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ミルドラース

みるどらーす

スクウェア・エニックスのRPG『ドラゴンクエストⅤ』に登場する魔王で、本作のラスボス。
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CV:飯塚昭三(ドラマCD版)/井浦新(アニメ映画「ユア・ストーリー」)

「私は運命に選ばれた者。勇者も神をも越える存在」
「さあ来るが良い。私が魔界の王たる所以を見せてやろう」

概要

ミルドラースとは『ドラゴンクエストⅤ』のラスボスである。
DQ5の魔界を治める大魔王。魔界と人間界とを繋ぐ門を開き、人間界への進出を目論んでいる。そのため、門を開閉する力を持つⅤの主人公の母・マーサを連れ去っている。配下の一人であるイブール率いる「光の教団」には予言という形で関わりはあったものの、基本的には関知はしていなかったようで、主人公との会話では「必要のないくだらない努力」と切り捨てている。(リメイク版)

リメイク版では元人間という設定が追加された。究極の進化を求める邪悪な心から神の怒りを買い、魔界に封印されたという。

ドラゴンクエストⅨ』でも歴代魔王の一人として登場するが、ミルドラースが登場する宝の地図を入手するには、レベルの高い地図でしか登場しないグレイナルや、途中出現確率5%の竜王の地図の入手を経る必要があるので、すれちがい通信無しでの入手はかなり困難である。

強さ

ラスボスだけあって、それ相応の強さを持つ。SFC版では適正クリアLVは30代中盤。2段階の形態を持つ。

魔界の王にして王の中の王


一段階目はナメック星人……もとい、魔道士のような風貌で、見た目通りに魔法による攻撃、またキラーマシンあくましんかんなどを呼び寄せたりもする。『なかまをよぶ』で加勢するモンスターが厄介であることを除けば、そこまで苦戦する相手でもなく、ゴリ押しでも倒せる。

【ドラクエ】魔王ミルドラース(第二形態)


二段階目は、腕が4本に翼が2対、棘の生えた尻尾を生やしたメタボリックドラゴンのような真っ赤な怪物になる。
攻撃方法はこれまでの歴代ラスボスの使用してこなかった『しゃくねつ』を吐いてくる他強力な呪文を使ってくる。厄介なのが、最初から魔法反射呪文のマホカンタがかかっていることと、一定間隔でステータス増強効果を無効化する『いてつくはどう』を使ってくることである。
さらにHPは4500とこれまでの歴代ラスボスに比べ一気に増えた上に『めいそう』で体力を500ずつ回復させるため長期戦になりやすく、しっかりとダメージを蓄積させていかないと消耗戦となる。
…と書けばいかにも強そうに感じるかも知れないが、行動が完全ループな上に完全2回行動でないこと、呪文耐性が無いこと、スライムナイト等汎用モンスターにもブレス耐性の備えているものが多いことから、体感的には前々作前作と同じか下回るぐらいでシリーズでもかなり弱い部類である。

ちなみに、二段階目の行動パターンは3種類用意されておりランダムで選ばれる。強さに明らかに差があることから強中弱パターンと呼ばれる。
強中型は2回行動を行う場合もあり、灼熱の炎後に凍てつく波動を行う点で共通。
強型は凍てつく波動でマホカンタ状態を解除しても、再度張り直す行動がある点。
中型は素早さがかなり低くほぼ先手で行動できるため、次の行動に備えやすい。
弱型は素早さが一番高く先手を取られる場合もあり、通常攻撃が必ず痛恨の一撃になったり、攻撃行動が4つもあるなど強烈に見えるが、1ターンに1回行動なので安定させやすい。

リメイクではオリジナルよりもHPが2500増えており、残りHPに応じて行動が変化する形へ変更。
大きな変更点は回復技の瞑想、完全1回行動が無くなったことだろう。
その分、凍てつく波動の頻度もアップしており、残りHPが大きく減ってきた時の通常攻撃が必ず痛恨の一撃に変化するようになり、脅威度が上がっている。代わりに実質的に意味が無いのにルカナンを使い、この時はラッキー行動となる。
DS版以降は瞑想が第2段階で行動することがあるものの、基本的にPS2リメイクと同じ。

評価

ラスボスではあるのだが、登場するのは物語の最後だけで、部下のゲマの方がストーリー上では目立っている、ドラクエシリーズ初の裏ボスであるエスタークが圧倒的に強い、などの理由からシリーズの中では印象の薄い魔王として評価されることが多い。
そもそも、主人公の宿敵=ゲマという図式でストーリーが展開していくため、印象が薄いのも無理はない話であり、ミルドラースの話が一般人から本格的に聞けるようになるのも、勇者である主人公の息子が生まれてからである。主人公が勇者ではない(勇者の誕生後の主人公はパパスのポジションにある)以上、主人公の視点からは魔王=宿敵という図式が成立するとは限らないと思われる。
リメイク版ではレヌール城にある本に名前が載っていたり、ゲマとの第二戦目後に名前が出たりするなど少しだけ存在の発覚が早くなっている。

余談

裏ボスであるエスタークは最初からミルドラース第二形態戦法を多用する。それに加え、エスタークは通常攻撃そのものがかなり強いため、余計に手ごわく感じしてしまう。実際、エスタークの方が攻撃の効率は非常にいい
しかし、そもそも本編のボスと裏ボスを比べること事態ナンセンスであり、しかもリメイク版ではストーリーの中でエスタークが「ミルドラースでさえ手を出せない大物」と言われていたことから、こういう力関係になるのはごく自然である。
一部のタイトルでは第一形態はただ単に「ミルドラース」、第二形態は「魔王ミルドラース」になっていたりして、公式で大魔王扱いさせてもらえていない。不憫。

ちなみに、ドラマCD版で彼を演じたのは飯塚昭三氏だが、一方本作の主人公を演じていたのが堀川りょう氏であり、この図式はまんまナッパベジータなので時折ネタにされることも(言うまでもなくミルドラースのデザインを担当したのも鳥山明氏である)。

Dr.スランプ関連

鳥山画伯繋がりと言えば、SFC版「DQ5」発売当時、「Vジャンプ」に連載されていた漫画「ちょっとだけかえってきた Dr.SLUMP」にゲスト出演した事もある。

劇中ではネタバレ回避の為、名前の一部が伏字にされ「ミ〇〇〇ース」表記になっていた。そして則巻アラレに伏字部分に悪戯書きをされて「ミートソース」となってしまい、その事に酷く激怒して第二形態になって『かがやくいき』を吐いてアラレを氷漬けにするものの(残り2ページという尺の都合とはいえ)ガッちゃんたちの光線一発で沈むという、魔王としてはあまりに情けない有り様であった。

関連イラスト

魔界の王
ミルドラース


ミルドラース
星降る夜に



関連タグ

ドラクエ ドラゴンクエスト 魔王系 ラスボス ラスボス(笑) 
神綺→魔界の神繋がり。だがミルドラースは名乗ってるだけだが、こっちは本当に魔界の神である。



????:ユアストーリーに関してはこちらを参照。ただし、ネタバレかつセンシティブな内容注意

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