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CV:冬馬由美

※ストーリーのネタバレ注意!

概要

ドラゴンクエストⅩVer.4メインストーリーの登場人物で、5000年前に“レンダーシア”を支配していた古代王国『エテーネ王国』の住人である王族の女性。

ドミネウス王の弟であるパドレの妻で、メレアーデクオードの叔母に当たり、またパドレとの間に一児を授かっている。

この子どもはなぜか主人公の男女どちらかによって性別が異なり、男性主人公の場合は「坊ちゃま」、女性主人公の場合は「お嬢さま」と呼ばれている。

若草色のドレスをまとい、長い金髪を編み込みにしている作中屈指の美人ではあるものの、使用人たちからは眼力がすごいと評される事もある。

メレアーデ姉弟からは、幼い頃に亡くなった母親に変わって夫婦で時々遊び相手になっていたことから慕われており、当時を回想するメレアーデからは年の離れたお姉さんのように感じていたと語られている。

色々と人格的に問題があるドミネウス王の子供たちである2人が真っ当に育ったのは彼女とパドレの影響が強かったのではないかと推測されている。

実は主人公血縁上の母親であった事が後に判明する。

パドレア邸がドミネウスのけしかけた異形獣に襲われた際に、我が子である主人公は無意識に時渡りを発動させ5000年後の世界にタイムスリップ。

彼女はファラスを同じ時代に時渡りさせ、異形獣に襲われて時渡りの力を奪われてしまう。

更にエテーネ王宮が大規模な時渡りに巻き込まれ、彼女もどこかへ消えてしまった。

パドレを闇堕ちから救った後にキュロノスによって傀儡に選ばれ、漆黒のドレスを纏った姿で登場する。

このため時獄の迷宮にてパドレが彼女を救うために胡蝶の力を使っている間、主人公とメレアーデが襲い来る魔物から時間稼ぎをする必要がある。

キュロノス撃破後は主人公が自分の子どもであることを改めて認識し、パドレア邸を自身の家と思っていいこと、いつでも待っていることを伝えてくれる。

そして時の牢獄に取り残されたパドレが残した記憶の結晶を毎日再生しながら、ずっと彼のことを想い続けていた。

Ver.6

このバージョンで初めて彼女にボイスが実装された。

Ver.6.4にて、エテーネ王国の叡智を集結させてパドレを救うという大作戦が決行される。

その最後の一押しとして、パドレに送る手紙を彼女が書いてくれる。

そして作戦は実を結び、無事帰宅したパドレを涙ながらに迎え、時を越えた一家団欒の時を楽しむのであった。

Ver.7.0

エテーネ王国の式典の最中、アストルティアに訪れた新たな脅威である「創失」という呪いに巻き込まれ、存在そのものを消滅させられてしまう。

周囲の人間から彼女に関する記憶が失われ、また存在したという事実も改竄されてしまっており、メレアーデからは「誰?」、パドレからも「主人公の母親は幼い頃に亡くなっている」と言われてしまう。

このため、唯一彼女のことを覚えていた主人公は、ポルテの助言を頼りに、母を救う手立てを求めて新たな地「果ての大地ゼニアス」への旅を決意するのであった。

彼女が創失してしまってからは各所で存在の痕跡が消されており、パドレア邸の彼女の絵画や写真が消えていたり、彼女に関する手紙や手記も内容が書き換わってしまっている。

また、彼女に話しかける必要がある一部クエストをリプレイした場合、クリアできなくなってしまう。

Ver.7.1

創造神グランゼニスがその身諸共呪いを消し去ったことで創失の呪いは消え去り、彼女の帰還が叶った。

本人曰く、創失している間は永遠の暗闇のような所へ閉じ込められ、自分自身が何者かもわからなくなるほどであったらしい。

Ver.7の一大テーマと思われた創失騒動及び彼女の救出が意外にも早く叶ったことに驚いたプレイヤーも多いだろう。

だが、創失の呪いは未だ消え去っていないと思しき不穏な描写も…。

余談

担当声優の冬馬由美氏は1991年版ダイの大冒険にてゴメちゃんの声を担当した。

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マローネ(DQ10)
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