概要
冥王ネルゲル戦において登場する謎の存在。
主人公に敗北した為に更なる力を欲したネルゲルの願いに応えるかのように現れ、彼を冥獣王ネルゲルへと生まれ変わらせたり、大魔王マデサゴーラに古き契約をもって力を与えたりとその力は計り知れないものがある。
その姿は現在判明している範囲では人間の腕に酷似したような巨大な腕としての姿であるが、実際の所これが全身像なのか、はたまた体の一部なのか、あるいはその時々に応じて姿を変えることが出来るのか詳細は不明となっているが、少なくとも六聖陣たちがこれと戦い続けていることやアストルティアを守っていた帝王を災厄の王に変質させた存在という事は確かなようである。
その正体は現在のとこと謎に包まれているが、超高濃度の魔瘴と思われる雲から生えるようにして出現することから、その正体は生物などではなく魔瘴が凝縮し意思を持って実体化した存在とも考えられるが、詳細は不明である。
…その後、他の神々と争いを起こしたナドラガが邪神へと堕転した原因であったことも判明。
また、正体は異界滅神ジャゴヌバという、かつてアストルティアを創造したルティアナと戦った邪神であったことも語られている。魔王を超える存在である邪神を統べる者であり、Xのストーリー全体の黒幕というべき存在である。ただしジャゴヌバという名は呪われし名としてその真名は隠されている。