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CV:福山潤(ドラゴンクエストライバルズ)

概要編集

ドラゴンクエストⅩ』のVer2、『眠れる勇者と導きの盟友』から登場する人物。

テンガロンハットにマントという、旅人のような服装の男。


不思議な雰囲気を持つ長身の男。

旅先で何度となく出会い、主人公に助言のような言葉を与えてくれるが、

その目的は一切謎に包まれている (公式サイトより)



人物編集

誰に対しても柔らかい物腰で接する、長い金髪にやや垂れた緑色の目を持つイケメン。

しかし何らかの能力を使用する際には目が金色になり瞳孔が細くなる。また普段は隠れているうなじには龍のような鱗が見える。


主人公の前に幾度となく現れては、含みを持たせた助言を行っていく。

強力な攻撃呪文や人の記憶に干渉する術、予知能力じみた発言など、常人ならぬ様々な力を見せる謎めいた青年。


2ndシナリオの各バージョンの次回予告も務めており、何らかの目的を達成するために主人公に協力している様子がうかがえる。


登場はバージョン2「眠れる勇者と導きの盟友」からであるが、バージョン3「いにしえの竜の伝承」にも大きく関わるNPCでもある。


公式イベント「アストルティア・ナイト総選挙」では2回連続エントリーするも、6位(2014年)、10位(2015年)と言う結果に終わった。




↓以下、バージョン2以降のネタバレを多分に含みます。閲覧の際は注意。












作中での活躍編集



眠れる勇者と導きの盟友(Ver2.0)編集

主人公がレンダーシアへと渡る客船、グランドタイタス号に乗船する際に初登場。

主人公の後方でグランドタイタス号を眺めていたところ、乗船パスを売りつけようとするダフ屋に声を掛けられる。

金を渡すも「この100倍払え」とふっかけられるが、ダフ屋に何らかの術をかけ、そのまま乗船パスを手に入れて主人公の目の前で乗船していく。

Ver2のタイトルムービーでは、彼がこれから起きる出来事を予知するかのような描写がされていた。


主人公が操舵室を訪れる時に、後ろから声をかける形で主人公と出会う。この時初対面にもかかわらず主人公の名前を呼んでいる。「意外と知れ渡っている」とのことだが…。

操舵室では、レンダーシアを包む魔瘴の霧を抜けるために必要な魔法の羅針盤が盗まれたと騒ぎになっていた。

この時、上記と同じような術を用いて魔法の羅針盤を盗んだ犯人をあぶり出し、犯人である魔物が正体を現すと強力な火炎呪文で一撃で倒すという活躍を見せ、グランドタイタス号はレンダーシアへと到着する。(ただし本来の目的地であるグランゼドーラ王国にはたどり着けず、どうにか到着したココラタの浜辺で乗客は降ろされることになった)


陸路でグランゼドーラ王国へと向かう主人公だが、王国へ通じる三門の関所が閉ざされてしまっており立ち往生していたところで再会。

関所を通る方法として、「レンダーシアの各地を回り『三匹の蝶』を集める」ことを告げ、再びどこかへ去っていった。


メルサンディ、セレド、アラハギーロを回って『三匹の蝶』を集めた主人公が三門の関所に戻ってくると待ち構えていたかのように登場。

蝶を集めても関所が開かない事に文句を言う主人公だが、そこにメルサンディ村で出会ったミシュアが現れる。

グランゼドーラ王国に向かおうとするミシュアを当然関所の衛兵は止めるが、なぜかミシュアの顔を見た途端に道を空ける。クロウズも当然のような顔をしてミシュアに連れ立って関所を通過し、主人公もそれに従った。


その後はまたしばらく姿を晦ませていたが、主人公が軟禁されたミシュアを助けるため、グランゼドーラ城の塔に侵入した際に徐に現れる。

ミシュアの記憶を取り戻すため、主人公が集めた『三匹の蝶』を用いてミシュアの記憶の世界への扉を開き、主人公の助けを得てミシュアを勇者姫アンルシアとしての覚醒へと導いた。


 「この世界の秘密を 知ったようですね。」

勇者として覚醒したアンルシアと主人公は、偽りの勇者姫であった魔勇者アンルシアを打ち倒す。魔勇者アンルシアは今わの際に「このレンダーシアは大魔王の作った偽りの世界である」と言い残し、消滅した。

そこに上記のセリフと共に現れたクロウズ。魔勇者アンルシアが遺した破損したブレイブストーンを拾い上げ、これを修理して勇者が使えば真のレンダーシアへ渡れると告げたのだった。



重なりし運命の大地(Ver2.1)編集

主人公とアンルシアのもとへ、完成したブレイブストーンを持って訪れる。

無事に真のレンダーシアへと帰還した翌朝、主人公にブレイブストーンの使用法を伝え、自分の目的があると言い残して去って行った。

これ以降はしばらくシナリオ中への登場はなく、次回予告のみ。



天翔ける希望の双翼(Ver2.3)編集

久しぶりに登場。

このシナリオでは、彼の正体に関する大きな秘密が明かされる。





ペガサスを求めてエテーネの島に渡る手段を探していた主人公と賢者ルシェンダの下に現れ、飛竜を従えるために必要な竜笛を渡す。(これはVer2.2内でとある楽器職人の女性に作成を依頼していたことが暗喩されている。余談だが、その際楽器一筋だったその女性を恋に落としてしまっている。イケメン爆発すべし)


そして飛竜を駆り滅びたエテーネの村を訪れた主人公を、祭壇の下の秘密の部屋で匿われていたカメさまと共に待ち受けていた。

主人公に対してカメさまの真の姿こそペガサスであると言い、ペガサスの姿を取り戻すため、「テンスの花」を探してくるように依頼する。

物語の冒頭において焼き尽くされ、唯一残された一輪もすでに主人公の身体を取り戻すために使われてしまっていたテンスの花。しかし主人公は、時空を超えて離れ離れになっていた主人公のきょうだいのおかげで、これまでにない力を持つ輝くテンスの花を手に入れることができた。


輝くテンスの花をカメさまに捧げると、カメさまの身体がまばゆい光に包まれ、天馬ファルシオンの姿をついに取り戻した。

そして……



 ファルシオン

 「……あなたも 真の姿に戻る時です。

  私が預かっていた身体を 返しましょう。」




3.5ストーリーで大活躍、クロウズ氏!!



 「(主人公)さん……。

  私のことを 覚えていますか?」


これまで主人公を導いてきたクロウズの真の姿。

それは、エテーネの村で共に育ち、冥王ネルゲル襲撃の際に消息不明となっていた、アバ様の孫、シンイであった。


主人公と同じく、襲撃の際に命を落としたシンイもまた生き返しの術を受け、クロウズという青年の身体を得て蘇っていたのだった。

サービス開始からのプレイヤーとしては約2年ぶりの再会であった。


シンイとしてだけでなくクロウズとしてもまた特別な使命を背負っているらしく、この時点ではその使命については明かされない。

次回予告では、その使命が果たされる時が近づいていることを示唆している。




悠久の果ての決戦(Ver2.4)編集

悠久の回廊を越え、ついに奈落の門の前で大魔王マデサゴーラと対峙する主人公とアンルシア。

奈落の門は開かれてしまい、その向こうから溢れた創世の霊核の光を浴びてマデサゴーラは創造神マデサゴーラへと変貌。世界の命運をかけた決戦の末、ついにマデサゴーラは勇者と盟友によって討たれた。

しかしそれもつかの間、開かれた奈落の門より現れたのは、悪しき竜の怨念により象られた悍ましき魔竜の群れ。呆然とする主人公とアンルシアの前に、クロウズが現れる。

生き返しによって得たクロウズという青年の肉体。それは伝説の種族と呼ばれた、竜族のものであった。

そしてその姿を巨大な竜へと変えたクロウズは、辺りを舞う竜の怨念を消し飛ばし、そのまま奈落の門の向こうへと姿を消し、奈落の門を閉じてしまったのだった。


 「もう 会うことは ないでしょう。

  さようなら (主人公)さん…………。


エピローグでは、主人公を知る何者かと話している様子が描かれた。




いにしえの竜の伝承(Ver3.0)編集

彼自身は登場しないが、アストルティアで起こっている誘拐事件の解決のために訪れた竜族の隠れ里において、生き返しの肉体となった本来の「クロウズ」について知ることができる。


本来の「クロウズ」は、竜族の隠れ里の族長オルゲンの孫であった。

年寄りばかりの限界集落と化しつつある竜族の隠れ里の現状を憂い、奈落の門の向こうにあるナドラガンドから竜族をアストルティアに招致するため、旅に出ていたという。

オルゲンの家で読める日記には、才能ある者が厳しい修行をしてようやく習得できるという竜化の術を会得し、隠れ里のみんなのためにと旅立ちの決意をしたことが記されている。

しかしその旅の途中で何らかの事情で命を落とし、その肉体にシンイの魂が宿ることになった。

なおこの時点では、旅立ち以来一度も隠れ里へは戻っていないようだ。


本来の「クロウズ」は、一人称が「俺」であったり、強気で無鉄砲な性格と言われており、現在のクロウズとはかなり違いがあるらしい。



聖炎の解放者(Ver3.1)編集

シナリオの最後、氷の領界の道を解放した主人公を、主人公のきょうだいと共に遠くから眺めていた。

「邪悪なる意志」が動き出したことを感じ取り、きょうだいと共に何らかの策を巡らせていることが示唆されている。



嵐穿つ断罪の虚空(Ver3.5)編集


 「あれほど 来てはいけないと言っておいたのに

  ついに ここまで来てしまったのですね。」


嵐の領界にて、ついに主人公と再会する。

主人公のきょうだいと共に、ナドラガ教団に対抗するレジスタンス組織「疾風の騎士団」を結成しており、そのアジトを発見した主人公とヒューザが騎士団と対峙しているところに現れ、両者を取りなす。


Ver3冒頭できょうだいに誘拐されたと思われていたアンルシアとラグアス王子もアジトにおり、二人を連れ去ったのは二人がナドラガ復活の要となるそれぞれの種族の神の器であり、ナドラガ教団の手に渡る前に先手を打った形であると釈明。

そして主人公がナドラガンドに来られないようにしていたのは、ナドラガンドで主人公が死ぬという未来を予知してしまい、それを避けるためだったという。

それ以外にも、ナドラガ復活のもう一つのカギである創生の霊核を教団から奪取することに成功していたが、その際にきょうだいが教団に捕らえられてしまったことを主人公に詫びる。


しかし、邪神により予知の力を阻害されており、さらに狡猾な邪悪なる意志にはことごとく後手に回らされてしまう。神の器は奪われ、全ての領界を繋げることを許し、敵の本拠たる大神殿には結界が張られて侵入不可能となってしまった。

最後の手札である創生の霊核は守らねばならないとし、主人公や破門されたエステラと共に策を練ることになる。



ナドラガンドの決戦(Ver3.5)編集


 「この姿で戦うのは あの日以来……ですね。」


各領界のナドラガ神のほこらに連行された神の器たちを助けるために、主人公に同行する。

この時は、竜族の力を封じられるほこらの影響を受けないために、シンイの姿になりNPCとして戦闘に参加してくれる。


アンルシアを除く神の器を救出した後、突如として大神殿の結界が消えた。エステラはその隙に神殿に乗り込むと単身向かってしまい、クロウズは主人公には「予知は不明瞭なのに事が進めば進むほど貴方の死の予知だけは確信が深まっていく」とこぼし早まらないよう忠告する。

しかし主人公はエステラと共に神殿に乗り込み、そこで…。


 「……止められなかった。」


予知した未来の通りになってしまった事を涙ながらに嘆く。

その後、神の奇跡を経て主人公は蘇ったが、器達が「自らの意思で」覚醒してしまい、それをマーキングとして創生の霊核を奪われてしまうという最良と最悪の展開が同時に襲い掛かる。

しかし、主人公ときょうだいと、エテーネの村の生き残りが揃った今、憂いはなかった。


神墟ナドラグラムにて、ついに竜神ナドラガの分身たる総主教オルストフと対峙。

「貴様のような者が統率者だったことが竜族の不幸」と激高し、竜化して挑むが、竜族の神と竜族の力では相性が悪く一蹴されてしまう。

ついに復活してしまったナドラガの圧倒的な力に絶望しかけるが、そこに現れた意外すぎる援軍がナドラガを押し留めている間に、神の啓示により打開策を見つけ、ナドラガの核を叩くため、主人公ときょうだいをナドラガの体内まで送り届けた。

そしてナドラガが討たれると、崩壊するナドラガの体内からエステラと共に、主人公や神の器たちを乗せて脱出。


真の解放を迎えた竜族に想いを馳せつつ、主人公ときょうだいと語らう。

クロウズとしての使命は果たされたことを実感し、これからはシンイとしてエテーネの村の復興に励むことを話す。

語らいの途中、突然姿を消してしまったきょうだい。しかし、主人公ときょうだいは不思議な絆で結ばれており、また必ず巡り合うと断言する。


 「いにしえの竜をめぐる

  ひとつの物語が 終わり……

 「また 新たな物語が 始まるのです。」



以降は、主に作中ではシンイとして活動しているため、その後の活躍についてはシンイを参照。

しかしクロウズとしての活動もしているようで、飛竜の峰に住む竜たちを導いたり、エステラ達を竜族の隠れ里に招くなど、アストルティアとナドラガンドの交流にも貢献しているようである。



関連タグ編集

ドラゴンクエストⅩ

DQ10 DQX


ミシュア ザンクローネ

サマルトリアの王子ドラゴンクエストライバルズエースでは声優が同じ。

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