達である模様。


遥かなる未来への旅路(Ver.4.5前期)編集

時獄の迷宮で再登場を果たす。今回登場するのはナドラガンドの決戦後の時系列である。

どうやらナドラガンドの決戦後に時獄の迷宮に飛ばされたらしく、本人は今いる場所が何処なのかはわからぬままずっと彷徨っていたらしい。

キュルルとの再会を喜び、そして主人公がまた厄介毎に巻き込まれていることに呆れつつも協力しようとしたのも束の間、再び光と共に消滅してしまった。

 

また今回の話で主人公とは血の繋がりが無いこと、これまでの突然の消滅が「時渡りの呪い」によることが明確となった。


王の戴冠(Ver.5.2)編集

魔仙卿の正体という衝撃の登場を果たす。今回からキャラクターボイスがついた。

時獄の迷宮から数百年前の魔界に飛ばされたらしく、そこで先代の魔仙卿に運良く拾われて命を救われ、後継者を探していた先代魔仙卿に素質を認められ大いなる闇の根源と契約して今代の魔仙卿になったとのこと。

この契約によって魔界の環境に適応することができ、さらには一つの時代に長時間留まれないという時渡りの呪いからも解放され長い放浪の果てにたどり着いた魔界が安息の地となった。

そのため魔界もアストルティアと同様に守るべき場所となり、そして両方の世界を大魔瘴期から救うために主人公に大魔王になることを願う。


勇者復活(Ver.5.3)編集

ジャゴヌバ神殿の最奥部にて封印されているジャゴヌバの肉体に向かい合っている所に遭遇する。

ユシュカにジャゴヌバを復活させるつもりかと疑いを向けられるが、彼はそれを「邪魔をするな」と意に介さず主人公と2人で話がしたいとして主人公に呼びかけるが途中まで来たところで瓦礫が落下して主人公とユシュカ達が分断されてしまい、瓦礫が主人公に当たりそうになったところを魔力ではねのけている。


主人公と2人きりになったので再び正体を見せ、ジャゴヌバの目覚めが目論見よりも早くなっている事などを話す。

その際、戴冠式での行為については未だ一枚岩ではない魔界の者たちをより強く早く結束させるために、荒っぽい事ではあったが実行したと釈明。また無理やりにでも協力する体制を作るためにジャゴヌバに働きかけて大魔瘴期の時期を早めようとしたという。

終盤には頭を被り直した後一言だけ口調が残るせいで冷徹な雰囲気で貫かれていた声で正体のままの口調で喋るというややシュールなシーンもある。

アンルシアが瓦礫を払うまでに外した頭をもとに戻しているので正体が他に露見することは無かった。

しかし、その直後にジャゴヌバは目覚めてしまい邪神ダビヤガが登場。

主人公らに襲い掛かろうとしたダビヤガと対峙するが、ダビヤガの早業を受けて地面へと落ちてしまう。

その後は姿が見えなくなり賢者マリーンが主人公たちを逃がしたことで、部屋に閉じ込められてしまいその安否もわからなくなってしまった。


闇の根源(Ver.5.5前期)編集

安否が心配されていたが無事に脱出していたようで、大魔瘴期到来の少し前にザハディガル岩峰の駐屯所の入り口で倒れていたところを保護されていたらしい。

邪神ダビヤガに撃退された後は賢者マリーンによって神殿が封鎖されていたため、脱出時期は恐らく彼女と同じころだろう。

魔仙卿の着ぐるみは着ていなかったらしく、駐屯地のシィジャン兵士長からは西の水辺に浮かんでいたという魔仙卿の頭部部分を見せられる。

しかし同時に休んでいたテントから姿を消したらしく、ここでは会うことは無い。

 

その後ゼクレス魔導国で宝物庫に安置されていたリドのタリスマンを盗み出し、主人公への手紙を残す。

そこには魔仙卿の衣装でどうにか生き延びたことや、ジャゴヌバが魔界の地底にある本拠地、滅星の邪園に隠れたこと、そこに向かうための切り札が砂の都ファラザードにあり、それを入手するためにリドのタリスマンが必要であること、そしてジャゴヌバから常に監視されて命を狙われているために主人公と共にいられないことが書かれていた。

ここで魔仙卿の正体をユシュカとアスバルに話すことになる。

 

閉ざされた水路の奥の祭壇で切り札を入手しようとするがリドのタリスマンが動作せず、更に魔瘴魂による襲撃を受けてしまう。

そして女神ルティアナによって魂を覆っていた魔瘴が取り除かれたが更におぞましい呪縛が魂を絡めとっていることが判明しその正体を探るために主人公が兄弟姉妹の精神世界に入ることに。

 

この兄弟姉妹の記憶では呪いが強まって最終的に一月と留まれなくなっていた中で、様々な時間軸のアストルティアの各地で姿を見せていたことが分かる。

ある時は村を興すために猛吹雪の中を進んでいたが多数の犠牲を出していたオーガ達にヌーク草を錬金して与え、またある時は知恵の眠る遺跡にある巨大な音叉を作るのに必要な金属を錬金し、またある時は長年砂漠に沈んだまま浮上できなくなっていたドルワーム王国の危機を救い、またある時にはスイの塔の建立にあたってあるものを錬金し、またある時にはエテーネの村に移住後病気になったある人物を回復させたりと、DQ10内で今日までに登場した様々なものに関わっていたことも判明する。

また、「ドラゴンクエストⅩ秋祭り2021」でのアストルティア拾遺譚「銀の丘奇譚」では、フォステイルに協力して銀の丘にある扉の中の空間「時の狭間」を作ったことが示唆されている。

 

それぞれの時間軸にはごく短時間でしか留まれてないためそれらは断片的な記憶となっており、いずれ誰からも認識できないほど短い時でしか留まらなくなり主人公に2度と会えなくなるだろう恐怖に精神も疲弊し絶望しかけた所偶然後継を探していた先代魔仙卿の元に飛ばされる。

そこで時渡りの呪いを闇の根源との契約による新たな呪いでかき消すことに成功し以降は魔仙卿として活動することになる。

因みに時系列が明かされていなかった当初はマデサゴーラを大魔王として選定した可能性があり、故郷を滅ぼした原因を自ら生み出した(大魔王マデサゴーラは場に現れていない為に気づかないのは当然ではある)のではと疑われていたが、先代魔仙卿がマデサゴーラを大魔王とした事が判明した事で疑いが晴れた(その事を説明したのはなんとジャゴヌバである)。

 

記憶を辿るうちに最奥で彼の魂を縛る闇の根源の呪縛と対峙。

そこで主人公とは血の繋がりが無く、数千年の時を超えて老いることも死すこともない、世界を混乱させ大魔瘴期を早めた結果数多の犠牲を生み、因果のはざまで醜悪にゆがんだおそろしきもの(前述のアバの予言はこのことを指していたと思われる)を兄弟姉妹と呼べるのかと主人公に問うも、主人公はそれでも兄弟姉妹であることを肯定する。ちなみにここで2回否定をしてしまうと「己の選択の意味を噛み締めよ」と言われイベントの最初からやり直しとなってしまうし、否定してから肯定すると「いい加減なことを言うな」とやり直させられてしまう。(ちなみに闇の根源の呪縛はこの返答に「こんなモノを家族と認めるとかお前(主人公)の方がよっぽど怖えよ(意訳)」とドン引きしたらしい事がモンスターリストに書いてある)


そして主人公と共に闇の根源の呪縛を倒しジャゴヌバの呪縛は消滅、呪縛を受けた際に消えた時渡りの呪いもそのまま消滅したためついに長い長い時の旅も終わりを迎えた。

 

その後は魔瘴魂によるダメージにより大魔王城の医務室で治療を受け、絶対安静を言い渡されるためクリア後も残念ながら会うことはできない。

 


また歳を取らない理由も時渡りの呪いではなく、長年にわたりテンスの花を錬成していた影響であることも判明した。



闇の根源(Ver.5.5後期)編集

ストーリー冒頭で目覚め、先代の魔仙卿から聞いたことを元に海魔獣ブルラトスを呼び出し滅星の邪園に向かうつもりだったこと、しかしブルラトスが何者かに精神を捕らわれていてそれを開放できるかを試すためにリドのタリスマンが必要だったことを明かす。

また、リドのタリスマンが本来の力を発揮できていないことも気づいており、力を開放する方法を求めて大魔道士リドを訪ねることを主人公に依頼してくる。

ちなみにこの時アンルシアに対して自身が魔仙卿であったことを告白している。

 

その後はザードの祭壇までは同行するも、魔瘴魂によるダメージが癒えていなかったために最終決戦には不参加となるが絶対滅神ジャゴヌへの止めとなるミナデインの詠唱メンバーとして登場する。

 

決戦後は再び魔仙卿としてまだ魔界の地底深くに残っている魔瘴への対策を施すためにゴダ神殿へと戻り、時間はかかるかもしれないが必ずエテーネの村へ帰るつもりであることを語っている。


クエスト【約束の帰郷】(Ver.6.1)編集

魔界の地下深くの魔瘴への対策は完了したが、魔瘴の被害で苦労を掛けたジャディンの園のモンスターたちが気がかりでゴダ神殿から離れるに離れられないことを明かす。

しかしアントワネット妃の説得により新エテーネの村に帰ることを決断し、定期的に様子を見に来ることを約束してエテーネの村に帰ってくる。

『ドラゴンクエストⅩ』をサービス開始当初からプレイしていたプレイヤーにとっては、実に9年半もの長い時を経ての帰還であった。

村に帰ってきて住人達から歓迎を受け、村の水車小屋を村人たちの協力で研究室にリフォームすることになり、そのリフォーム中の時間でイッショウとリリオルに会いに行き、長い旅が終わったことを報告する。

その後はまだ会いたい人はいるもののしばらくはエテーネの村でゆっくりし、そして錬金術で世界中の人たちの役に立ちたいという抱負を語る。

 

このクエストの終了後は新エテーネの村に滞在するようになり、研究室内の姿見を調べると自由にキャラクターメイキングをすることができるようになる。

性別と立場を変えることはできないが、それ以外の項目は自由に変更でき、名前を変えることもできる。衣装はエテーネの服、筆頭研究員の服、新エテーネの服から選択する。

関連クエストをクリアしていれば髪型や色なども選択可能。

ただしアンルシアと違い、おもいで映写機のイベントシーンやバトル・ルネッサンスの戦闘で反映されるのは名前と容姿のみで衣装の変更は反映されない。

 

また、ニコちゃんの鉢植え・庭を持っていくとニコちゃんと再会するイベントが発生し、ニコちゃん印章と「ニコニコフラワー」の称号を入手できる。


魔眼の月が昇るとき(Ver.6.3)

上記の「約束の帰郷」をクリアしている場合、兄弟姉妹の衣装をカスタムできるようになった。システムはマイタウンの施設NPCのカスタム衣装とほぼ同じ。

カスタム衣装の登録には兄弟姉妹コーデ券が必要。

 

兄弟姉妹視点での時間軸編集

滞在した時代兄弟姉妹の旅の流れ
現代エテーネの村が滅亡。時渡りの術を受けて60年前へ
60年前ラゼアの風穴でテンスの花を錬金するほか、時渡りの研究を開始
時渡りの呪いが発動さまざまな時代を転々とする。
3000年前ウルベア地下帝国でグルヤンラシュ(クオード)と出会う
エテーネの村滅亡前後滅亡を防ぐためエテーネルキューブを駆使して尽力するがいずれも失敗
現代ナドラガンドを冒険中の主人公と再会し、エテーネルキューブを渡す
現代時獄の迷宮に飛ばされずっと彷徨っており、主人公と再会したのも束の間ふたたび消滅してしまう
1300年前ランガーオ村を作ろうとし猛吹雪の寒さで倒れていたオーガ達のためにヌーク草を錬金する
2000年前スイの塔の基礎を地底湖に作ろうとする木工職人のエルフ達のためにかわき石を錬金する
300年前特殊な金属の調達を命じられたラーディスの侍女のウェディのためにうつくしい鋼を錬金する
10年前プクレットの村の第1回グランプリに出場するプクリポのためにごきげんなぼうしを錬金する
3000年前戦争を避けるため砂漠の中に潜行して浮上できなくなった旧ドルワーム王国の移動機構をドワーフ達のために修理する
5000年前未開の孤島で謎の疫病にかかったラゴウ元隊長のためにどくけし茶を錬金する
340年前先代の魔仙卿と出会い、新たな魔仙卿に就任
大いなる闇の根源との契約時渡りの呪いから解放される
現代魔界で主人公と再会

蒼天のソウラ編集

ユルールの妹としてユメルが登場。


関連タグ編集

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