CV:宮澤正(Nintendo 3DS版『ドラゴンクエストⅧ』)
概要
ちょんまげの様な髪型(?)と「～モグ」と言う口癖が特徴。名前の通りいたずらもぐら達のボスであり、彼等の倍はある巨体の持ち主。
壊滅的なレベルの音痴であり、持ち歌である「芸術スペシャル」は自分以外の全員が数ターン混乱する凶悪なモノ。であるにも拘らずその自覚は全く無く、アスカンタ城から盗み出した「月影のハーブ」を用いて連日のリサイタルを強行・子分のもぐら達を苦しめていた(リサイタルを聞かされている子分達を見たククールが「アイツらもう長くないな」とコメントしているので、相当衰弱していたと思われる)。
とは言え子分達からは非常に慕われており、倒されそうになった際には子分達が揃って彼の身を気遣い主人公達に助命を嘆願していた(子分達曰く「すぐ他人のものを盗むのと、破壊的な歌が無ければ良いボス」との事)。
戦闘においては前述の芸術スペシャルに加えて大地を揺らして全体にダメージを与えたり、子分を呼んで戦力を補充して来る中々の強敵。
その他の作品での登場
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』以降のドラゴンクエストモンスターズシリーズにも登場しており、高ランクのモンスターとして登場することが多い。基本的にパワーファイターであるが、ボスキャラでありながらザキ系の攻撃に耐性がない。
少なくとも『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』では物理寄りのステータスの割に配合素材が悉く呪文型でステータスとスキルの噛み合いが悪く、配合条件に見合った実力があるとは言い難い罠のような種族である。それでも、テンションアップと高パワーでスカウトに利用できるだけまだマシか。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』ではモグラ一族を束ねる長にして戦の神を祭る戦いの儀式を取り仕切る使命を帯びた闘技場の総責任者という重要な役割を担うキャラになっており、口調や台詞からしてシリアスなモノになっている。
しかし闘技場の土俵が文字通り土俵だったり、試合開始前の掛け声が相撲だったり俵屋宗達の風神雷神図を模したドン・モグーラが描かれた屏風があったりと相変わらずお茶目な部分も多かったりする。
同系統のモンスター
- スーパーモグラ
Nintendo 3DS版『ドラゴンクエストⅧ』限定のモンスターで色は灰色。スカウトモンスターのモグらん、ドリュー、ラモッチによる必殺技「モグラ合体」で誕生する。
名前は「スパモグ」。完全2回行動で痛恨の一撃を放ち、大地揺らしも使用する。
- 神獣パチャティカ
『ドラゴンクエストⅩ』のVer.3のメインストーリーで登場。白い身体に糸目が特徴の闇の領界の神獣。
- トロピカキング
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』で登場。体色は黄色で、丁髷はヤシの木のような緑色をしている。
