エスターク
えすたーく
「グゴゴゴゴ…… 誰だ? わが眠りを さまたげる者は? わが名はエスターク…… 今は それしか 思い出せぬ…… はたして 自分が善なのか 悪なのか それすらも わからぬのだ…… その私になに用だ? 私を ほろぼすために やって来たのか?」
『ドラゴンクエストⅣ』に初登場。
アッテムトの地下深く封印された地獄の帝王。また、登場するゲームによっては全てを支配する破壊と殺戮の邪神とも呼ばれている。
シリーズを通して何度も登場し、十分に存在感はあるが、エスタークが何の為に存在しているのかあまり知られておらず、復活の度にプレイヤーに倒されるある意味悲しいキャラクターでもある。
元々は古の時代の魔族の王であり、「進化の秘法」を作りだした張本人。それを自らに使用し、究極の生物へと進化を遂げた。
しかし、秘法が不完全であったためか代償として不老不死の力を得ると同時に記憶のほとんどを失い、破壊と睡眠を繰り返すのみの存在となってしまう。
そして、エスタークの力を危惧したマスタードラゴンと天空人との激闘に敗れ、居城である「エスターク神殿」諸共にアッテムトの地下深くへと封印された。
それから長い年月が経った『ドラゴンクエストⅣ』の時代で、偶然にも金脈を掘っていたアッテムトの人間たちによって封印されていた神殿が発かれ、呼び起されてしまう。
『ドラゴンクエストⅨ』での説明文によると、
「何千年 何万年ものあいだ
ねむりながら 進化した 地獄の帝王。
いきつく先は いまだ みえない」
とまだまだ進化の途中らしい。
復活直後の『ドラゴンクエストⅣ』の際は、まだ覚醒しきっていない為に中途半端な実力であった。
と言っても、打撃で100前後のダメージを叩き出してくるため、「スクルト」で守備力を高めておかないと辛かったのは事実。他にも「こごえるふぶき」による全体攻撃も強力。
また、設定に肖ったものか睡眠に耐性が無いため、ラリホー系の魔法が効く事がある。
ただし、眠っている際には「あやしいひかり」という耐性無視の全体攻撃が発動するため、かえって危険である。
戦闘BGM『邪悪なるもの』はシリーズ初の中ボスBGM。ラスボス以外で初めて通常戦闘とは違うBGMが用意された敵である。
それまではストーリー上は表向きラスボスっぽく恐れられていたハーゴンやバラモスでさえも通常戦闘と同じBGMでの戦闘であった。なおスーパーファミコン版としてリメイクされた際にバラモスはボス戦用のBGMを与えられているが、実はファミコン版の時点で専用曲は作曲されていたが容量の問題(※)で削除されてしまったため、エスタークでようやく初の「ラスボス用」ではない「ボス戦用BGM」実装となったという背景がある。
※:当時のゲーム業界は少ないソフトの容量やファミコン本体の少ないメモリの中でやりくりしながらゲームを作成している。初代『ドラゴンクエスト』においては容量の問題故に「カタカナが20文字しか使えなかった」というエピソードは当時を象徴するものとして特に有名で、全てのカタカナを使用できるようになったのは「ゥ」を除けばファミコンよりも本体性能が高くなったスーパーファミコンで発売された『ドラゴンクエストⅤ』から。「ゥ」も含めれば『ドラゴンクエストⅥ』になってようやくのことである。
『ドラゴンクエストⅤ』では、隠しボスとして再登場。
この際は本気の力を取り戻したのか、はたまた長い年月を掛けて更なる進化を遂げたのか、以前とは比較にならない程の実力を発揮。その強さはラスボスを上回る。
前作の高威力の打撃は健在であり、他にも「メラゾーマ」「イオナズン」「しゃくねつ」「かがやくいき」など強力な呪文と特技を二回連続行動で駆使する。
ちなみに、低確率ながらラリホー系が効くのはお約束。二回行動のために目覚めてしまうサイクルは早いものの、眠っている間は前作のような全体攻撃は発動しない。
また、「いてつくはどう」でこちらに掛かっている補助呪文を打ち消した直後に、二回行動によって上記のブレス攻撃を仕掛けてくる等、なかなかの頭脳プレイを見せる事も。
リメイク以降では、一定ターン数以内で倒さないと入手出来ないアイテムや隠し要素が存在するため、より一層プレイヤーを苦しめると同時に十分な存在感を示した。
なお当時は『ドラゴンクエストⅣ』とは違う茶色の配色(『ドラゴンクエストⅣ』ではエスタークは青、デスピサロの初期形態は茶色)と「何も思い出せない」という台詞(進化の秘法の副作用かデスピサロも記憶を完全に失っている)、そして生息フロアが火山(『ドラゴンクエストⅣ』の最終決戦の場であるデスマウンテンは火山)ということもあり、ファンの中には「正体は記憶を失い自分をエスタークと思い込んでしまったデスピサロではないか」といった考察もあった。
現在ではドラゴンクエストモンスターズシリーズで茶色でしか登場していないことや、リメイク版『ドラゴンクエストⅣ』の6章「導かれし者たち」で(一応パラレルとする向きもあるが)ピサロが元の姿に戻って勇者たちと協力していることもあり、この考察はほぼ否定されていると考えてよいだろう。
その後のナンバリングタイトルの『ドラゴンクエストⅨ』、2015年度にリメイクされたニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅧ』、外伝作品であるドラゴンクエストモンスターズシリーズや『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』などにも登場している。
ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅧ』ではクリア後のダンジョン「追憶の回廊」の最深部に登場。HPは脅威の25600と同作の他ボスはおろか『ドラゴンクエストⅨ』のレベル99の大魔王をも上回る。攻撃力も桁外れで、普通の攻撃で400以上のダメージをくらい、過去作でも使っていた「メラゾーマ」「イオナズン」「しゃくねつ」は前座の追憶のドルマゲス同様大幅に威力が上がった特殊仕様になっている。簡単に言えば、最早「メラガイアー」や「イオグランデ」、「れんごく火炎」の間違いじゃないかというレベル。
また、固有特技として上記を上回るダメージを叩き出すギラ系の呪文系全体攻撃「剣を突き立てる」や、『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』で登場した際に使っていたバギ系の呪文系全体攻撃「地獄の竜巻」も使ってくる。スピンオフ作品の特技がナンバリングタイトルに輸入された珍しいケースである。当然ながら、こちらのダメージも400近くとバカにならない火力。
何よりも特徴的なのは、ひとりに対し1000以上のダメージを与える専用の特技「必殺の一撃」を使ってくる。ドラゴンクエストシリーズは基本的に最大HPが999であるため、文字通りの一撃必殺という恐ろしい技である。一応、「大防御」の特技や被ダメージを軽減するスーパーハイテンション状態+防御で生き残れる可能性もあるが、そもそも「誰にどのタイミングで」放ってくるのかはほぼ不規則なため、狙って行なうのは至難。
まともに戦うと全員がレベル99でも苦戦する強さだが、ラリホー系が効きやすいという弱点がある。「ラリホー」または「ラリホーマ」が使えるゼシカかゲルダがうまく先手を取れれば、ほぼ無傷で勝つことも可能だが、すばやさがメタルキングを上回るくらい非常に高いため先手を取りづらい上、失敗すると1ターンで壊滅的状況に陥る危険がある。
初回撃破時にはエスタークの力の一部という「ていおうのうでわ」というアイテムを貰える。効果は「与えるダメージが2倍になる」というすさまじい効果で、これがあると低ターン撃破も可能になる。2回目以降15ターン以内で撃破すると、ステータスアップの各種木の実の内でランダムで一種類、10個貰える。
スーパーファミコン版の『ドラゴンクエストⅤ』において、「エスタークが仲間になる」という内容の有名な都市伝説があった。
これには、隠しダンジョンでエスタークを倒した後に、彼が消滅間際に倒すまでに掛かったターン数を教えてくれる事が起因している。
実際は特に意味は無かったのだが、当時はこの事と今作から導入された「モンスターを仲間にする」というシステムと相俟って、「一定ターン数以内で倒せばエスタークが仲間になる」という噂が瞬く間に広まる事となった。
この噂は当時の製作者側も認知しており、後のナンバリングタイトルの『ドラゴンクエストⅥ』では、この都市伝説を違った形で実現させている。
さらにこれを受けたのか『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』では10ターン以内に倒すと本当に仲間になってしまう。この件もあり、『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』では魔王戦が廃止となる中、エスタークとだけは引き続き闘うことができ、こちらでも仲間にできてしまう。
さらにさらに『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』でも同様の条件で仲間にする事が可能となっている。但しこの作品では、倒すと希少なかつ有益な消耗品を必ず落とす事から、敢えて仲間にならないよう10ターン以上かけて幾度と無くサンドバッグにされまくっていた。この問題は後のアップデートで解消されている。
ニンテンドー3DS版の『ドラゴンクエストⅧ』においては倒しても仲間にはならないが、上述通りアイテムを貰える。また、恒例で倒すまでに掛かったターン数を教えてくれるのだが、一定数毎でエスタークの台詞が変化する。「弱すぎる」と酷評したり好敵手と認めたり、最速撃破ではなんと勇者として称えてくれる。その後はダンジョンから外へとワープで送ってくれるなど、本当に善なのか悪なのか分からないお方である。……でも「我を滅ぼしに来たのか」の問いに「いいえ」と答えると、今回は「用も無いのに我を起こすな!(※要約)」と逆上して結局は戦う羽目になる理不尽さを見せるのだが。そんな、ひどい……。
また、相変わらず「自分が善か悪か分からない」と記憶を失っているが、撃破後の会話では「地獄の帝王である我を~」と言う事がある他に、なんと進化の秘法に関しても言及があったりする。戦っている最中に記憶が少し戻ったのだろうか? まさか寝起きでボケてただけ(ry
好意的に見るのであれば、「地獄の帝王」という肩書きに関しては「悪」とは必ずしも同じではないので、「自分が地獄の帝王だと(周りから呼ばれていたと)いうことは覚えていたが、しかし自分がかつて何をしていたのかは覚えていない」、同じように進化の秘法に関しては「自分が生み出した物であり自らに使用した事は覚えているが、その用途と目的については覚えていない」という趣旨の言葉なのかもしれない。
ちなみに都市伝説を意識しているのか、戦闘後に仲間と会話するとモリーが「何故仲間になってくれない」と言う。
リメイク以降の『ドラゴンクエストⅤ』では、上記の隠し要素解禁とは別の条件を満たす事で、エスターク本人ではなくプチタークという名前の彼の息子が仲間になる。
プチタークは「自分はエスタークの息子」と自称しているが、肝心のエスターク本人は記憶が曖昧になっているために、真偽は不明である。
また、“密かな楽しみ”として専用のすごろく場を所有しているという意外な一面が明らかになり、おまけに戦闘撃破後に勝利報酬として開放し参加を許可する気前の良さまで披露してくれる。
………だがその割にはドラゴンクエストとコラボしたすごろくゲーム、いただきストリートシリーズには一切登場していない。
グゴゴ……なんということだ……
大きな双角の兜の様なものを被り、三つ目である。マントの様なものを着用し筋骨隆々な身体つきに黄金の大きな二振りの剣を使用して戦う。
初登場の際は不完全な覚醒であった為か、青い配色をしている(近年は一部のゲームや一番くじなどのグッズでこちらの色も採用されるケースも)。なお、前述の兜とマントは装備品ではなく肉体の一部という説もある。
その後『ドラゴンクエストⅤ』以降は体色は茶色の様なもの、大剣は銀色の配色に統一された。
また、進化の秘法を使って間もないデスピサロ第一形態も茶色の体色である。
漫画作品『ドラゴンクエストⅣ外伝 地獄の迷宮』では非常に珍しい、目がしっかりと開いた完全起床状態のエスタークまで披露された。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでの登場
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』から登場。以降『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』を除いて皆勤。
初期ではデスピサロを親とした配合が中心となっていたが、近作ではタイタニスを軸とした配合が中心となっている。
もっとも、上記の条件で仲間に出来る上、近作では「めぐり合いの扉(鍵)」と言う便利なものがあるので、わざわざ配合で作る理由は無いのだが。
『テリーのワンダーランド』では肝心のルカニ、ボミエ、麻痺がデフォルトでは強耐性止まりで、????系の中では素の耐性はザル寄りと言える。
全作を通して育成しづらく、能力もかなりクセの強い上級者向けモンスター。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』のWi-Fi対戦ではAI2回行動の花形として人気であり、全国大会予選でも突破者8人中2人が使用する実績を残した。しかし本戦では1体もエントリーされていなかった。つまり、コイツを作成するぐらいでは展開期当時の全国レベルのガチ対戦の土俵にすら立てなかったということになる。
対戦以外でもパワーとAI2回行動、スライム系特効武器「アトラスのかなづち」を装備できる点を活かし、メタル狩りやメタル系のスカウトにも使われた。
『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2』以降は3枠のギガボディ持ちなのだが、同作では見た目と違って攻撃力は3枠最低だったり、『ジョーカー2プロフェッショナル』では攻撃力が大幅強化されたと思ったら今度は素早さが酷い事になったりと、結構能力のブレが激しい。
ちなみに原作再現で眠りを無効に出来ない。最近のエスタークは眠ってても攻撃できるが。
但し上記のイベントの事もあり、ドラゴンクエストモンスターズシリーズではかなり優遇されている。
※この先ネタバレ注意!
『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』では強化形態とも言えるグランエスタークが登場している。
但しエスターク本人が完全進化したわけではなく、狭間の闇に対抗する為に製造された大魔神像(魔物が作ったが為に見た目がそのまんまエスターク)の真の姿、と言う位置づけとなっている。つまり別個の存在。
どちらかと言うとスーパーロボット然とした外見になっており、非常に格好良い。
配合条件はエスタークと聖竜ミラクレア。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』では、シナリオ完全クリア後に登場。
「地獄の遺伝子」と呼ばれるアイテムを全て集めた後、ある場所でかつて破壊された装置のうち残された機能を使う事で何とブレイクモンスター「凶エスターク」として登場する。
しかし他のブレイクモンスターとは異なり、肉体はマ素による侵食を受けているが精神の方は今までの作品と何ら変わりがない。
今回も短いターン数で撃破する事で仲間になる。
また、通常のエスタークもこの凶エスタークと神獣のJOKERとの配合によって誕生させる事ができる。
神獣の力でマデュライトを浄化しろと言うことなのだろう。…じゃ無かったらまさかJOKERと浄化を掛けているのだろうか……
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』では、凶エスタークのポジションがグランエスタークへ変更。エスタークそのものはディスク報酬で受け取ることも可能。
配合で作成することもできるが、素材が初期で受け取るモンスターであるプチターク(受け取らなかった場合は他国マスターからスカウトなどが必要)を筆頭に、デスピサロ、ギガデーモン、ヘルバトラーとスカウトも作成も困難なモンスターが要求される。
なお凶エスタークは今回は逆にエスタークと凶おおみみずの配合で入手。さらに、今回はJOKERを配合してもエスタークには戻らない(『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』と違ってJOKERがストーリー上で重要な立ち位置になった為でもある)。
凶おおみみずは勝ち抜きバトル100勝という少々めんどくさい入手方法なので、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』を持っている場合はそちらで凶エスタークを入手した後に引っ越しアプリで持ってくると楽。
前回は浄化されたのに今度は汚染されるという面白いことになっている。
またグランエスタークが前述の方法でしか入手できないようになっているため、『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』と違ってミラクレアと配合してもグランエスタークは作成できない。
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』では『ドラゴンクエストⅣ』を下地にしているため掘り下げられた。
作中明らかになった話によると、マスタードラゴンに離反した天空人イシュカが世界を滅ぼすため生み出した三つのエスターク「地獄の三神」のうちの一つ、エスターク・クークが天空の勇者との戦いに敗れたという設定。残りはジュマとイスナで、いずれも災厄の魔宮低層には3体の過去の記憶が封印され、中層ではパッゴイ教団に崇められている一方で戒竜ニシルによって封印され続けている。
元々は魔界に存在する災厄の魔宮上層に封印されていたが、人間たちがアッテムトの鉱山を掘り進めた結果繋がってしまったらしい。
本作でも配合で入手することが可能なため、ピサロの目的である『エスタークを使役する』事が少し違った形で実現させることができる。
- 『ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち』
- 『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』
- 『ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君』(※3DS版)
- 『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人』
- 『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』/『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』
- 『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』/『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』
- 『ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち』
- 『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』
- 『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』
- 『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』
- 『ドラゴンクエストⅣ外伝 地獄の迷宮』
- 『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』/『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』
- 『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』/『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』
- 池田秀一:『CDシアター ドラゴンクエストⅣ』
- 同氏は、ピサロも演じている。
- 銀河万丈:『ドラゴンクエストライバルズ』
- 同氏は、過去にTVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(1991年版)にてクロコダインを、『CDシアター ドラゴンクエストⅡ』にてハーゴンとシドーを、『ドラゴンクエストヒーローズ』にてディルク王を演じていた
大ボスポジションのモンスターではあるが、殆どの作品に於いて寝起きで腕試しを促す姿ばかりであり、遥か昔の時代に世界征服を目論んだ巨悪という設定もあまり無い。その為見た目とは裏腹に多くのプレイヤーからは悪役というイメージはあまり持たれない。その上最近のモンスターズシリーズでは優遇されている事が多いので尚更だろう。
災厄の王…『ドラゴンクエストⅩ』に登場するエスタークに似た姿のボス
へんじがないただのしかばねのようだ…ファミリーコンピュータ版『ドラゴンクエストⅣ』では、フィールド上のドット絵は普通の大きさだったが、リメイク版ではポリゴン化されたため他のキャラと比べてかなりデカい。たぶんシリーズ最大の「ただのしかばね」。
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