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「このボウキャックに憑りつかれたものは~誰からも~忘れられてしま~う。」

概要編集

CV:大本眞基子(カービィと同じ声優)

第39話『忘却のエスカルゴン』に登場した魔獣で、魔獣カタログナンバーは「0279」。

見た目は虫のようにとても小さく、危険な様子は見られない。


しかし、こいつの真に恐るべきところは、「忘れ魔獣」という二つ名を冠する通り「憑りつかれると誰からも忘れられてしまう能力」である(いわゆる記憶喪失の逆バージョン)。実際にアニメ内ではエスカルゴンの寝ている間に憑りつき、彼を周りのモノの記憶から一時的に抹消させた。


案の定、彼に憑りつかれたエスカルゴンはデデデはおろか、フームブン、ましてや愚かな人民共からも忘れられ、途方に暮れてしまう。さらに、本人はボウキャックに憑りつかれた自覚がない(一応憑りつかれる直前に多少の違和感を感じて起きてはいるが)ため、フームやメタナイトにボウキャックについて指摘されるまで「村人達がグルになって自分をいじめている」と思い込んで気づかなかった。

ちなみにエスカルゴンがメタナイトやフームに会った後で偶然鉢合わせたカービィだけは彼に対し初対面的な振る舞いはしていないが、いかんせんカービィは喋れないので「他の住民同様わからないがとりあえず相槌を打っていた」「カービィだけは影響を受けない特異体質だった」のどちらかが理由だと思われるが真相は不明。


ボウキャックを身体から追い出すには、憑依されたモノの身体に苦痛を与える必要があり、エスカルゴンはメタナイトによって、地下牢の拷問装置で身体を引っ張られ、何度も顔をパンチされ、空中でぐるぐる高速回転させられたことで、やっとボウキャックが体内から出ていくことになる。


ボウキャックが出ていったことでエスカルゴンに関する記憶は戻ったが、これ以上厄介にならないようにするために、フームはカービィにボウキャックを吸い込むように指示する。カービィはボウキャックを吸い込み、こうして問題は無事に解決…していなかった。


フーム「あらなに?この丸いの」

ブン「見かけないやつだな」

メタナイト「不思議な形をしている…」

エスカルゴン「あやしいやつでゲスな」

デデデ「新しい魔獣ゾイ」

トッコリ「なんだい?このポヨポヨ言ってるピンクボールは」


彼が体内に入ってしまったことで、今度はカービィが周りから忘れられることになってしまう(幸いにも最後に吐き出す描写があるので、今後の回でカービィが忘れられる心配はないが)。

最後のオチに関しては明らかにフームの判断ミスであろう


その後、第46話『真夏の夜のユーレイ!』でオバケ屋敷の装飾として再登場しており(オブジェの可能性もあるが)、倒される描写はないがオバケ屋敷と共に焼却されたのだと思われる。


また、第96話『ワープスターの危機!』でも、村人たちに混ざってボウキャックらしきキャラが、巨大円盤『デスタライヤー』を眺めている様子を確認できる(画面左側におり、本来の大きさと比べるとデカすぎるが)。


なおデデデが注文したカタログナンバーとボウキャックのカタログナンバーはよく見ると違っているため早い話がエスカルゴンやカービィが災難に見舞われたのはデデデの注文ミスが全ての原因である

関連タグ編集

魔獣(星のカービィ) ホーリーナイトメア社 エスカルゴン

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