『炎の民 オーガ』
厳しい荒野に チカラ強く生きる
大きな身体に ツノと尻尾を持った者たち。
好戦的で 強き者を尊んだ彼らは
抜きんでた 強いチカラと体力で
弱き者や仲間のために 命をかけて戦った。
概要
『ドラゴンクエストⅩ』に登場する種族であり、主人公の転生先候補の一つ。オーガの名の通り鬼人族。主にオーグリード大陸で生活している。
種族神は炎の神「ガズバラン」。種族神の中でも戦いの神話が多く残っており、本作のエンドコンテンツである邪神の宮殿や聖守護者の闘戦記などでも名前を聞くことができる。
当初は他の種族と比べてHPやちから、みのまもりやおもさが高く、炎耐性を持っていたが現在は種族の性能差はなくなっている。
前衛に欲しいステータスが揃って高かったことと、炎攻撃を使うボスが多かったことから強敵に挑む時はオーガに人気が集中してしまっていた。
外見
赤い肌で強靭そうな体格をしており、獣のような尻尾がある。身体の至るところにラインのような紋様がある。
鬼のように額に2本の角、両肩にもそれぞれ角がある。男性は筋骨隆々のがっしりした体形、女性は巨乳でグラマラスな体型をしている。身長は全種族で最も高い。
プレイヤーからの愛称はそれぞれ「オガ男」と「オガ子」。
一目でわかる強そうな外見から、オーガを選ぶプレイヤーは初期は男女ともに多く、特にオーガ男性は低年齢層(と思われる)のプレイヤーに好んで使用されたことから「オーガキッズ」なる別称(蔑称?)も存在した。
オーガ女性(いわゆるオガ子)の人気は安定して高く、アイテムを使う際の胸の谷間から取り出すというセクシーなしぐさにも注目。
人口調査ではガタイがいいため巨乳でセクシーなオーガ、スレンダーでクールビューティな雰囲気のウェディと人気を二分しており、双方を合算した数値とほぼ同等になるのがロリっ子になるエルフである。
性格
屈強な肉体を誇りとするだけあり、やはり力の強さが重視される傾向が強い。
現代ではかなり改善されてはいるものの、身体の弱い者や力の弱い者は軽んじられる傾向にあった。
特にランガーオ村では、かつては敗者はそれまでの村の王者であっても排斥されるという程の勝者絶対主義が掲げられていたほど。
一方で、ガートランド王国ではかつてあまりに厳しい訓練を行い何人もの若者が命を落としたことから、現在では力を至上とする考えを改める政策を行っているが、それを堕落したと考えるオーガもおり一筋縄ではいかない模様。
現代に生きるオーガはさっぱりした性格の者が多く、力に傾倒する様子はそこまで見られない。
それでも、一度戦いになれば同胞を守るために我を忘れて戦ってしまうというオーガの性を口にする者もいる。
NPCの名前の傾向としては濁音がつく名前が多め。特に男性キャラクターにはガ行の音が多く使われている。
主人公として
主人公の転生先として選んだ場合は、ランガーオ村で修行する若者となる。
とある目的のために体を鍛えていたもののあまり戦いの才能はなかったようで、ロンダの氷穴にて無茶な修行をしていたところ無理が祟り命を落とす。
遺体はマイユに発見され、ランガーオ村で葬儀を行おうとしたところで主人公の魂が入り込み、息を吹き返したところから物語が始まる。
元の身体の持ち主はレンダーシア出身であったが、かつて生まれ故郷を謎の集団に襲撃され滅ぼされた過去があり、その復讐のためにランガーオ村で修行をしていた。
後に元の身体の持ち主と精神体として会話した際には、自分の体を強く鍛えてくれたことに礼を述べ、いつか自分の故郷を滅ぼした謎の赤マントの集団を探し出して欲しいと頼まれる。
この集団とは後のクエストで邂逅し、壊滅させ悲願を達成することになるのだが…その集団はとんでもない奴を崇める集団であることが判明した。
主なキャラクター
蒼天のソウラ
余談
オーガの名がつくモンスターには『ドラゴンクエストⅦ』で初登場したシールドオーガがいるが、公式説明では
このシールドオーガはあくまでモンスターであり、
実在するオーガ及び種族とは一切関係ありません。
との事。
その後、Ver.4.2でオーガはガズバランが怪物に踊りでチカラのブレーキを掛け、人の心を宿して作ったと判明した。
ベースになった魔物は不明だが鬼岩城のモンスターは悪鬼ゾンガロンによって魔物に戻されたドランド国民であるため、シールドオーガ系統の魔物がベースである可能性が高い。
関連タグ
『ドラゴンクエストⅩ』の種族一覧
プクリポ ウェディ(DQ10) エルフ(DQ10) ドワーフ(DQ10) 人間(DQ10) 竜族 魔族(DQ10) 天使(DQ10)
ルガディン:『FINAL FANTASY ⅩⅣ』における大柄で筋骨隆々の種族。