概要
Ver.3の舞台となる竜族の世界。
元々はアストルティアの上空に浮かぶ浮遊大陸だったが、竜族の神であるナドラガが反乱を起こしたため、他の兄弟神によってナドラガの肉体ごと分断され、断罪の虚空へと封印された。
その領界は炎、氷、闇、水、嵐の五つがあり、いずれもナドラガとの戦いで兄弟神が大きな力を使ったため過酷な環境下だが種族神の眷属である神獣が守護している。
炎の領界を拠点とする組織「ナドラガ教団」はナドラガを復活させ、全ての竜族を救う為に5つの領界を繋ごうと活動しており、主人公は最初彼らに協力する事となる。
その為、各領界のストーリー終盤では聖塔に住む最後の試練の番人を倒す必要があるのだが、闇と水の領界ではその後は神獣と戦わなければならない。また、嵐の領界では別の魔物との三つ巴の戦いとなる。
五つの領界
炎の領界
ナドラガ教団の拠点である聖都エジャルナとナドラガの信仰に篤い人々が住むアペカの村が存在する。
昔はもっと居住区域があったが、溶岩の氾濫や疫病などで滅んでいる。
神獣はガズバランの眷属である聖鳥フェザリアスだが、邪悪なる意志によって魔炎鳥にされアペカの村を襲撃している。
氷の領界
名前の通り極寒の地だが、イーサの村の住民は恵みの木に実る食料を糧に生活してきた。
しかし現在は木が凍ったことで食糧難に陥り、村に住む少女リルチェラが元気を奪う能力を制御できない事が追い打ちをかけている。
神獣はピナヘトの眷属であるシナリディだが、その正体はかなり小さいテントウムシ。サブクエストをクリアしないと存在が判明しない。
闇の領界
真っ暗闇の洞窟に存在し、死に至る毒が蔓延しており、カーラモーラ村に住む人々は定期的に浄月の間に注がれる月光を浴びて治療している。
この光は領界浄化システムである月が放っており、管理端末Q484が管理しているものの大昔にナドラガとの戦争時代にドワーフの神であるワギに造られたため、竜族の排除を目的としている。
神獣はワギの眷属であるパチャティカ。見た目がドン・モグーラの色違いとあって歌好きだが、根はいたって真面目。
水の領界
ほとんどが海底。人々はカシャル海底神殿の巫女であるフィナが送る酸素を糧に生活しており、フィナの危機は領界全体の危機でもある。
神獣はマリーヌの眷属であるカシャル。実は当時のルシュカの竜の姫の姿を借り、フィナとして領界を守護している。
嵐の領界
業風が吹き荒れ、毒が撒き散らされているだけでなく落雷も降り注ぐ災害だらけの土地。
居住区域にムストの町があるが、地上は多くの魔物が徘徊しており人々は地下で生活している。
神獣はエルドナの眷属であるアマカムシカ。名前で気づくが、アストルティアの風の町アズランに生息するカムシカ達の王。
神墟ナドラグラム
ナドラガンドの中心部に存在するナドラガの神域で、かつては種族神達の会議場でもあった。Ver.3の最終決戦の舞台となる。