概要
『ダイの大冒険』世界に於ける力の概念のひとつ。所謂闘気(オーラ)の一種であり、様々な影響を及ぼす。主に好戦的な魔族や魔物が発するも、ヒュンケルがミストバーンから闘魔傀儡掌を伝授されて使えるように、闘気の扱い方さえ理解していれば普通の人間でも扱える。主に怒りや憎しみと言った『負の感情』や闘争心が力の源泉である。原作者の三条氏がオフィシャルファンブックで解説するところによると「通常の生命エネルギーたる闘気に魔物や魔族などに強く見られる精神性を上乗せした特別なもの」。そのため精神性を上乗せしないシンプルかつノーマルな闘気の使い手も種族に関係なくおりクロコダインなどがこれに該当すると解説されている。
エネルギーを放出したり武器に帯びさせて相手を攻撃するような通常の闘気技だけでなく、死霊などの骸を操る。影や鎧兵士に偽りの命を吹き込む。相手にダメージを与えると竜闘気と同様に回復呪文を暫くの間は受け付けない。多大に与えることで憎しみを受け入れた者や魔族の場合は肉体の傷を瞬く間に癒す、特別な肉体であれば蘇生も出来る、などといった魔的な応用が多い。
至れり尽くせりだが、その反面、影響力が強いと目元から黒い紋様が浮かび上がり、一切の情すらも消え去る。相性や、得手不得手から、闘気技を全く使えない者も当然おり、彼等は呪文や戦闘技術面に磨きをかけている。暗黒闘気に対し『光の闘気』は反物質に相当し、無生物より暗黒闘気で誕生した弱いレベルの怪物は特にこれを苦手とする。
魔炎気
高熱の炎を発する「魔炎気」も暗黒闘気の一種だが(三条氏曰く「発展系の一つで強力だが著しく生命力を消耗してしまう」)※闘気技の生命の剣も生命力を消耗する技であり魔族でない人が使うとあっという間に生命力を消耗してしまう。
フレイザード等の禁呪法で生み出された生命体だとノーリスクで使えてしまう。
大魔王バーンは自身の命と寿命を大切にするので寿命を縮める魔炎気を使用しないとの事。
真逆に相当する低温の魔冷気(または魔凍気、魔氷気)があるかは劇中では語られていない。
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