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『大魔王様の御言葉は・・・・・全てに優先する』

概要

CV:難波圭一(1991年版)/子安武人(2020年版)

ミストバーン


大魔王バーンに古くから仕える側近で随一の忠臣。物語序盤から謎めいた印象を持つ。
その冷酷ながらも妙に人間味の隠れた人物像から高い人気を誇る。

魔王軍六大軍団のひとつ魔影軍団軍団長で、常にフードで素顔を隠し、台詞も「…」と無言かつ寡黙。一言発すれば数百年は黙る程無口を貫いていたが、時が経つにつれ口数が多くなっていく(理由は後述)。

DQD-22 ミストバーン 開放


緊急時には胸の首飾りの封印を解いてフードを脱いで素顔を曝し、超金属をも破壊する超怪力や、物理的に傷付かない無敵の肉体を駆使して戦うが、大魔王の許可なく行使することは固く禁じられている。
「ミストバーンに闇の衣を剥がさせるな」
魔王軍内には、そんな謎めいた噂が横行している。

また軍団長という立場でありながら、(当時)魔軍司令であったハドラーよりも重要な構成員だったことがわかる。立場的にはハドラーの部下だが、本当の役割は大魔王から不死身の肉体を授けられたハドラーに自らの暗黒闘気を分け与え、幾度も復活させることにあった(そのために部下になったことにハドラーも薄々感づいていた)。

後に超魔生物になったハドラーは死の大地の守護を命じられ、六大軍団の指揮官はミストバーンに任命された。更にハドラーの離反後はミストバーンが新・魔軍司令の座に就いている。

闇の師弟


ヒュンケルにとってはを司るもう1人の師であり、闘魔傀儡掌をはじめとする暗黒闘気による闘法を教えた。そのため魔王軍の中では身近な者同士であったが彼が言うには「オレに教えるときですら殆どものを喋らなかった」という。

暗黒闘気を用いた数々の技を始めに「無敵の肉体(後述)」を持つ高い戦闘能力から、事実上の魔王軍最強の戦士であり、全体的な能力でハドラーを完全に上回っている。 ※だが当初は戦闘シーンは少なく、戦いにおいても敗退することがなかったため本人の戦闘能力に関しては不明瞭であった。
なお、元弟子のヒュンケルにはフレイザードを捨て駒にしたことで「やはり魔王軍で最も恐ろしいのはミストバーンか」と警戒されていた。

性格

基本的に冷酷で魔王軍に歯向かう人間に対しては容赦がない。その一方、強い心身や誇り高い魂を持つ者に対して敵味方問わず深い敬意を払う。そして意外かもしれないが、魔王軍の中ではかなり仲間意識が強い男である。
ただし敬意を払うと言っても基本的に「自分の方が上」という態度を隠そうともしておらず、最終決戦の際にはクロコダインやチウを見下す言動を取っている。

また前述のように「大魔王様の御言葉は全てに優先する」の台詞のままバーンへの忠義は魔王軍の中でもずば抜けており、己の本心すら押し殺してでも全てにおいてバーンの命令を最優先させている。
ロン・ベルクがバーンの元を去った折には、自分の主の厚意を無下にしたとして顔を十字に切り裂く制裁を与えていた。(ロン・ベルクもバーンに恥をかかせたことは認識していたので、制裁は甘んじて受けた。)
高い忠誠心でバーンからも絶大な信頼を受けているが、同時に手駒としていいように利用されている面も強かった。

友誼を途中から持つようになったハドラーや、敵として立ちはだかったダイ一行に対しては”熱い”言葉を投げかけ、彼自身も超魔生物となったハドラーから寡黙な仮面の下に流れる熱い魂を感じざるを得ないと評価されている。
自らが戦線に赴くようになった中盤からは激昂する様も見られるようになり、ダイに鬼岩城を破壊された際は自分を見失うほど怒り狂っていた。むしろ自分が激情家であることを理解しているため、失態や失言を防ぐために口数を減らしているとも取れる。


他の六軍団長との関係


ヒュンケル
自らの手で育て上げた弟子(見方によっては後継者とも言える)。暗黒闘気を用いた戦い方を教え、正義の闘気と暗黒闘気を併せ持つ究極の戦士へと育て上げた。
パプニカ王国での戦いでヒュンケルが明確に魔王軍に反旗を翻したことを知っていてもなおヒュンケルを魔王軍へ引き戻すことを諦めておらず、魔影軍団を率いた鬼岩城揚陸作戦の際には、ヒュンケルを何度も打ちのめして再三に渡って暗黒闘気の素晴らしさを説き、光の闘気を捨てて再び暗黒闘気に頼るように促していた。
バーンパレス浮上後、魔王軍の裏切り者であるヒュンケルとクロコダインの処刑が大々的に公布されても未だにヒュンケルを再び自分の手元へ置くことを諦めておらず、「暗黒闘気に従い再び魔王軍に忠誠を誓うなら、命だけは助けてやる」と最後通牒として、自らの暗黒闘気で満たされた杯を渡した。

借り物の力を振るうばかりの自分の在り方にコンプレックスを持っているミストバーンにとって、自らのアイデンティティである暗黒闘気を使いこなす愛弟子には、次の依代という以上に思うところがあったのかもしれない。

フレイザード
ダイ達のレオナ救出作戦の際に、追い詰められたフレイザードに形ばかりの助太刀をし、覚醒したダイのアバンストラッシュによって再び敗北したフレイザードを抹殺した。
ダイの能力を試すために冷酷に使い潰したようにも見えるが、実はミストバーンは敗北寸前のフレイザードの救援に来た唯一の軍団長であり、フレイザードに与えた鎧が魔影軍団の最高戦力であるという話自体も嘘ではなかった。ミストバーン自身が戦うことも出来たのかもしれないが、その時は魔軍司令であるハドラーが敗走し指揮系統が停止していたため、これ以上の加勢は越権行為だと判断したのだろう。
またバーンはダイの力量をミストバーンに問うており、フレイザードを倒したことを聞くと「バランがダイを魔王軍に引き入れたら魔軍司令の座を任せてもいい(つまりダイを部下に迎える価値があると判断した)」と告げている。このことからフレイザードを試金石にしたのはバーンの意思があったことが窺える(つまりハドラーの「軍団長の総攻撃作戦」自体を利用したと言える)。
ダイたちに手を出すことなく引き下がったのも、ここで倒すことはバーンの意思に背くからだろう(バーンが興味を抱いているダイを仕留めることは不興を買いかねない)。
二度の敗北によって瀕死になったフレイザードを処刑したのも、完全な実力主義の組織である魔王軍の中で、ここまで弱体化しきったフレイザードが、この後どんな扱いを受けるのかを見越して早々に介錯したとも取れる。
またフレイザードは独断でヒュンケルを殺そうとしており、危うく『武器』を失う所だった。ミストバーンの性格を考えると怒りを抱いていた可能性は大いにある。
これらのことからミストバーンとしては、フレイザードを生かしておく理由はなかったと言える。

ザボエラ
強い魔力を持ちながら、平気で卑劣な手段に出るザボエラには侮蔑の感情を抱くも、その策士・研究者としての実力は認めていた。
処刑場の戦いの際も『奥の手もなしに自ら前線に出るような真似はしない』と見越し、大魔宮へ戻る直前に地上に置き去りにしたザボエラが切り札を繰り出したのを見届け「叩かれて手の内をようやく見せおったわ」と言い放っており、嫌っている人物でも実力を評価する公平性を持つ。
そもそもザボエラを置き去りにしたのは、バーンから早急な帰還命令が出たからであり、ミストバーンとしては人間達の連合軍が全滅するまで処刑場に残っているつもりだった。

ザボエラはバーンに忠義を示すために直属の上司であるハドラーを裏切った形となり、それでも「バーン様を救った功績だけは認める」と言い、同時に「主を裏切った者は絶対に信用しない。また裏切るからだ」とも言い放っている。この台詞が出たのもザボエラがハドラーを侮辱したからであり、これがなければミストバーンもあえて触れるようなことはしなかっただろう。
バーンへの忠誠心と、ミストバーンの個人的感情が混ざり合った台詞と言える。

他の魔王軍との関係


ハドラー
本来なら自分が魔王軍のNo2の地位であるにも関わらず、魔軍司令であるハドラーの命令には忠実に従っており、二人きりの折にはハドラーを呼び捨てにする事はあったが、皆の前ではしておらず上司の面目を潰すようなことはしなかった。(内心では見下していたのかもしれないが。)

そんなハドラーにミストバーンが一目置くようになったのは、彼が保身をやめ、全てを捨てて超魔生物になろうとしていた折であり、その覚悟を買って、ハドラーのパプニカ王国での人類首脳会議を潰して欲しい要望を快諾し、鬼岩城と魔影軍団を率いて侵攻している。
その信頼と尊敬の念は、パプニカ侵攻で敗北したミストバーンを超魔生物となったハドラーが律儀に救援に来た事、そして、バーンとの謁見の前にダイ達を斃す命令を果たしていない事から処刑も覚悟したハドラーから「その沈黙の仮面の下に流れる熱い魂を感じずにはいられん」と彼のコンプレックスを払拭するかのような言葉をかけられたうえに感謝の言葉を受け、より友情に近い高いものとなっていた。
その為にバランとダイの竜の騎士親子を無謀にも単独で相手する彼を案じ、その体内に黒の核晶を埋め込まれていたと知った時は思わず絶対的忠誠を誓うバーンに「ハドラーの体内にあのような物を埋め込んでおられたのですか」と非難めいた言葉を口に出し、戦いが劣勢になり、ハドラーの敗北を察したバーンが黒の結晶を爆発させようとした時は激しく動揺しながら、「できることなら勝って生き残ってもらいたいが、敗れし時はせめて華々しく散れ。バーン様のために死ねることを光栄に思いながら」とバーンの為にハドラーは名誉の戦死を遂げるのだと自分に納得させようとし、バランの竜闘気で抑え込まれた不発となった黒の結晶が己が体内にある事を知り、己が全てを捨てて挑んだ戦いを侮辱されたハドラーが男泣きをする光景を「ハドラー……」と悲し気に眺める程であった。
しかし、バーンが自らがハドラーとバランの戦いの場に赴き直接黒の結晶を爆破させようとする仕草を見せた時には、バーンを危険に晒す訳にも、その手をわずらわせる訳にもいかないと、無言でその場に赴き黒の核晶を爆発させている。
だが、ハドラーに「おまえも…おまえもバーン様と同じなのか!!? オレを道具として始末しに来たのかッ!!?」「…おまえにとっても…オレはやはり駒にすぎなかったのかッ!!?」と問われての返答である「大魔王様の御言葉は全てに優先する」も返すのに一拍の躊躇があり、黒の結晶を再起動させた後にはバーンが一目置いた男としてバランと共にハドラーの事は決して忘れないと告げている。
ハドラーの生存が判明した後も、彼によって主のバーンが苦境に追い込まれているにも拘らず、非難するどころかその力を称賛するような気持ちを抱いていたり、ハドラーを侮辱したザボエラには勿論、銀髪の髪となって闘気をあやつるヒムにも尊敬するハドラーの面影を見て「人形風情がハドラーの生まれ変わりのような顔をするのはっ…身のほどを知らぬにも限度がある…!!!」と激怒しており、バーンから離反後もハドラーに対しては友情に近い敬意の念をもっていた事が窺える。

なおハドラーのパワーアップは修行ではなく超魔生物への改造であり、鍛え上げるというのとは違うのでは、と言う意見もあるが、ミストバーンは肉体を改造して強くなることすらできないと共に、彼が評価したのは不死身の身体ばかりか本来の魔族の身体をも捨て、短命のうえに怪物の姿になってまでもダイ達に勝とうとした姿勢であり、ミストバーンがミナカトール攻防戦で魔界のモンスター軍団を退けたモブに等しい人間たちの戦いにも敬意を示すと宣言したように彼が憧れていたのは単純に鍛えて強くなることだけではなく、命を激しく燃やして使命や目標を果たさんとする執念や意気込み、その姿勢を示す強い精神なのである。

キルバーン

死神と影


ミストバーンの親友。卑怯者、悪辣な手段を使う者を嫌うミストバーンであるが、バーンに対しても臆することなく接するその胆力に興味を抱き、不思議と気が合う友人となる。単なる卑怯者の枠には収まらない器量に敬意を示したのであろう。
また軍団長の身でありながらバーンの密命を帯びているミストバーンにとって、あくまでも外部勢力の協力者であるキルバーンは、数少ない対等な立場の人物だった。
また両者には正体を互いに隠している身の上であるという部分でも共通点がある。なにより、キルバーンもまた真の主の為に働き続けた忠臣であった。

ただし同僚の中ではマキシマムとは折り合いが悪く、彼の死後は『手負いの獣とネズミの区別もつけられない』『自分がバーン様に買われていると思い込んでいる』と嘲笑していた。
実力ではかつての自分達には遥かに及ばないのに、バーンの忠臣を自称している彼のことが滑稽に見えていたのかもしれない。


能力

ミストバーン


暗黒闘気を用いた戦闘を得意としており、必殺技にもそれが現れている。見かけによらず身体能力を活かした物理攻撃力も非常に高く、ダイをダブル・スレッジ・ハンマー(プロレスにおけるパンチの一種。ベジータがよく使っているアレ)で叩き落すシーンも見られた。剣技に関しても相当なものでロン・ベルクと互角に渡り合っている。
更にパプニカ急襲時には霧(ミスト)を発生させることで鬼岩城の姿を多い隠し、上陸させることに成功させている。この時は事前に分身のシャドーを生み出していた様子。

  • 究極の肉体
能力と言うよりは特性。物理的な攻撃や魔法でもダメージを与えることができず、どれだけの実力者でも長期戦を強いられ疲弊を余儀なくされる。そんな自分をミストバーンは「究極の肉体」と呼んでいる。
ただし後述にもあるように弱点は光の闘気による攻撃である。ミストバーンもそれはわかっており、「ヒュンケルやアバンならわからない」と述べている。

センシティブな作品


掌から発する糸状の暗黒闘気で相手をマリオネットのように操る技。相手を痛めつける技としても強力。元々は無数の骸を操る児戯にも等しい技であるが、ミストバーンが使うと途端に魔技と化す。

足下から蜘蛛の巣のように暗黒闘気の糸を張り巡らせ、周囲にいる者達を同時に縛り上げる技。使用頻度は高く、この技で幾度もダイ一行をピンチに陥れた。
ミストバーンの最終奥義。掌に全ての暗黒闘気を集中させ敵を握りつぶす技。その掌圧は、オリハルコンなどの超金属ですら防げない。後述の「フェニックスウィング」の攻撃版とも言うべき技。
鋭い爪を高速で伸ばし相手を貫ぬき絡め取る技。伝説の防具をも容易く貫き、爪は切られても即座に再生する。地面に突き刺すことで地中から奇襲するという攻撃も可能。また対象を拘束することも可能。人間程度なら簡単に引き千切ることもできる。
  • デストリンガー・ブレード

魔影参謀


爪を揃えて剣状に伸ばし、敵を切り刻む技。過去にロン・ベルクの顔に傷を入れたのもこの技である。

  • 呪文吸収・反射
相手の呪文を正面から受け、そのまま吸収・倍増して撃ち返す。劇中ではポップのベギラマをベギラゴン級にして撃ち返している。ダイの剣の鞘とシャハルの鏡の美味しいとこ取りといったコンセプトだが、どのような技かは不明。素顔を晒してからは使用していない。
  • 掌圧
闇の衣を剥いでから使用した技。掌を突き出すことで衝撃波を発生させる。ポップたちを壁に叩きつけるほどの威力を見せた。後に若バーンもハーケンディストールを跳ね返す際に使用した。
  • 闘気弾
闇の衣を剥いでから使用した技。老バーンが使った闘気弾と同じく掌を突き出して放っている。ビーストくんとの戦いで用いたがジャンプで躱されてしまった。
闇の衣を剥いでから使用する超高速の掌撃。呪文を正確に弾くその様は燃え羽ばたく不死鳥。使用を頑なに禁じられた技だが、この技からヒュンケルは大魔王との共通点を垣間見る。
主にバーンとの交信に使用。これにより終始無言のミストバーンもバーンと意思疎通ができていたと思われる。

名言録

口数は決して多くないミストバーンだが、その分セリフに重厚感がある故に、名言を意外と多く残している。

  • 「………………」
  • 「ハドラー…これだけは覚えておくがいい…おまえの肉体は我が全能なる大魔王バーンさまのものなのだ…おまえには生死を選ぶ権利もない…ただ修羅のごとく戦うのだ…死してもなおよみがえり戦うのだ…おまえの主バーンさまのために…!」
  • 「…あれはまぎれもなく我が軍最強の鎧…壊されたのはそれより相手の技がまさっていたというだけの話だろう?」
  • 「命令する……死ね。おまえたちには一片の存在価値もない。大魔王バーン様の大望の花を汚す害虫だ……降伏すら許さぬ……死ね!」
  • 「…ゴミどもがああっ…!!よくも…よくも決して誰にも見せてはならぬ我が素顔を暴きおったなッ!!!」
  • 「ハドラー。その質問に対するわたしの答えはつねにひとつだ…大魔王様のお言葉はすべてに優先する…!」
  • 「……消えよ…!!黒の核晶の閃光とともに…!!!」
  • 「詮索はムダだ。すぐさまおまえたちはこの世から消える…!!この顔を見てしまったからにはなおさら生かしておけなくなった…!!」
  • 「……さらばハドラー…そしてバランよ…バーン様が一目置かれた男たち…!!私はおまえたちの名を忘れはしないだろう…永遠に…!」
  • 「…では…さらばだ…ロン・ベルク!そして、思ったより骨のあった人間どもよ!!私は強靭な肉体と精神を持った者は敵味方問わず尊敬する」
  • 「人から人へ成りあがりだけを目あてにうろつくドブネズミなど、わたしは絶対に信じぬ!己の欲のために主をいずれまた必ず裏切るからだ!」
  • 「人生のツケというやつは、自分にとって最も苦しいときに必ず回ってくるものらしい。色々な奴を今まで己のために利用したきたおまえだが、最悪な相手に最後の最後でぶつかったようだな。……たまには自分の手足を動かせ!!」
  • 「だが、ザボエラ。それほど付き合いの長い仲間ならば、こういう時に私は何と答えるのかも十分承知しているはずだが?」
  • 「わたしは強靭な肉体と精神を持った者は、敵味方を問わず尊敬する。諸君らの活躍を永遠に心に留めておくことを約束しよう!」
  • 「・・・わたしは・・・幾千年も前からもともと一人だった!一人でバーン様を守りぬいてきたのだ!!」
  • 「笑わせるなっ!!!人形風情がハドラーの生まれ変わりのような顔をするのはっ・・・身のほどを知らぬにも限度があるっ……!!」
  • 「私が魔王軍最強なのだ!!!」
  • 「感謝しながら死んでいけ…! これほどの相手に殺されるなど何百年生きていてもまずありえぬ事!!うぬらには過ぎた冥土のみやげだわ!!」
  • 「……やはりお前だったかヒュンケル。最初にその事実に気づくのは…」
  • 「貴様は死神ではないッ!私のミストバーンという名前は死神が現れてから命名された新たな幹部名!ヤツは私のことを"ミストバーン"とは呼ばない!それ以前の名……ミストと呼ぶのだ!!偽者ッ!!正体をあらわせッ!!!!」
  • 「……あの死神が………敗れたッ!!!」

闇の衣が剥がれた影の男の姿

バーン様……お許しを……お許しください…………
お許しくださいバーン様!あなたさまのお言葉を初めて聞かずして、この姿を見せるわたしを……!!

ミストが好きすぎてやばい。


当初は魔族と思われていたが、真の正体は暗黒闘気の集合体である魔界の魔物ミストであり、凍れる時間の秘法で凍らせたバーン全盛期の肉体を預かっていたことが終盤で判明(ちなみに前髪のような、眉毛のような黒塗りの部分がミスト本体である)。
暗黒闘気そのものでもあるため光の闘気以外の攻撃は一切寄せ付けない。これが「究極の肉体」の正体である。そしてミストバーンは、その肉体の内に「無敵の肉体」をも隠し持っていたのだ。

端的に言えば彼自身が「(コールドスリープされた)バーンの肉体を護る闇の衣」そのものであり、前述の噂は自身の正体と真の使命を悟られないために作り出したものだと思われる。
精神体である故に相手の肉体を乗っ取り続ける習性を覚えた後にバーンと出会ったと云う。
ミスト自身は実体を持たぬが故に「成長」という概念を持てず、他者の肉体を乗っ取り続けることしか出来ない自分の在り方に劣等感を感じており、自分自身を忌み嫌っていた。
それ故に、自分を必要としてくれたバーンに心から服従を誓い、長きに渡り側近として仕えたのである。

オフィシャルファンブックによれば、バーンから預かった肉体を晒すことは主の意思に背くため、だからこそミストは忠実にその秘密を守り続けてきたという。またバーンの肉体の力を完全に引き出しているとのこと。

劇中でクロコダインとチウを格下扱いしたり、チウとのやり取りで言い放った「肉体的な強さならバーン様より上」「私が魔王軍最強なのだ」という台詞も強者に対する羨望の裏返しだったのだろう(その台詞がまったくのウソではないことも後押ししていたと思われる)。やっていることは超魔ゾンビを創ったザボエラと同じなのが皮肉だが、根底にある思いは似て非なるものだった(高い魔力を持ちながらダニになったザボエラと、成長したいのに寄生虫になるしかないミスト)。
フレイザードやヒムに辛辣だったのも、「作られた肉体を持ち鍛えずとも生まれつき強い存在」に対するコンプレックスが原因(ヒムへの態度は敬意を抱いていたハドラーの遺志を継いだことへの反発が主だが)だと思われる。彼らは自らの命を懸けて戦っており、また鍛錬を嫌う性格にも見えないので、ただの私怨と言ってしまえばそれまでだが……。

アバンの言によれば、闇の衣をまとっている時はバーンの肉体を守るようにミストが覆っているという(まだ憑依していない状態。素顔を晒すと同時に憑依する)。そのため闘気拳(オーラナックル)など強力な光の闘気を用いた技ならばミストにダメージを与えられる。
憑依した状態でも「邪悪な存在だけを討つ」空の技ならミスト本体を攻撃することも可能。ただし凍れる時間の秘法による無敵効果まで貫通できるかは不明。

ヒュンケルによれば、ミストバーンが長年無言を強いられていたのは、声や仕草、戦法などから互いの共通点を見抜かれるのを恐れたためだという。特に素顔を晒した後はバーンと似通った口調だと指摘している(実際に二人称に「うぬ」を使うようになり口調も変わっている)。マァムに憑依した際はこのような変化は見られなかったので、ミスト自身が意識して(あるいは無意識に)やっていると思われる。仮にそうなら、これもまたバーンに対する羨望の表れなのだろう。
なお「ミスト自身の声」で話すことも可能であり、この声はヒュンケルも聞いたことがなかった(つまり闇の衣状態も「ミスト自身の声」で話していないということになる。声音を変えているという感じだろうか?)。
ちなみにロン・ベルクは、テレパシーで若バーンの哄笑を聞いただけで「バーンか」と言い当てている。ミストバーンが「バーンの声」で話していれば正体に気づかれていた可能性は決して少なくない。

素顔の一端が描かれた頃は「決して誰にも見せてはならぬ我が素顔」と述べている。その際は歯ぎしりするなど上記の設定とは矛盾点も多いのだが、当時のジャンプではこういうのはよくあることだった。

  • 憑依

センシティブな作品


真の姿であるミスト形態で使用した力。あらゆる生物の体を乗っ取り自らの肉体とする非常に強力な能力。ミストには痛覚や疲労という概念が皆無で、尚且つ彼自身の格闘技術も一流であることから、乗っ取られた者は文字通り死ぬまで戦う超戦士となる。凍れる時間の秘法で生命活動を行っていない肉体に憑依していることから死体になっても操れる可能性は大いにある。

但し「火事場の馬鹿力」を常時出しっぱなしの状態であるので肉体に過剰な負荷がかかる諸刃の剣であり、この状態を維持するのは通常は不可能。武道家として鍛え抜かれたマァムの肉体ですら攻撃時の反動で負傷を余儀なくされている。それを克服している手段こそが凍れる時間の秘法なのである。

闇の衣を剥いで素顔を見せた時にバーンの肉体に入り込むという性質上、ビュートデストリンガーや呪文吸収はミスト自身の能力と思われる。また憑依してからはこれらの能力は使っていない。

闇の衣

ミストバーンが纏っているローブの通称。上述どおり、バーンの肉体を覆うための装備。本体が単なる暗黒闘気の集合体であることから、闇の衣はバーンが自分の肉体を覆い隠すためにミストの能力に合わせて用意した道具と思われる。

普段はこの衣と自身の能力でバーンの肉体を覆い隠して行動し、非常時にはこの封印を解いてバーンの肉体に入り込んでいる。

つまり、ミストバーンを確実に倒す方法は『闇の衣を纏っている内に光の闘気で衣の状態で行動するミストを滅ぼす』か、『バーンの肉体に憑依している状態で空裂斬等で憑依しているミストを倒す』の二択しかない。例外としては、『メドローアでバーンの肉体諸共消滅させる』という方法もある。しかし、元々ミストバーン自身の戦闘能力が軍団長ではバランと同等かそれ以上であり、強大な暗黒闘気で防がれるまたはメドローアも跳ね返される可能性もあるために、どの方法を取るにしても,極めて困難である。
またヒムから光の闘気を込めた拳を幾度も打ち込まれて弱りはしたが、ダメージ(負傷)を受けた様子はなかった。このことからミストを滅ぼすにはヒュンケルがやったように膨大な光の闘気を用いる必要があることが窺える。

余談

  • 1991年版でミストバーンを演じた難波圭一氏は同作でメインキャラクターのポップを演じているが、二者を全く違う声色で演じている。



  • 原作漫画では、彼の台詞は他の登場人物とは違う書体で写植されていた。

  • 凍れる時間の秘法で時間が止まっていたにも関わらず、バーンの肉体が嘲笑したり汗を掻いたりしているのはご愛敬。

  • ミストバーンは魔王軍関係者ほぼ全員に共通する部分を持つ。
「人間を見下し、その生命を軽んじるような言動を取る(ハドラー)」
「仲間同士で友情を築く(クロコダイン)」
「悪の組織の幹部でありながら、卑劣な策謀を嫌う気位の高さ(ヒュンケル)」
自分の体は傷つかず思い通りに動かせ尚且つ一方的に相手をいたぶる(ザボエラ)」
「自分の在り方にコンプレックスを持っており、それ故にバーンへの忠誠心が高い(フレイザード)」
「真の魔王軍最強(バラン)」
「表立っている姿が正体を隠すための目くらましに過ぎない(キルバーン)」
「自分が最も主に買われていると思い込んでいる(マキシマム)」などなど。
というよりもむしろ、ミストバーンのパーソナリティーそのものが、大魔王バーンに心酔する典型的な魔王軍だったのかもしれない。

  • アニメを新規で見たある視聴者はミストバーンの額の本体を「額についてる百均のハロウィン飾りみたいなやつ」と評してしまい、その正体を知っている古参のファンを爆笑させた。また、スパロボシリーズのプロデューサーとして知られる寺田貴信からは「白いハンブラビ」と評される等、外見をネタにされる事も多い。


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ダイの大冒険 大魔王バーン キルバーン ロン・ベルク ヒュンケル ハドラー ミスト   六大団長

凍れる時間の秘法 フェニックスウイング 闘魔傀儡掌 憑依 闇の衣

外印……るろうに剣心の登場人物。「亡者を連想させる髑髏のマスクで素顔を隠す」「指から糸(鉄線)を使って戦う(死体を人形にして動かす)」「死体で作った強靭な人形の内部に本体が潜んでいる」「当初はアホを装って誰とも会話せず真の姿と目的を隠していた」などなどミストバーンと類似点が多い。
ドゴルド……誰か身体を借りなければ活動できない「肉体なき戦士」である己にコンプレックスを抱き、絶好の身体となり得る人間に執着した者同士。
エリシオ……プリキュアシリーズに登場する敵幹部であり、多少の差異はあれど組織の首領のかつての肉体を依り代にしているという共通点がある。しかしストーリー終盤にてまさかの…

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