概要
『ドラゴンクエストⅩ』の登場人物。シリーズ恒例の施設ダーマ神殿の神像の前に立っている謎の男。
「私は 万物を教え導く者……仮にスキルマスターとでも 名乗っておきましょう」
とのことで、スキルマスターというのは仮称であり本名は不明。
また、主人公以外には見えないようで、彼の導きを必要とする者にのみ見えているらしい。これは後述の3人の弟子たちも同じである。
常に敬語であり振る舞いも紳士的だが、どこか人間離れした威圧感と胡散臭さを感じさせる。
鳥山明風の絵柄からかけ離れたホスト風イケメンのキャラデザをしており、「ファイナルファンタジーシリーズからやってきた人物」などと言われることも。
彼や弟子たちは、運営曰くVer.2における「深刻なイケメン不足」により投入されたキャラらしい(あれ…?クロウズとザンクローネとトーマ王子は…?)。
デザインだけでなくセリフや弟子たちとの絡みが少々危険な香りが漂っており、ダーマ神殿ならぬホーモ神殿などと呼ばれてしまった。
三名ともスキルマスターを慕っているようだが、個性的な面々でありまとめるのには苦労している様子。
タッツィ | ディエゴ | サリアス |
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活躍
メインストーリーにはかかわらないが、「特別レッスン」として、スキル割り振り上限解放クエストを受注できる他、スキルブックと引き換えにマスタースキルポイントを貰える。
上限解放クエストは最初は弟子たちが担当しているが、4つ目はスキルマスター自身が担当する。……とはいえ彼自身と戦うわけではなく、意外な秘蔵っ子がお相手。
そんな真面目なクエストの傍ら、「ぱふぱふ」に関する本を熟読しアブナいマッサージ術を獲得するクエストもあるなど、おふざけ要素も。
試練を一通り終えると、自分たちの正体が精霊であることを明かす。
曰く、いずれ戦うことになる大いなる闇の根源に備えて弟子たちを鍛えているらしい。
第2回アストルティア・ナイト総選挙!では新規枠で参戦しており、4位と健闘した。
が、本人は納得していなかったようで帰ったら応援してくれた弟子をいびるつもりらしい。
余談
スクウェア・エニックス所属クリエイターでの本作のメインスタッフである安西崇氏が彼のコスプレをしてイベントに登場することがある。
関連タグ
ホメロス…『ドラゴンクエストⅪ』の登場人物。スキルマスターをモデリングの参考としている。
外部リンク
ネタバレ
実際のところは彼こそがダーマの神そのものであろうと考察されている。ダーマ神は女神像として祀られているが、ダーマ神は「見た目は千変万化」「性別も自在」とされている。
3人の弟子は「戦いを司るいにしえの精霊」であり、そして名前の類似から、『ドラゴンクエストⅥ』と『ドラゴンクエストⅦ』の「しょうかん」で呼び出せる精霊 タッツウ・デアゴ・サムシン ・バズウの前三者がその正体なのかもしれない。
バズウのみ存在しないと思われていたが、アスフェルド学園12話においてバウンズ学園長であることが判明。
改めて見返してみると名前や服装で分かりやすい伏線は張られていた。
3人を人の姿に変えさせている理由は「旧い友人の頼みでそのチカラを鍛える」為であり、主人公に試練を課した事も「古い友人との約束」とのこと。
この点、ダーマ大神官から語られる言い伝えにある、「神代の時代。人間の神グランゼニスとダーマの神は良き友人として親交を深めていた」が「グランゼニス神が果てた」ことと符合し「旧い友人」とはグランゼニス神を指すと考えられる。
大いなる闇の根源との戦いに備えて弟子たちを鍛えていたとのことだが、Ver.5でその闇の根源こと異界滅神ジャゴヌバとの最終決戦でも登場することはなかった。
一応、ジャゴヌバ撃破後に話しかけると創世の光を通して主人公の活躍を見ており、力を送っていた旨の話を聞くことはできる。
弟子たちはいずれも使役する魔物をけしかけてくる事で試練を与えてくるが、マスターを目指す者の後にサリアスが直接手合わせしたいと言ってくるため、いずれ彼らと真の姿で直接手合わせする日が来るかもしれない。