概要
アストルティアの中心に位置する人間達が住まう大陸で、主人公はこの大陸のエテーネの村出身である。
ストーリーの冒頭で冥王ネルゲルが発生させた魔瘴によって包まれ、人間の肉体を取り戻す為に一時的に戻る事しかできなかったが、Ver.2のストーリーで魔瘴の影響を受けない魔法の羅針盤を使うことでようやく本格的に探索できるようになる。
大陸は中心の小島を囲う形のリング状となっており、まず大陸北西端のココラタの浜辺に船を停泊させ、その先の三門の関所が本大陸の本格的な探索の入口となっている。
実は魔瘴を越えた先のレンダーシアは当大陸の侵食を企む大魔王マデサゴーラに創られた偽りのレンダーシアであり、真のレンダーシアはブレイブストーンが無ければ行くことはできない。
真のレンダーシアはかつて人間の神グランゼニスが消滅前に落とした血液から生まれた神の緋石に守られていたが、長い年月によって力が弱まっておりそれ故にネルゲルの侵攻を阻止できなかったのだと思われる。
作中、ソーラリア峡谷のものはマデサゴーラの部下であるゼルドラドと仮面の男に破壊され、ねじれたる異形の大地に置き換えてしまったものの、残り三つはアンルシアによって力を取り戻せた。
主な地域
グランゼドーラ王国
三門の関所から北のレビュール街道を通った先に存在する当大陸の中心的な王国。
度々アストルティアに侵攻してくる魔族達を歴代の勇者達が撃退してきた歴史を持ち、現勇者はアンルシア。
メルサンディ村
大陸西に存在。
偽メルサンディ村はパンにちなんだ名前の人物が住んでおり、村の名物もパン。
村を憎む魔女グレイツェルに脅かされているが、英雄ザンクローネが彼女と戦っている。
実は真のメルサンディ村の童話作家であるパンパニーニが執筆した物語の内容が反映されたものであり、亡くなった作者に代わって孫娘のアイリが完結させた。
よって真のメルサンディ村は童話の里と呼ばれており、それを象徴するかのようにザンクローネの像が建っている。
セレドの町
大陸南に存在。偽セレドは何故か大人がいない子供達の町であり、少女リゼロッタが女王として管理している。
一方で真セレドでは大人しかいないのだが、実は子供達は教会の崩落で命を落とし、偽セレドに住む子供達はマデサゴーラが魂を実体化させたものである。
町の北にはシリーズお馴染みの「ダーマの神殿」があり、スキルマスターなどがマスタースキルの振り分けをしてくれる。
アラハギーロ王国
大陸東に存在。
砂漠にそびえ立つアラビアンな王国。どちらも魔物使いと魔物が共存しており、モンスター格闘場が存在しているがかつての戦争で魔物と人間の姿が入れ替わっている。
エージスによって2000年前に建国されアラハギーロ王国に改名したのは約1400年前とのこと。300年程前までは「太陽の王国」と呼ばれていた。
大きな「モンスター格闘場」があり、モンスター同士の戦いを見ることが住民の娯楽となっている。
余談だがこの四つの地域名はドラゴンクエストⅨの登場人物達と似ており、関連性が指摘されている。
エテーネの島
大陸の中心に存在する小島。
北側にナルビアの町、谷間の広場を超えた南側に主人公の出身地であるエテーネの村がある。
カメさまに守られ、人々は平和に暮らしていたが前述の通りネルゲルに滅ぼされる。しかしVer.3.5終了後に復興する事ができる。
創生の邪洞
名も無き平原のあった場所に存在する場所。奥には創生の霊核の欠片である創生の渦が存在しており、ここでマデサゴーラは偽レンダーシアを生み出した。
ソーラリア峡谷
リャナ荒涼地帯の東に開放されたエリア。
古き神の遺跡へ続く場所であり、しぐさ「解放の祈り」を習得できる石碑が設置されている。
物語では神の緋石が破壊されねじれたる異形の大地へと置き換わる。
光の神殿
エテーネの島の中心に存在。ストーリー序盤、各種族の像がある部屋でネルゲルに殺された主人公が別種族に転生することになる。
その他、ナドラガンドへと繋がる奈落の門へと続く悠久の回廊に入ることができる。