概要
初登場は『ドラゴンクエストⅤ』、他には『ドラゴンクエストⅨ』で登場している。
『ドラゴンクエストⅤ』におけるグランバニア王女の初期装備。
同作品において重要なキーアイテムであり、ジャミ(PlayStation2版ではゲマ)が主人公達を石化させるのだが、成長した子供たち(グランバニア王子、グランバニア王女)によって発見され石化を解くのに利用される。その後、スーパーファミコン版ではグランバニア王女の装備品として残り続けるが、PlayStation2版以降ではこの時壊れてしまうこととなる。
その後ジャハンナで入手することが出来る。
リメイク版で壊れてしまう理由は、恐らく後に主人公の妻(ビアンカ、フローラ、そしてデボラ)を救出する際に、ストロスの杖を使えるんじゃないのか?と思われてしまう問題があった為であろう(ただスーパーファミコン版においても、実際に使おうとしてもそのダンジョンのボスを倒すまでは「強力な魔力によって石化が解けない」という描写がされている)。
グランバニア王女の専用装備であり他のキャラクターは装備不可。
使用すると、呪文「キアリク」と同じ効果があり、マヒ]を治療することができる。
その為、装備品としてだけでなく道具として持たせておくだけでも有用である。
ちなみにドラゴンクエストシリーズでは石化という状態異常は存在しないため、石化を治すという効果はイベント以外では発揮されない。
その後は『ドラゴンクエストⅨ』で久しぶりに登場。こちらでは攻撃力などは大幅に減少しているが普通に購入可能。『ドラゴンクエストⅤ』と同様にマヒを解除する効果がある。また様々な杖の錬金素材にもなっており、ある意味重要。
天空物語
効力は同じだが設定が異なっており、小国「ストロス」の秘宝として代々受け継がれてきた杖。テンとソラの冒険の目標を果たすための超重要アイテム。
杖にはめ込まれた青い宝石が「ストロス」を呼ばれており、その色を例えて「キング・オブ・オーシャン」と称され、オーゼルグが探し求めている秘宝。
また「ストロス」とは「魂のかたまり」を意味し、一説では生きとし生ける者すべての魂の流れを司る精霊が所持していたとも言われている。
作品オリジナルキャラクターであるカデシュはこの杖の継承者であったが、杖が持つ魔力に圧倒されたことで杖には選ばれなかったと悟っており、「ストロスの杖を扱える人間はいない」とテン達に告げている。
継承者であるカデシュ、天空の剣の主であるテンすらも圧倒されるほどの魔力を秘めているが、唯一ソラだけが「あたたかい」と感じており、ソラの潜在能力に杖が呼応したことでカデシュから託されることとなった。
