概要
CV:丸山壮史
『ドラゴンクエストⅧ』に登場する、かつて全ての海を冒険し、全ての宝を手に入れたとされる伝説の海賊。
隔絶された未踏の地『レティシア』へ向かう方法が記された「ひかりの海図」を手に入れるも、自身の死期が近いことを悟り、拠点としていた洞窟の深部に海図を隠し、幽霊となって自分の遺志を継げる強者を待ち続けていた。
最初はゲルダと戦い彼女を撃退する。その後主人公たちとの勝負を経て敗北すると彼らにひかりの海図を託して成仏する。
ボスとして
主に通常攻撃や「しんくうは」を使ってくる。ボスキャラらしく二回行動持ちで「いてつくはどう」も使用する。
最大の特徴として(AIの行動的に)テンションを上げるのを優先であり、二回行動で2段回上昇というのも頻繁。
最大のスーパーハイテンションまで貯めてからの「しんくうは」は危険。故に回復を怠ると危険。ただしテンションをためている時は攻撃の手数は減るので、この間に回復や攻撃を行い、最大までテンションが溜まったらきちんと防御する等の対策はできる。
実は『ドラゴンクエストⅧ』のテンションシステムはテンションを使用する行動をする以外にも眠りやマヒなどの行動できない状態異常や一回休み系の特技にかかると0に戻るという仕様上、ゼシカの「ぱふぱふ」や『おいろけ』スキルを上昇したら敵が見惚れる効果で動きを止められるという、男の性いうべきかなんともいえない攻略法となっている。若干の耐性があるので確実ではないが、テンションリセットで上げ直しにできるのは大きい。
倒すとキャプテンハットという頭防具を落とすのだが、よりにもよって唯一それを装備可能な主人公は同じ洞窟に落ちてる「サタンヘルム」という呪われたかぶとを自身の特殊能力でペナルティーなしで装備できてしまうため、こっちのほうは見向きもされない。
3DS版で仲間になるモリーは『ツメ』スキルで覚える特技「ゴールドフィンガー」にはいてつくはどうの効果があるのでより対策しやすくなった。
一方で追憶の回廊に追憶のクロウという強化版が登場するも、ゼシカの色気に弱い点は変わらぬまま。
以降の作品の登場
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
人間の姿をしているが、本編で幽霊だったためゾンビ系として登場。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』では特定の海域で、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』では雨天時の地域でランダムにて、「海賊が暴れている」との目撃情報後に出没するようになり、どちらもモンスターを率いての戦いを五回勝利したのちに仲間になる(ただし『ジョーカー2』で仲間にできるのはエンディング後)。
ちなみにキャプテン・クロウは1ソフトにつき1体しか仲間にできず、且つガルマッゾや竜神王(厳密にいえば竜神王配合に必須なモンスター)を配合で生み出すのには必須。
『ジョーカー2』にいたっては配合の頂点に至ためにはキャプテン・クロウを配合に使うモンスターが2種どこかで用意する必要があり、単独では乗り越えられないカベが存在する。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』では一度リストラされるものの、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』で復活する。
余談
担当声優の丸山壮史は『ドラゴンクエストライバルズ』でズーボー役を、『ドラゴンクエストⅪS』でアラクラトロ役を演じた。