概要
初登場は『ドラゴンクエストⅤ』。以後ナンバリングタイトルでは毎作登場している。ゲーム内表記は「グリンガムのムチ」。
またリメイク版『ドラゴンクエストⅢ』や「ドラゴンクエストⅣ』でも登場している。
入手方法が困難である事が多いがムチ系統の武器の中でトップクラスの性能を持ち、剣などの高威力の武器と比べても遜色のない攻撃力を持つ。
重量武器を装備出来ない女性キャラなどにとって、あると無いとでは大きな違いがある程である。
公式ガイドブックなどのイラストによると三本の弦がついたムチのようであり、実際に扱うとしたら相当に使いづらそうである。
大人の事情
ドラゴンクエストⅧ以降の作品においては、攻撃モーション作成の都合上、やむなく弦の数が3本から1本にデザインが変更されている。
作品別の解説
ドラゴンクエストⅤ
カジノの景品の一つとして登場。
コインを25万枚集める必要があり入手は容易ではないが、逆にカジノに初めて訪れた時点で粘って入手することが出来れば非常に冒険が楽になる。コインを集めればいくらでも手に入るのも特徴である。
ビアンカやグランバニア王女などに装備させることが多いのでは無いかと思われるが、
「メタルキングのけん」の方が基本的に遥かに有用。魔法使い系には護身用の杖や「ようせいのけん」で武器が十分という事がネックとなる。
ドラゴンクエストⅥ
みんなのトラウマことキラーマジンガの守る宝箱に入っている。このグリンガムのムチを入手するためにキラーマジンガに挑み、散ったプレイヤーは多いだろう。攻撃力は二度鍛えたラミアスの剣と並び全武器中最強を誇る。
リメイク版ではバーバラのみ装備が可能だが、スーパーファミコン版では仲間モンスターも装備可能。レベル50迄ならハッサン並のパワーを持つくさったしたいのスミスに装備させるとストーリークリアまで大いに活躍する。
ドラゴンクエストⅦ
ちいさなメダルの景品として登場。マリベルに装備させて攻撃面でも使えるようにするのも良いが、今作では主人公やアイラなど攻撃力が高いキャラクターでも装備出来るので、彼らに装備させて攻撃力を活かす使い方も可能。
ドラゴンクエストⅧ
カジノの景品の一つとして登場。20万コインで交換出来る。
今作は仲間メンバーが固定であり、ムチを装備出来るのはゼシカだけであるため、二つ以上入手するメリットは殆ど無い(Nintendo 3DS版ではゲルダも装備可能)。彼女をメインアタッカーにせしめる武器でもある。何故ならば「双竜打ち」が使えるからである。詳細は彼女の個別記事を参照。
『ドラゴンクエストⅧ』では他のムチが射程「敵グループ」なのに対しグリンガムのムチは「敵全体」と恵まれている。
『ドラゴンクエストⅤ』と違い、どのプラットフォームでも現実的な確率でカジノが稼ぎやすいのも追い風となっている。『ドラゴンクエストⅥ』のカルベロビュート以上に正直後から手に入れるムチの立場を悉く奪っている罪作りな武器。
Nintendo 3DS版では「双竜打ち」が弱体化こそしたもののそれでも最強武器の座は揺らいでいない。
ドラゴンクエストⅨ
Sランクの宝の地図の宝箱から入手出来る準最強のムチ。
グリンガムのムチを錬金することで名前が変わるが、グリンガムのムチという伝統があるためか他の武器と違い「○グリンガムのムチ」という形になる。
ドラゴンクエストⅪ
命の大樹でのイベント後にグロッタの町のカジノの景品の一つとして登場。1回のみ75万コインで交換出来る。
今作では3D表現の都合から三つ編み状態の1本のムチになっている。
カジノの景品が何回かに分けて追加される都合上バランスブレイカーではなくなったが、エンディング(1回目)まで通用する攻撃力と「グループ全体に減衰せずに均等にダメージを与えられる」という性質を持つ。
さらに、ふしぎな鍛冶で強化でき、『ドラゴンクエストⅨ』と同様に続→真→超となっていきそのまま最強武器になる。
関連イラスト
関連タグ
ドラゴンクエスト ドラゴンクエストシリーズのアイテム一覧 ムチ
バーバラ(DQ6) グランバニア王女 / タバサ ゼシカ・アルバート
表記ゆれ
グリンガムのムチ…ゲーム内表記はこちらであることが多い。