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※この記事は、ドラゴンクエストXに関係する極めて重大なネタバレが含まれています。ご注意ください。

概要

Ver.4の黒幕でありラスボス。

元々は時渡りの力を持つキュレクスという存在から力だけを抽出したの「時見の箱」と呼ばれる存在であり、エテーネの王族たちが時見の力を悪用し欲望のままに操ったため、人間に心底絶望し嫌悪する邪悪な意思が箱に宿ってしまった。これがキュロノスである。(そもそもキュレクスから力を奪ったのも「いちいちご機嫌伺いしなきゃいけないのがムカつく」からという身勝手極まるものであり、始まりからして決まっていた災厄だったと言える)

人間のことを不完全な存在や雑音と呼ぶほど強い憎悪を抱いており、そんな人間を全て滅ぼした静寂の世界こそが「正しい時の流れ」と豪語する。

世界滅亡の計画のためにドミネウス王ヘルゲゴーグを造らせ、パドレをメインの傀儡として使役(後に妻のマローネも)し、様々な時代からエネルギーを集め、自身の肉体を宿す「終焉の繭」に吸収させていた。

しかしパドレや手先のヘルゲゴーグたちのことも用済みになればあっさり見捨て、ネルゲルやマデサゴーラのように信頼のおける腹心を擁しているわけでもない。ワンマンラスボスといえる。

Ver.4の最終章において終焉の繭内で成長させていた肉体の器である「時獄獣キュロノス」に意識を移し戦闘となる。

これまで繭に吸収させていたさまざまな魔物の力を使用する。この戦闘ではパドレがNPC戦闘員として参加してくれる。

戦闘後は時渡りの力を利用して肉体の時間を巻き戻し、主人公たちとの戦闘の経験を活かして更なる完全な存在に進化を遂げる。

その後主人公とパドレを時の牢獄に幽閉してから現代のアストルティアへ向かい、たった数か月で世界を完全に滅ぼしてしまった。

パドレの決死の行動でなんとか時の牢獄から脱出した主人公が急いで現代に時渡りするも時既に遅し、いつか見た全人類の滅んだ終末の風景が広がっているのであった…。

第2形態である「時元神キュロノス」との戦闘はこの終末の風景で繰り広げられる。外見は第1形態よりも小柄になり、神々しい翼の生えた人型の魔物になっている。この両翼は部位として独立している。

アポカリプスエンド、ディバイン・ハイロゥ、神罰の光叉などなんともいえない名前の、しかし全く名前負けしていない性能の特技を連打する強力なラスボスだが、キュルルがお助けキャラとして参戦してくれる。

戦闘後は再び時渡りの力で敗北をなかったことにしようとするが、キュルルに阻止された所を主人公の一撃で左脇腹の核を貫かれ葬られる。

更に滅びた世界は彼が残した大量の時渡りの力を用いてキュルルが因果律操作を行うことで、彼を撃破したという事実を保持したまま世界の時が巻き戻され、歴史上から完全に葬られた。

戦禍のタネを残して…

余談

独善的な理由で凶行に走った悪役だが、元はアストルティアを美しい地だと愛していたような描写もあり、エテーネ王族らの欲深さが招いた事態ともいえるため哀しき悪役としての要素もあるのかもしれない。

また悪役としては、まったく一人の生き残りもいない完全な人類の滅亡を完遂したという功績があげられる。

更に時渡りの力というチート能力を有し、時間停止・時間遡行・時間加速などを行うことができるため設定上は歴代最強クラスの能力を持つラスボスともいえる。

シリーズの他ラスボスを見ると、主人公達の生きる時代で目に見える形で世界を滅亡させた、時を戻して功績を無かったことにされたという点はウルノーガ

元は純粋な存在が悪しき人々に翻弄されて闇堕ちした、最終形態が繭の中から登場し、比較的小柄という点はエルギオスに通ずるものがある。

名称は時の神クロノスからきていると思われる。

関連項目

ドラゴンクエストⅩ ラスボス 魔王系 時間操作 キュルル(DQ10)

不死の魔王ネロドス 悪鬼ゾンガロン ウルベア大魔神…キュロノスが糧とした存在。

冥王ネルゲル 大魔王マデサゴーラ ナドラガ 異界滅神ジャゴヌバ ジア・レド・ゲノス…歴代Ver.のラスボス。

天魔クァバルナ…同作に登場する両翼が部位のボス。

???(リンク先ネタバレ注意)…時元神キュロノスに似ていると言われることがある。

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