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センシティブな作品

概要

ドラゴンクエストⅧ』で初登場したムチスキルの特技。

双竜の名の通り2回ヒットするのだが、そのダメージ倍率がバランス崩壊を巻き起こし、作品によって何度も仕様変更がなされた罪深い特技である。

名前の似た特技に極竜打ちがある。

ネーミングから上位互換のように思えるが、作品によっては双竜打ちの方が威力が強かったりする。

各作品の仕様

ドラゴンクエストⅧ

ゼシカがムチスキルで習得する。消費MP3。

必要なスキルポイントは32ポイントと低ポイントで習得できる割に通常攻撃の1.5倍のダメージを2回与えるという強力な特技。

敵が複数存在する場合は対象がばらけるが、単体相手には無類の強さを誇る。グリンガムのムチを装備させれば鬼に金棒。

スーパーハイテンション状態も組み合わせれば、魔法使いでありながら物理攻撃で4桁ダメージをたたき出すことも可能。まさに魔法少女(物理)である。

  • リメイク版

ゲルダが新たに使用者に加わったが、性能がナーフされ、一発あたりのダメージ倍率が0.9倍になった。

ドラゴンクエストⅨ

同様にムチスキルで習得するが、必要なスキルポイントが88まで増えてかなり習得時期が遅くなった。また、ダメージ倍率は一発あたり1.25倍になり、消費MPも10になった。

ダメージ倍率が低下したとはいえ、リメイク版の『ドラゴンクエストⅧ』と比べれば未だ強力であり、また前衛職で鞭を装備することもできるようになったため活躍の機会はある。

ドラゴンクエストⅩ

オフライン版では主人公のほか、ダストンがムチスキルで習得する。

前述の反省はどこへやら、ダメージ倍率が一発あたり通常攻撃の2倍(つまり合計4倍)に引き上げられ、しかも前衛寄りのダストンが習得するためかなりのダメージを誇る。

オンライン版ではダメージ倍率が何度か修正されている。

当初は倍率が1.1倍であり、MPを12も使う割にこの性能は産廃そのものであり習得者はほとんどいなかった。

その後、消費MPが下げられ、ダメージ倍率も2倍になり、また発動速度も上昇するなど様々な上方修正がなされた。

特にまもの使いは専用スキルで特技の射程距離を伸ばすことができるため、遠くから攻撃できる。

邪蒼鎧デルメゼ戦のようにまもの使いがメインアタッカーをつとめる戦闘では主な攻撃手段となるだろう。

ドラゴンクエストⅪ

ベロニカがムチスキルで習得。消費MP8。なおムチスキルはシルビアも持つが、彼は「双竜打ち」を習得しない。

威力は『ドラゴンクエストⅩ』と同じく一発あたり通常攻撃の2倍で、「バイキルト」の効果も乗るためベロニカの細腕でもかなりのダメージを与えられる。

とはいえ本作では攻撃呪文も優遇されており、その他にも有用な特技が多いため「双竜打ち」一強というわけではなくバランスブレイクとはあまり言われない。

異変後の特定の時期からはセーニャ期間限定で使用できる。

派生作品

やはり双竜打ち=ゼシカのイメージが強いのか、ゼシカが使用することが多い。

ゼシカの基本アクションのひとつ。攻撃コマンドを連続して押せばいつでも使用可能。

ゼシカに加え、ラゼルテレシアもムチを装備すれば使用可能。

ゼシカがリーダーを務める魔法使いの特技の一つになっている。

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