概要
岳都ガタラのストーリーボス。マシン系のモンスター。チャットなどでの俗称は「ロボ」。
名前の読みに関して、初期の「魔神兵」は「まじんへい」だったが、追加辞書では「ましんへい」に変更された。恐らく「マシン」とかける為だったのだろう。
『ドラゴンクエストⅩ』での登場
3000年前の時代にウルベア地下帝国が三闘士の力を模して造られた3体の戦闘兵器。魔神兵自体は06系大型魔神機として大量に生産されており、上記の3体は改良型の07系に冷凍睡眠装置を備えた特注品を指しているのだろう。
この内の1体をガラクタ集めの目的でウルベア地下遺跡の封印を解いたダストンが見つけ、再起動させてしまう。
動き出した時間(Ver.1.1)
ダストンが残骸を拾ってきたが、冷凍睡眠装置が切れ、中からガテリア皇子ビャン・ダオが出てくる。
彼が語るところによると、この魔神兵はウルベアにいた頃のリウ老師が極秘に改良した(当時の)新型で、生きたまま冷凍睡眠させる装置もその時開発されたとのこと。極秘なので正式採用はされてないと思われる。
託された希望では、リウ老師が乗るはずだった色違いの古びた黒い機体も登場している。
Ver.3.0
ダラリア砂岩遺跡に壊れた魔神兵がいる。近くに落ちている古代のレンチで修理してやると、主人公をリウ老師と勘違いして扉を開き動かなくなる。その際に3000年以上も扉を守っていたことが明かされる。
『ドラゴンクエストⅦ』のエリーのように、物悲しいからくりの姿が景色やBGMと相まって哀愁を漂わせる。
Ver.4.3
古ドワチャッカには08号を始めあちこちで姿を見ることになる。
戦闘に特化したいつもの魔神兵は勿論のこと、鉱石の採掘など日常に溶け込むように作られた魔神兵や、たけやりへいの色違いのような小型化した支援魔神機など多数登場する。
こうした兵器の大元はリウ老師によって作られたもので、それを元にした量産が進められている。
クエストでは、魔神兵の詳細を記した「週刊ウルベア魔神兵」なる雑誌も登場。それには魔神兵の研究に関わる様々な実験の数々や、根も葉もない噂話までが克明に記されている。
こうして見ると、当時のウルベアではまるでどこぞの機動戦士を思わせるような魔神兵の開発が行われていたことが窺える。
ストーリー終盤、ダラリア砂岩遺跡にいた機体は今回のストーリーで出会った08号であったことが判明。
モニタリング機能も失われ本人視点で3051年ぶりに再会した主人公の姿も見られない状態であったが、リウ老師が残した太陽の弾を託す役割はきっちりとこなし、今度こそ本当に完全に機能を停止した。
その他の作品での登場
3枠の巨大モンスターとして登場。こちらでは物質系のSランクモンスターとなっている。
同じく物質系だが、Aランクモンスターに格下げされている。
P版では御三家の1体であるスライダーキッズから簡単に位階配合で作れる上にライド合体で4枠相当に強化できるため、攻略要員として役立つ。
同系統のモンスター
- 古代ウルベア魔神兵
- 魔神兵ゼェード
- 怒れる魔神