概要
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。片手にスコップを持ったモグラのモンスターで、割と集団で出現することが多い。
いたずら好きな性格で、地中からいきなり現れて旅人を驚かせたり落とし穴を掘ったりする事もある。しかし好戦的な性格ではないらしく、主人公が強いと逃げることがある。
通常攻撃しかしてこないが、『ドラゴンクエストⅧ』ではテンションを上げる能力が追加された。
派生作品
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』以降常連。魔獣系。
モンスターズシリーズではテンションアップの特性を持っていることが大きなアドバンテージとなっており、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』からは「アイテム%アップ」の特性も持つため旅パに適している。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』ではドラキー、ももんじゃと共に最初に貰える3匹のモンスターに選ばれているが、やはりテンションアップが魅力なのでオススメ。それこそRTAで御三家と言えばこれ一択である。レベルを最大まで上げて他国マスターから大量に種を奪えば、理論上最初に貰った個体のままでクリア可能。そこまで極端な例でなくとも、最初の3匹の個体とノビス島の野生エンカウントの個体を併せて2体もあれば序盤のスカウトはほぼ敵なしである。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』ではシナリオ上も優遇されており、平原にてボスのドン・モグーラと共に「真のバトルGP」を開催・運営している。
『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』以降は全てのモンスターがテンションを上げられるようになったため、「いきなりテンション」という特性に差し替えられた。
スライムもりもりドラゴンクエストシリーズ
『スライムもりもりドラゴンクエスト2』や『スライムもりもりドラゴンクエスト3』にて、しっぽ団の一員として登場。地中に潜って奇襲し、スコップで攻撃してくる。特に『2』では6体でこちらを取り囲みながら襲ってくる。
一定数を町に送ると戦車バトルやふねバトルに参戦させられる。やまなりに大砲を発射したり、リーダーに弾を持ってきたりする。
二本兵はキラースコップ。
いたずらもぐら系のモンスター
- キラースコップ
いたずらもぐらの上位種で、青いボディが特徴。
動きは遅いが、力を溜めて攻撃を繰り出して来る攻撃は強力なので注意。
- キラーピッケル
初登場は『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』。
いたずらもぐらの亜種で、茶色い体にサングラスと黄色いヘルメットを身に着けつるはしを持っている。一応はボス格だが、あまり強くはない。
『ドラゴンクエストⅩ』ではキラースコップの転生モンスターとして登場。
- モグラの子分
ドン・モグーラの子分で、見た目はいたずらもぐらと全く同じ。
戦闘能力はいたずらもぐらより上で、力を溜めたり仲間を呼んだりして来る。
- ブランマトック
『ドラゴンクエストⅩ』で登場。白い体色でキラーピッケル同様に武器がつるはしだが、ヘルメットもサングラスも付けていない。
「超ちからため」というテンションを3~4段階上げる危険な特技を使ってくる。そこからの攻撃は凄まじいので要注意。
「ブラン」とはフランス語で「白」。
余談
『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』ではやたらと起用する漫画家も多く、特に池野カエル氏の作品では楽屋オチ漫画にも登場し、池野氏本人をスコップで気絶させるという場面が描写された。